あのアドリブイベントを打倒!? 『ようこそ妄想営業部へ♥ Season4』イベントレポート&西山宏太朗さん、駒田 航さん、寺島惇太さん、仲村宗悟さん、白井悠介さんインタビュー
イベント後インタビュー(西山宏太朗さん、駒田 航さん、寺島惇太さん、仲村宗悟さん、白井悠介さん)
――まずイベントを終えた感想をお聞かせください。
西山コータロー役 西山宏太朗さん(以下、西山):今日は出演メンバーがたくさんいたので、「一人あたりの負担はいつもより少なくなるのかな?」と思っていましたが、やってみたらやっぱりハイカロリーでした(笑)。
その分、みんなで作り上げたという実感が大きかったです。今回、初めて登場した白井(悠介)さんがいい意味で場をかき回してくれて、今後の活躍にも期待しています。
駒田ワタル役 駒田 航さん(以下、駒田):毎度のことながら、マスク越しでもお客さんたちの表情やリアクションが感じられましたし、皆さんがいい雰囲気を作ってくださってありがたかったです。
イベントに限らず、新キャラとして登場する時は探り探りになりがちですが、やっぱり白井さんはすごいなと思いました。アドリブでも人間以外で戦っていくスタイルは白井さんしかできないと思うし、以前からいたような空気感や存在感があって、むしろ助けられました。自分が指名されていない時も、見ていて楽しかったし、自分も参加させてもらっているような感覚になりました。
寺島ジュンタ役 寺島惇太さん(以下、寺島):前回の「Season3.5」に出演できなかったため、「Season3」が開催された昨年6月以来と約1年ぶりのイベント出演でした。今回は昼と夜の2回公演だったので、前回以上に頭をフル回転させて、体力的にも自分を追い込んでいく感じでした(笑)。
また大所帯ということで、当番回が少ないほうが楽かなと思っていましたが、ミスすると挽回したり、巻き返す機会も少なくて、エンディングまでずっとヘコみ続けて、手応えのないまま終わる怖さがありました。
また白井さんが形態模写とか人外の動きなどビジュアルで笑いをとるスタイルで、普段ならこのくらいの動きをすれば笑ってもらえるかなという予測も立ちますが、お客さんが白井さんの動きに慣れてしまって。白井さん以上じゃないと笑ってもらえない、変な動きのハードルが上がってしまい、いろいろと封じ手が多かったイベントでした(笑)。
仲村シューゴ役 仲村宗悟さん(以下、仲村):僕は「Season3」からの参加ですが、自分の中でおもしろいという感覚とキュンとくる感覚の境目が曖昧になってきていて(笑)。
急にキュンとさせてきたり、急におもしろ方向にみんなが舵を取ったり、このイベントは何が起きるかわからないところが魅力だと思うし、白井さんが加わったことで、更に魅力が増幅したのではないかなと思います。
白井ユースケ役 白井悠介さん(以下、白井):今、左腕が痛いんです。なぜだかわからないんですけど(笑)。この「Season4」からの参加で、3月に行われた『AnimeJapan 2022』でのイベントや5月の『Season4イベント直前生配信』に出演させていただきましたが、メンバーがそろった形でお客さんの前に立つのは初めてで。
「どうなるのかやってみないとわからないな」と思っていましたが、目の前にお客さんがいてくださると反応してくれたり、一緒に空気を作ってくれるので、すごく心強かったし、やりやすかったです。
出演する皆さんもいろいろな修羅場をくぐり抜けてきた歴戦の勇者なので、僕はただそこに乗っかるだけでした。ただ言われて気付いたのは「そういえば僕、人間やってないな」と。でも「人間じゃないほうがやりやすいのかも?」と気付かせてもらえたので、いい機会でした。
出演者が選んだ今回のハイライトシーン
――今回のMVPやハイライトシーンを挙げるとすれば?
白井:どっと沸いたところはたくさんあったよね。
駒田:(西山さんの)「お願い! お願い!」(夜の部「3ワード即興ドラマ」)はおもしろかった。
仲村:僕も。
寺島:あれ、まるパクリしてたよね?
仲村:「お願い! お願い!」を見た瞬間、まるパクりしようと決めたから。
(全員爆笑)
西山:同じ「3ワード即興ドラマ」だと1部(昼の部)の研究開発部の神尾(晋一郎)さんと仲村さんのお題の「ベッド」「捧げる」「妄想」がおもしろかった。
仲村:お菓子を食べたから、それを捧げるというやつ。
西山:アクリル板がある距離感だからこそ成立するところもあって。
白井:仕込んでくるからな。晋一郎さんは。
仲村:あの人、何でお菓子を仕込んでいるんだろう? 毎回何か持ってくるんだよな。
西山:「必要だったら言ってね」と言われたけど……。
白井:必要になる場面はないでしょ。
寺島:僕は、昼の部で榊原(優希)くんと宗悟がやった、「なろうリング」を使ったくだり(神尾博士の発明品を使うコーナーで、「なろうリング」は異世界に転生できるリングを指名した相手に使わせる)。宗悟が配慮しているのに、榊原くんが徹底的に無視していたのがおもしろくて、一番ツボにハマったかも。
白井:短時間で衝撃的なものを連続で見させられたから、どんどん記憶が上書きされていくんですよね。
仲村:わかる! 残っていかないよね(笑)。
白井:やっていて個人的におもしろかったのは昼の部の「ケモーシャ」(神尾博士の発明品の1つ。野生動物になれるカチューシャ)。見ていても楽しかった。
駒田:僕は嫌だったけどね。
寺島:悲しいモンスターのやつでしょ?
西山:お尻からお菓子出してませんでしたか?
白井:いやいや口から入れて、口から出てきた。キメラなんだ。