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アニメ化決定!新しい野球漫画『忘却バッテリー』の魅力をご紹介!

野球を辞めた天才たちが出会い、動き出す物語──アニメ化が決定した新しい野球漫画『忘却バッテリー』の魅力をご紹介!

先日アニメ化決定が発表された野球漫画『忘却バッテリー』。これまで数多くの作品で描かれてきた高校野球に記憶喪失という新しい要素が加えられた本作は、既に多くのファンに支持されており、アニメ化と聞いて「待ってました!」という方もいらっしゃることでしょう。

アニメ化決定を記念して、本作が連載されているマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」では8月31日まで全話無料公開中です。「これを機に絶対読んでほしい!」ということで、『忘却バッテリー』ファンのライターが作品の魅力をご紹介!

本格的な高校野球とギャグ満載の男子高校生の日常、そして記憶喪失が融合した『忘却バッテリー』の魅力に触れてみてください。

あらすじ

中学球界で名を馳せた完全無欠の剛腕投手・清峰葉流火、切れ者捕手の“智将”・要圭の怪物バッテリー。全国の強豪校からスカウトを受けていた彼らが進学したのは何故か野球無名校の東京都立小手指高校だった。さらに圭は記憶喪失で野球に関する知識も失っていた。そしてかつて彼らに敗れ散り野球から遠ざかっていた天才たちも、偶然同じ高校に入学しており...。
巡り合い、再び動き出す彼らの高校野球ストーリーがいま始まる―!(公式より引用)

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忘却バッテリー
中学球界で名を馳せた完全無欠の剛腕投手・清峰葉流火、切れ者捕手の“智将”・要圭の怪物バッテリー。全国の強豪校からスカウトを受けていた彼らが進学したのは何故か野球無名校の東京都立小手指高校だった。さらに圭は記憶喪失で野球に関する知識も失っていた。そしてかつて彼らに敗れ散り野球から遠ざかっていた天才たちも、偶然同じ高校に入学しており…。巡り合い、再び動き出す彼らの高校野球ストーリーがいま始まる―!作品名忘却バッテリー放送形態TVアニメスケジュール2024年4月9日(火)〜2024年7月2日(火)テレビ東京系・AT-Xにて話数全12話キャスト清峰葉流火:増田俊樹要圭:宮野真守藤堂葵:阿座上洋平千早瞬平:島﨑信長山田太郎:梶裕貴土屋和季:山谷祥生国都英一郎:大塚剛央巻田広伸:石井マーク桐島秋斗:河西健吾スタッフ原作:みかわ絵子(集英社「少年ジャンプ+」連載)試合制作:高嶋栄充監督:中園真登シリーズ構成:横手美智子副監督:飯田剛士キャラクターデザイン:長谷川ひとみアクション作画監督:立中順平 徳丸昌大美術監督:船隠雄貴色彩設計:中野尚美撮影監督:川下裕樹3D監督:小川耕平編集:吉武将人音楽:菊谷知樹 山崎寛子音響監督:名倉靖音響効果:長谷川...

キャラクター

「完全無欠」の天才投手・清峰 葉流火(CV.増田俊樹)

本作の主人公・清峰は、天才的な野球センスを持つピッチャーで、その圧倒的な強さで捕手である要とともに数多の球児の心をへし折ってきました。野球に関しては異常なまでの負けず嫌いで、練習時間外でもハンドグリップで握力を鍛えているほど、強くなることに余念がありません。

身長185cmと体格にも恵まれているうえ、顔もイケメン……ですが、それらが霞んで見えるほどにとにかくコミュニケーション能力が低すぎるという欠点が。

彼の豪速球に打ち負かされ悔しい思いをした球児は数知れないほどいるというのに、清峰本人は自分が勝った相手に興味がないため、相手のことを微塵も覚えていません。さらに、そのことを平気で相手に言い放ち、要らぬ恨みを買ってしまいます。

作品タイトルと記憶喪失の設定を聞くと、“忘却”は捕手の要を指しているように思ってしまいますが、『忘却キャッチャー』ではなく『忘却バッテリー』なのは、清峰が倒した相手のことを覚えていないことにもかかっているのではないかと思います。
 

記憶喪失の元天才捕手・要 圭(CV.宮野真守)

もう1人の主人公・要は、かつて“智将”と呼ばれた名捕手。しかし、記憶喪失となった現在、その面影は全くなくただの“アホ”。本作のギャグ要素の8割を彼が1人で担っていると言っても過言ではありません。

回想シーンで登場する“智将”の頃のクールさと現在の“アホ”の緩さは風邪をひきそうなほどの落差です。立て板に水のようにペラペラと話し、感情のままに表情がコロコロと変わる言動は軽率そのもの。自分の情けない姿を見せることにも躊躇がなく、原作3話目にして土下座を披露する始末です。

どうして彼は記憶喪失になってしまったのか、本作最大の謎は彼が野球を再び始めることによって少しずつ紐解かれていきます。先ほどギャグの8割を担っていると言いましたが、本作のシリアス要素も半分は要が担っているのが本作の面白いところ。ギャグ回、シリアス回、どちらでも活躍する要圭に注目です!
 

作品の魅力

ギャグとシリアスの緩急

本作の一番の魅力はギャグとシリアスの絶妙なバランスです。基本的な物語は清峰・要バッテリー2人を中心に展開されていくのですが、よくしゃべる要が必然的にストーリーの中心となり、彼に周りの人間がツッコんでいきます。

おだてられてやる気になったかと思えば、たった1球捕っただけで手の痛みからやる気ゼロになったり、きつい練習となると言い訳や文句のオンパレードとなる要。中でも特に酷いのは彼の一発ギャグ。第1話から時折披露される「パイ毛~~~~!!!」は微塵も面白くないのに、よりによって大事な場面でも空気を読まずにそれを発してしまい、場を凍り付かせます。(今「パイ毛?」となったあなた、それは正しい反応です)

その一方で、シリアスな展開も見逃せません。清峰・要のチームメイトとなるキャラクターたちは中学まで本気でやっていた野球を様々な理由で一度辞めています。大好きだったはずの野球を辞める選択をした彼らの苦悩が描かれるシーンは見ているこちらも胸が苦しくなるほど。

もちろん、野球漫画の醍醐味である試合も練習試合から熱戦ばかり。試合展開もさることながら、他の野球漫画にはない“あること”で読者はハラハラさせられてしまうことも。それが一体何なのか、ぜひご自分の目で確かめてください。ヒントは(冗談抜きで)「パイ毛」です。
 

かつてのライバルがチームメイトに

野球漫画の見どころといえば、初めはバラバラだった登場人物たちがひとつのチームになっていくところではないでしょうか。本作では、野球を忘れた要と彼を追って入学した清峰、そしてそんな2人に敗れて野球を辞めたかつての球児たちが、野球無名校である東京都立小手指高校で運命的にチームメイトに。

清峰以外の選手たちは初めこそ拒否反応を示していましたが、本当は野球が大好きでその未練を残したまま野球から遠ざかっていたため、次第にまた野球にのめりこんでいきます。

清峰・要バッテリーに負けたことがひとつのきっかけとなって野球を辞め、ある種のトラウマのようにもなってしまっている彼ら。そんな彼らの沈んだ心をアホの要の言葉が救うシーンは本作の中でも胸を熱くする名場面といえるでしょう。要はアホですが、アホなだけではありません。

個性の強い名選手たちがどのようにチームになっていくのか、注目していただきたいです。

 

“普通”だから味のあるキャラクター・山田太郎

直情的でパワーのある藤堂葵、俊足と頭脳プレーを得意とする千早瞬平など本作には個性的なキャラクターが多数登場します。そんな中で筆者が推したいキャラクターは、本作の語り手兼ツッコミ役である山田太郎です。

『ドカベン』好きな父親から名付けられた平凡な名前の彼は、小柄で野球のセンスもさほど高くはなく、他のキャラクターたちに比べるとスペックも“普通”である人物。しかし、クセの強いキャラクターの中で穏やかかつ常識人である彼はチームメイトから厚い信頼を寄せられています。

野球に真面目に取り組んできた選手であり、自分より野球の上手いチームメイトや対戦相手選手への敬意が言動の随所に感じられるのも彼の魅力的なところです。

野球名門校である私立帝徳高校の1年生との練習試合の際、帝徳の規律正しい挨拶に圧倒される小手指ナイン。山田も帝徳の「王者っぷり」に一時は気圧されてしまいますが、「よろしくお願いします」と人一倍大きな声で挨拶を返し、場の雰囲気に飲まれかけたチームを救ったのでした。

野球はそんなに上手くはないけれど、知識も経験もちゃんとある山田が語ってくれることで野球に詳しくない読者にもわかりやすくなっていて、彼はさながら作品と読者を繋ぐ橋のような存在。一見“普通”な彼の活躍にきっとあなたも心を掴まれることでしょう。
 

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