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『アキバ冥途戦争』とんとことんキャスト座談会・前編【インタビュー連載第12回】

『アキバ冥途戦争』とんとことんキャスト座談会・前編│衝撃のラストに「嵐子としては悔いはなかった」。予想不可能な最終話でメンバーの生き様を感じてほしい【連載第12回】

CygamesとP.A.WORKSのタッグで贈る新作オリジナルTVアニメ『アキバ冥途戦争』。第11話「萌えなき戦い」では、ケダモノランドグループから言い渡された絶縁宣言に始まり、ギラギライオン襲撃、なごみ・嵐子と凪による和解で終わる……かと思いきや、嵐子が命を落とすことに……。最終話に向け物語が加速しています。

アニメイトタイムズの連載インタビュー第12回・第13回は、“とんとことん”キャストによるスペシャル座談会。和平なごみ役・近藤玲奈さん、万年嵐子役・佐藤利奈さん、ゆめち役・田中美海さん、しぃぽん役・黒沢ともよさん、ゾーヤ役・ジェーニャさん、店長役・高垣彩陽さんが集結しました!

収録は少人数に分かれて行われていたため、全員が集まるのはこの日が初めて。再会を喜びながら、第11話についての思い出、嵐子への思い、そしてクライマックスの見どころをお話いただきました。笑いあり、涙ありの座談会をどうぞお楽しみくださいブー!

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アキバ冥途戦争
1999年春かわいいメイドに憧れて、ひとりの少女が秋葉原にやってくる。世紀末の“アキバ”は、多種多様なメイドさんでいっぱいいっぱい。メイドカフェ「とんとことん」通称『ブタ小屋』は、今日もブヒブヒ営業中!一緒に入店した新人メイドは破天荒さんで、ドッタンバッタン大慌て。推しメイドや調教師、秋葉外生命体も現れて、赤バットはフルスイング!これは、全てのご主人さまとお嬢さまに贈る、渾身のメイドお仕事奮闘記。「みなさまのお帰りをお待ちしてますブー」作品名アキバ冥途戦争放送形態TVアニメスケジュール2022年10月6日(木)~2022年12月22日(木)TOKYOMX・BS11ほか話数全12話キャスト和平なごみ:近藤玲奈万年嵐子:佐藤利奈ゆめち(柊結夢):田中美海しぃぽん(後藤志乃):黒沢ともよゾーヤ:ジェーニャ店長(八重樫靖子):高垣彩陽御徒町:平野綾取り立て屋:内山昂輝大将:小山剛志ねるら:石見舞菜香凪:皆川純子愛美:ユリン千晶末広:諏訪部順一スタッフ原作:ケダモノランド経営戦略室監督:増井壮一シリーズ構成:比企能博キャラクターデザイン・総作画監督:仁井学美術監督:本田こうへい美術設定:伊良波理沙色彩設計:中野尚美プロップ設定:入江健司、鍋田香代子撮...

「嵐子としては悔いはなかった」

店長役・高垣彩陽さん(以下、高垣):こうやって全員が集まったのは初めてだよね!

ゾーヤ役・ジェーニャさん(以下、ジェーニャ):確かに! すれ違うことはあったけど。

高垣:すれ違っても全員はなかなか揃わなかったんですよね。だから今回のインタビューを楽しみにしていました。

──ありがとうございます! では第11話放送のご感想から伺えればと思うのですがいかがでしょうか?

万年嵐子役:佐藤利奈さん:……死にたくなかったなぁ……。

一同:(笑)

──衝撃のラストでしたね。

佐藤:オリジナルアニメーションなので「嵐子が死ぬ」と私は事前に知らなくて。いや、死なないでしょ!って思っていたんですけど……確か、死ぬことは収録の数話前にジェーニャちゃんから聞いたんだよね。

ジェーニャ:でも、「違うかもしれない」「死ぬわけない」ってどこか期待を抱いていました。第11話も実際に死んでいるか、分からない終わり方でしたし。

高垣:それはあるかなと思いましたよね。「と、見せかけて!」っていう……。

ジェーニャ:でも死んでしまった。泣きました。

和平なごみ役:近藤玲奈さん(以下、近藤):私も実は「嵐子さんが死ぬよ」と耳にしていたんです。その時は「えっ!」と、衝撃でした。前半はコミカルなお話が多かったですし、人が死ぬことに対して、キャラクターたちもあまり重く捉えていない印象がありました。

それで……なんて言ったらいいか分からないんですが……私自身もその世界に入り込んでいたので、自然と慣れてしまったところがあったんです。でもなごみにとって嵐子さんは、一緒の時期に入店した一番近い存在。だから信じられない気持ちでした。

さきほどジェーニャさんも言っていたように、どこか期待していたところもあって。第11話のアフレコ映像をチェックした時に、最後の最後までそういう描写がなかったので「あ、死なないんだ。もしかしたら(方向性が)変わったのかも」と思ったんです。

高垣:今まで生き延びてきたしね。

ジェーニャ:そう! これまでも危ないシーンがあったけど、乗り越えてきてたし。

ゆめち役・田中美海さん(以下、田中):私は、それまでの嵐子さんだったら回避できたのかなとも思いました。なごみと一緒にいて、少し気が緩んでしまったところがあったのかなと。第10話でも「脇が甘くなってしまう」という言葉がありましたし。そういうことを考えてしまうと切なかったです。私も嵐子さんが好きだったので辛かった……。

しぃぽん役・黒沢ともよさん(以下、黒沢):黒沢としては、あまりにも多くの人を殺してきたから、名誉の死を与えられなかったのかなと思いました。抗争の中で誰かをかばって死んでしまうと、あまりにもかっこよくて、それは良くないんだろうなって。

きらびやかなところを残すのではなく、人に刺されてサクっと死んで。言葉に迷いますけど、悪いことをした人はそれなりの死に方をするというか。そういった作品の心を感じました。

高垣:その本質的なところで言うと、どこか無常感があるようにも思います。因果応報のようなもの。思いがけないところで願いが叶わなかったり、裏切られてしまったりと、この作品における、抗えない大きな力があって。なごみちゃんはそこに対して抗っていこうとはするんですけど、飲み込まれていって、命を落としていったキャラクターもいる。その中で、嵐子も……。

メインキャラクターがこのタイミングでいなくなるとは思っていなかったので、高垣的には驚きましたが、嵐子自身は「いつ死んでもいい」と思っていた人のような気もしています。自分が命を懸けることに対して、他のメンバーよりも覚悟が決まっていたというか。諦めもあったのかもしれませんけど、死という概念に、メンバーの中で一番近い人だったのかなって。

そんな嵐子が、とんとことんでの生活や、末広さんとのデートを経て、変わっていくさまを視聴者としては見せつけられていて。嵐子の変化を見ていると、彼女を好きになってしまうようにできているというか。

ジェーニャ:幸せになってほしいと思ってしまう。

高垣:そう! このひとに幸せになってほしいなって思わせる話数が第10話に用意されていて。でも「あ、そうはいかないんだ」っていう。末広さんの死も、すれちがいで……ある意味救いがないのかもしれないですけど。非情感、無情感を覚える第11話でした。敵、味方、関係なく、登場人物が魅力的だからこそ、それをズシッと見せつけられましたね。

佐藤:私は末広さんとのデートの中で帽子が飛んでいくシーンが印象深いです。なごみちゃんからもらったヘアゴムをあんなに大切にしていた嵐子が、今回帽子を持って帰っていない……。嵐子の変化が少し寂しくもあり…でも彼女にとってそれだけ大きな出来事なんですよね。「ブレてほしくなかった」という理想を私が押し付けているだけなんだな、と。

ジェーニャ:でも、逆に完璧じゃないほうが人間らしいかもよ。

佐藤:そうだよね。「嵐子も人間なんだな」と思えて愛しく、哀しい話数です。

 

(C)「アキバ冥途戦争」製作委員会
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