冬アニメ『便利屋斎藤さん、異世界に行く』ラファンパン役東山奈央さん×モーロック役チョーさん第1話振り返りインタビュー｜いろいろな話がてんこ盛りでつかみはバッチリ！　チョーさんとモーロックには悲しい共通点が……？【連載第2回】

第2話は、ラファの美しい姿とエピソード、そしてサイトウの華麗な包丁さばきに注目!?

――PV等の映像をご覧になった感想をお聞かせください。

チョー：とても丁寧に作られているなと思いました。放送から考えると早いタイミングから収録が始まっていますが、じっくり時間をかけて制作されているからなんだろうなと思います。

東山：ラファの羽がパタパタするところなど、1カット1カットがきれいですよね。あとモーロックと言い合っている時のラファのギャグ顔もかわいいですね。

チョー：1話の中にいくつかの短編を詰め込んでいますが、それぞれ始まる前に出るタイトルも効いていますね。

東山： キャラの表情も活き活きしていますし、動きのあるシーンは原作ファンの方も「アニメになってよかったな」と思っていただけるのではないでしょうか。もっと完成した映像を観たくなりましたし、今後が楽しみになりました。

――第2話の見どころや注目ポイントのご紹介をお願いします。

東山：原作を読まれていた方ならご存じの、サイトウの華麗な包丁さばきが見られます(笑)。ラファの秘密も明かされますし、ラエルザのキュンとするシーンもあります。

チョー：魔王などおもしろいキャラも続々と登場します。

東山：まだ物語の風呂敷を広げている段階なので、第2話を見てもまだ「？」が残るかもしれませんが、どのエピソードもすべてに意味があり、今後につながっているので、細かいシーンも覚えておいてくださいね。

――「主人公はサイトウではなく、モーロックじゃないか？」と思わせるシーンやエピソードも今後出てきますね。

チョー：第1話、第2話の頃は「そういう役なんだな。楽しいな」と思っていたけれど、物語がシリアスになっていくと、段々しゃべり出して、「何でこんなにしゃべるんだろう？　もうこの辺でいいんじゃない？」と、内心ちょっとしゃべり過ぎじゃないかと思っています。

東山：いえいえ。

チョー：ラエルザやラファなどが今後もっとクローズアップされていくと思うし、そうならないと困ります(笑)。

『便利屋斎藤さん、異世界に行く』作品情報

あらすじ

今までの人生、ずっと平々凡々と生きてきた。
運動も、勉強も、そこそこ。決して一番になれない普通の人間……それが、斎藤さん。
職業“便利屋”の斎藤さんは、ある日、異世界に転生する。
そこで出会ったのは、強く美しいツンデレ戦士。ラエルザ。
呪文を忘れる最強魔法使い。で、エロじじいのモーロック。
姿はかわいいが守銭奴の妖精。ラファンパン。
斎藤さんは個性的すぎる仲間たちとダンジョン攻略に挑む。
鍵開けのノウハウで、宝箱を開けたり、カバン修理のスキルで、仲間の防具を直したり。
元の世界で身につけた“便利屋”の経験を異世界で活かす。
異世界でも斎藤さんは決して「特別」ではない。
しかし、必要とされることを知り「ありがとう」を知る。
斎藤さんは充実していた。