
「鉄晴隊」はハイブリッド 肩ひじ張らずにみんなで一緒に楽しんでいきたい——『STATION IDOL LATCH!』井上 和彦さん・狩野 翔さん・矢野 奨吾さんインタビュー
山手線各駅の駅員キャラクターたちが業務時間を終えるとアイドルとして活動するアイドルプロジェクト『STATION IDOL LATCH!』(ステーションアイドルラッチ)。
現在、第2期を迎え、文化放送「PodcastQR」での新番組「STATION IDOL LATCH! 駅前広場 −radio & drama−」の配信や、ボイスドラマのストーリー展開にあわせて順次配信されるユニットごとの新曲リリース、小学館「ベツコミ」での漫画連載などが展開されています。
そして、7月17日(日)に行われた「BILIBILI MACRO LINK - STAR PHASE 2022」に「鉄晴隊(てっぱれたい)」の井上 和彦さん(新橋駅・鳥鷹 鉄路役)、狩野 翔さん(浜松町駅・湊 航琉役)、矢野 奨吾さん(田端駅・北 颯役)が『STATION IDOL LATCH!』を代表して出演。楽曲2曲を披露し、会場を沸かせました。
今回アニメイトタイムズは、イベント出演後の3名にインタビューを実施。イベントを終えての感想をはじめ、「鉄晴隊」や第2期の見どころなどについて語っていただきました!
思わずキャストも“ハイ”になったライブ
——イベントお疲れ様でした! お疲れのところ恐縮ですが、インタビューを始めさせていただきたいと思います。
鳥鷹 鉄路役・井上 和彦さん(以下、井上):全然疲れていないので大丈夫ですよ〜。
北 颯役・矢野 奨吾さん(以下、矢野):あれっ!? 移動中の言葉と全然違うじゃないですか(笑)。
井上:いやね、疲れると何をしているのかわからなくなるよね。
矢野:それを“疲れている”と言うんですよ(笑)。
湊 航琉役・狩野 翔さん(以下、狩野):もうハイになっちゃっているんですね。
井上:そうそう。ハイになっちゃってる。
狩野:じゃあもう1回(ライブを)やりますか?
井上:今日はもういいや!
一同:(笑)。
——では、改めまして、ライブイベントを終えての感想をお願いいたします。
井上:すごく楽しかったです! ああいう舞台に立つと、ちょっと自分が自分じゃなくなる感じがしますね。
狩野:舞い上がっちゃいますよね。
井上:地面に足が着いていないというか、羽が生えているような感覚でした。“翼をください”という感じでね。
狩野:いま〜私の~♪
矢野:インタビューなのに様子がおかしいぞ(笑)。
井上・狩野:(笑)。
——大いに盛り上がったライブを終えたばかりですので……(笑)。井上さんと狩野さんがハイになるほど、お客さんのパワーがすごかったですね。
矢野:本当にお客さんのパワーに後押しされているような感覚がありました。
井上:みなさんが本当にあったかくて、お客さんにすごく助けられた感じがしましたね。
狩野:これを機に『STATION IDOL LATCH!』を知っていただけたらという想いがありましたよね。あと本番中、矢野くんとも和彦さんとも歌っている最中にめちゃめちゃ目が合ったのがすごく嬉しかったです。
井上:そうそう! アイコンタクトが結構あったよね。
矢野:本当に楽しかった!
——楽しんで歌っている様子は画面越しでも伝わってきました。パッセンジャー(LATCH!ファンの名称)以外のお客さんがいる中でのライブは初めてとのことですが、手応えはありましたか?
矢野:すごく盛り上がってくださっているのがわかりましたし、ペンライトの色を(山手線カラーの)緑にしてくださったり、僕らの手拍子や煽りにのっかってくれたりしてありがたかったです。マネージャーさんがステージ脇で撮ってくれた動画をチェックしたら、もうぴょんぴょん飛び跳ねてお客さんも楽しんでくださったのですごく良かったなと安心しています。
井上:そうだね。優しさと労わりに溢れていました。
矢野:労わり(笑)。
井上:(笑)
狩野:イベントのために予習してくださった方もいるかもしれませんが、たぶん『STATION IDOL LATCH!』のことを知らない方にとっては初めて聴く歌なのに、よくそんなに合わせられるんだなとびっくりしました。ペンライトを曲に合わせて振ってくださって、僕たちがリードしなくてもお客さんがやってくださったので本当にありがたかったです。
井上:あれはすごかったよね! 本当にありがたいことです。
——会場が一体感に包まれていましたよね。また、お三方の振り付けもいつもより気合いが入っているように感じました。
井上:ついつい気合いが入りすぎちゃって(笑)。
狩野:“トゥナイトゥナイナイ グッナイ”という歌詞のところで、僕飛びましたもん(笑)。
井上:あはははは。
矢野:イヤモニをしていると、途中で誰かしらの声が消える瞬間がありました。(笑)
狩野:それだけ「SUNRISE!!」はめちゃくちゃハードなんです。ダンスも歌もすごく忙しい。
矢野:1回だけでも汗だくになりますよね。
井上:全力短距離走みたいな感じだよね。短距離の割にはちょっと長いかも。
狩野:ですね。400mを全力疾走しているような感覚になりますもん。
——確かに。サビ部分もすごく盛り上がりますしね。
狩野:はい。応援歌みたいな楽曲なので、エネルギーを込めようとするとやっぱりテンションも上がっちゃいます。
矢野:“ガンバレ ガンバレ”という歌詞があるんですけど、僕ら自身にも言っているという(笑)。
井上:僕は完全に自分に言っているよ。“お願いだから足つらないで……!”って(笑)。
狩野・矢野:あはははは!
狩野:だいたい「SUNRISE!!」を披露するときは、終わった後に動画を見るんですけど、サビの後半のほうで必死の形相になっていないかなっていつも不安になります(笑)。
矢野:今日は大丈夫でした?
狩野:大丈夫だった!
井上:俺は怖くて見られない……。
矢野:大丈夫でしたよ!
狩野:和彦さんはいつも大丈夫です!
井上:どちらかというと、ちゃんとやろうじゃなくてみんなと一緒に楽しもう!という気持ちが一番大きいよね。最初は一生懸命で本当にきっちりやろう!という気持ちが強かったのかもしれません。
狩野:確かに、初のファンミーティングイベント「1st Passenger Meeting」のときはそうだったかもしれません。
井上:難しい振り付けではないけど激しいので、なかなか身につけられなかったり。
矢野:そうですね。ちょっとずつ慣れたというか、体に染み込んできた気がします。
井上:振りのひとつひとつが大きいから、やっていて気持ちが良いよね。
狩野:はい。だからこそ、もっと大きい会場でより大きく見せていきたいと思います。