『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』ジャンプフェスタ 2023ステージレポート｜追加キャストの小市眞琴さん（明神弥彦役）、八代拓さん（相楽左之助役）も登壇！ 本作にかける熱い想いやお気に入りのシーンをメインキャスト陣が語る

キャスト陣から人気を集めたのは、あの二人のキャラクターの関係性!?

その後は、キャスト陣が原作のお気に入りのシーンを紹介するコーナーへ。

最初に紹介されたのは、今回出演が叶わなかった斉藤壮馬さんが選んだ、原作序盤の最大の敵・鵜堂刃衛との戦いのシーン。本気の剣心の戦いが描かれる同シーンは、薫を演じる高橋さんにとっても印象的だったようで、ここから本格的な戦いが始まったことを感じ取っていたそう。また八代さんは、刃衛を含めた様々な敵キャラクターの存在感が『るろうに剣心』という作品の大きな魅力になっていると語ります。

そんな八代さんがチョイスしたのは、高荷恵を助けに行こうとする剣心達に対し、当初は全く乗り気ではなかった左之助が、最終的には一緒に行くことを決めるまでの一連のやりとり。ワガママとも義理堅いとも取れる左之助の性格が垣間見えるシーンですが、そこから剣心との会話を通じて考えを変える柔軟さ、剣心と左之助という二人のキャラクターの関係性が感じとれるようにもなっている点が、このシーンを選んだ理由になっているのだとか。

一方、小市さんと高橋さんは、共に弥彦と由太郎が登場する同じエピソードをチョイスした形に。それまで周囲に大人が多かった弥彦にとって、由太郎は数少ない同世代のライバル的な存在で、弥彦が成長するきっかけにもなっていると小市さんが語れば、高橋さんも同世代の由太郎がいたからこそ弥彦に気づけたことがあると同意し、二人の関係性の魅力をアピール。同エピソードのラストシーンに話題が移ると、さらに熱を帯びた二人のトークが止まらなくなるほどの盛り上がりで、時間の関係で強制的に次の話題に切り替えられるという一幕も繰り広げられていました。

その後ステージでは、和月先生と共に、ストーリー協力の立場として原作やノベライズを手掛ける黒碕薫先生から、キャスト陣へのファンレターが到着。

自分へのファンレターを自ら読み上げるという形式だったこともあり、キャスト陣はやや照れ恥ずかしそうにしながらも、八代さんとの出会いを「奇跡」、小市さんの声を「将来いい男になる声」、高橋さんの声を「圧倒的透明感」と表現する、パワーに溢れた言葉の数々に感激していた様子でした。

最後は、本作を含めた様々なメディアで表現される『るろうに剣心』すべてが、マルチバース的な「本物」の作品であるという原作者・和月伸宏先生からのコメントが読み上げられた後、キャスト陣が本作への想いとファンへのメッセージを送る形で、ステージは締めくくられました。

いよいよメインキャスト陣も発表され、徐々に全貌が明らかになりつつある『るろうに剣心 −明治剣客浪漫譚−』。様々なメディアで大ヒットを巻き起こした伝説の作品の復活に向け、今から期待が高まります。

TVアニメ「るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－」作品情報

放送情報

2023年フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送

スタッフ

原作：和月伸宏『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』（集英社 ジャンプコミックス刊）
監督：山本秀世
シリーズ構成：倉田英之
キャラクターデザイン：西位輝実
音楽：髙見 優
制作：ライデンフィルム

キャスト

緋村剣心：斉藤壮馬
神谷 薫：高橋李依
明神弥彦：小市眞琴
相楽左之助：八代 拓

公式サイト
公式ツイッター（＠ruroken_anime）

原作情報

『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』は、1994年から1999年に「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載され、1996年に初のTVアニメ化、1997年に劇場版を公開、そして1999年以降3作のOVAが発売され、5度にわたるアニメ化を果たした。現在、続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が「ジャンプスクエア」（集英社）にて連載中のアクション時代劇の金字塔作品。

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