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冬アニメ『犬ひろ』猫谷ミケ役 相良茉優インタビュー【連載第3回】

冬アニメ『犬になったら好きな人に拾われた。』猫谷ミケ役・相良茉優さんインタビュー|ミケはこれまで演じたことがないほどに叫びまくるキャラクター。徐々に変化していくポチ太への接し方に注目!【連載第3回】

もし男子高校生が転生したら犬になって、同級生の女の子に飼われたり、他の女の子に取り合いされるとしたら……? そんな男子にとっての夢を叶えた、古川五勢先生による漫画『犬になったら好きな人に拾われた。』(『月刊少年マガジンR』連載)。本作のTVアニメが2023年1月6日(金)より放送中です!

第2話では、加恋の家にポチ太の実家の隣りに住む猫谷が遊びに来ました。猫谷をうまく使って実家に一度戻ろうと画策するポチ太でしたが……。続く第3話では、ポチ太があれこれして猫谷に気に入られようとするも、実は猫谷が犬嫌いだったことが発覚。加恋が急に嫉妬し出して変な展開になりつつも、ポチ太の良さを理解して、少し距離が縮まるのでした。

アニメ放送を記念し、アニメイトタイムズでは、キャストへの連続インタビュー企画をお送りしています!

第3回は加恋の友人であり、ポチ太のご近所さんの猫谷ミケを演じる相良茉優さんです。初めて作品に触れた感想や、「初めて演じるタイプ」と語るミケの印象、さらには、あふれる動物愛についても語っていただきました。

合わせて、前回、ポチ太役の梅田修一朗さんからお預かりした質問にもご回答いただきました。

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犬になろう系ちょっとHなVR風ラブコメ目覚めたら、思いを寄せるクラスメイト“犬飼さん”の飼い犬“ポチ太”になっていた!学校では超クールな彼女だが、実は度を越した犬好きだった。お散歩、トイレ、お風呂――犬として飼育される日々はハプニングの連続。早く人間に戻りたいけど、好きな人に徹底的に愛される暮らしは幸せで……このままでは、身も心も犬になってしまう!?“犬目線ローアングル”でおくる新感覚ラブコメディ!作品名犬になったら好きな人に拾われた。放送形態TVアニメスケジュール2023年1月6日(金)~2023年3月24日(金)TOKYOMXほか話数全12話キャストポチ太:梅田修一朗犬飼加恋:会沢紗弥猫谷ミケ:相良茉優月城うさぎ:小坂井祐莉絵スタッフ原作:古川五勢(講談社「月刊少年マガジンR」連載)監督:安ドウタカシヴィジュアルディレクター:斉藤久キャラクターデザイン・総作画監督:森田和明デザインワークス:岩田竜治 森前和也 輿石暁 柄谷綾子 鷲北恭太美術監督:地蔵本拓嗣美術設定:地蔵本拓嗣 小野寺美幸 秋山真理子色彩設計:ながさか暁撮影監督:加納篤編集:木村祥明音響監督:吉田光平音響効果:鈴木潤一朗 静岡佑紀音楽:菊池達也(marble)アニメーション制作:Q...

こんなに叫ぶキャラを演じるのは初めて! ミケとの共通点は明るくて、友達を引っ張っていくところ

――第3話を振り返ってみての感想と印象深かったシーンをお聞かせください。

猫谷ミケ役・相良茉優さん(以下、相良):第3話の収録はすごく大変だった記憶があります(笑)。ミケちゃんが叫んだ後、めちゃめちゃダッシュしてから、転んで倒れてしまうシーンは特に苦労したので印象深いです。

私は今まで叫ぶキャラをあまり演じたことがなかった上に、ディレクションも「もっと抑揚を付けてください」というオーダーをいただいて。難しかったですし、叫びにもいろいろなパターンがあるんだなと勉強になりました。

――猫谷は3人のヒロインの中でも、ひと際喜怒哀楽が激しくて忙しいキャラですよね。

相良:そうなんです! 台本を見ると犬嫌いということもあって、ずっと叫んでいますし。

――初登場は第2話でした。

相良:第2話の終盤でちょこっと(笑)。ポチ太がお散歩に行ったとき、急に走り出した犬飼さんのスカートがめくれて、ポチ太が「見えてる! 見えてる!」と慌てているのがおもしろかったです。注意しながらも、見て興奮していて。梅田(修一朗)さんの演技も「見たいけど、見ちゃダメ」という葛藤と興奮が感じられておもしろかったです。

――原作を読んだり、演じてみて感じた作品の印象や魅力をお聞かせください。

相良:犬が主人公で、かつ犬目線のマンガは珍しいですし、ポチ太を通して女の子たちのかわいさが垣間見えるのがいいですね。また、転生ものとは違って、アニメでも今後明かされていきますが、犬になった理由もハッキリしているんですよね。

あとは、ヒロインが3人いることで、それぞれの個性がしっかり掘り下げられ、より魅力的に描かれていますし、愛着も湧いてくるのかなと。エッチな部分がありつつも、ドラマやストーリーもちゃんと作られているのが素敵だなと思いました。

――ポチ太のシチュエーションについて、加恋役の会沢紗弥さんは「誰でも一度は憧れるもの」、梅田さんは一瞬考えつつ、憧れということに同意していました(笑)。相良さんはどう思われましたか?

相良:犬というのが微妙ですね。見ているだけで何もできないし。

――梅田さんは部屋の観葉植物になって、見守るだけでもいいというロマンチックな発言も……。

相良:それなら動ける分、犬のほうがいいんじゃないですか? 犬でもラッキーなシチュエーションにたびたび遭遇しますし、「ワンちゃんなら仕方ないか」と許してくれそうですし。そこが男性のロマンなのでは?(笑) そう考えると会沢さんの意見のほうが賛同できるかも。見つめるだけなんてつらくないですか? 透明人間になるのが一番いいとは思いますけど(笑)。

――どんな思いや準備でオーディションに臨まれましたか? また決まった時の感想は?

相良:私はミケとうさぎでオーディションを受けました。うさぎちゃんはかわいらしくて、「先輩好き!」みたいなキャラなので、自分の引き出しにもあったので演じやすかったんですが、ミケちゃんは見た目がヤンキーっぽい、アップダウンが激しい女の子で、演じたことがないタイプでした。なので、まずは見た目に合うイメージや、ヤンキー感に合う声質と、アップダウンのメリハリ、怖がって叫ぶところと優しく語りかけるところを出せるように意識しました。

ミケで合格をいただいたときは「うさぎじゃなくて、ミケなんだ!?」とビックリしました。今まで演じたことがないタイプの役でしたし、後で「泣き叫ぶところがミケちゃんらしかった」とお聞きして嬉しかったです。

――演じるミケの印象やご自身と似ている点、違う点、共感できるところなどお聞かせください。

相良:見た目はギャルですが、中身は本当にいい子で、友達思いで。犬にトラウマがあって、最初はポチ太のことも苦手でしたが、ポチ太がいい子だと分かると、少しずつ仲良くなろうと努力もできる子なんです。意外に乙女なのもいいですね。

彼女との共通点は、お互いに明るいところですかね。私も友達と遊ぶときは明るいですし、「あそこ行こう!」と引っ張っていくタイプで、ミケちゃんもそうじゃないかなと思います。

違う点は、私は犬嫌いどころか、動物全般が好きなので。あと私はあんなに叫びません(笑)。ただミケちゃんと同じように、焦っているときにどたばたしてしまって、逆にトラブったり、ハマってしまうことはあります。

――ポチ太が加恋やミケを気遣ってやったことに、ミケはちゃんと気付くんですよね。

相良:最初はポチ太の思いがけない行動に動転しますが、後で気付けるし、周りをよく見ていて、他の人のことを考えてあげられるところもいいですね。

――たぶん3人のヒロインの中で一番まともなのでは?

相良:そうです! 犬をめっちゃ怖がっているだけで。加恋やうさぎは相当ぶっ飛んでますから(笑)。常識人という点も私と同じかも……何でそこで笑うんですか!?

宣伝担当:自分で言う人ほど怪しいですよね。

相良:そんなことないですよ! たくさん人がいて、みんなが騒いでいるときも私はおとなしくしているし、自分では常識があるほうだと思います。

――会沢さんとうさぎ役の小坂井祐莉絵さんより自分のほうが常識人だと思いますか?

相良:それは会沢さんのほうがちゃんとしているかもしれない(笑)。祐莉絵ちゃんとは仲良しで、よくハメをはずしてしまいがちなので。ですが、ちゃんとしようと思えばできる子なので、キャスト3人の中で一番ちゃんとしていると思います。

 

(C)古川五勢・講談社/犬ひろ製作委員会
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