『魔法使いの約束』ミチルのプロフィールまとめ！　最年少ながら向上心が高い不屈の魔法使い！　引きこもっていた悲しい過去や、魔法の師フィガロとの関係についても解説

2019年にスマートフォン向けゲームアプリとしてリリースされ、2025年1月からTVアニメが放送中の『魔法使いの約束（まほやく）』。

“賢者”として別世界に召喚された主人公（=プレイヤー）が21人の“賢者の魔法使い”と協力し、年に一度の「大いなる厄災」に備えて様々なトラブルを乗り越えていく物語です。

本記事では『まほやく』に登場する南の魔法使い、ミチルのプロフィールについてご紹介。引きこもっていた過去や、魔法の先生であるフィガロとの関係について解説しています。

※本記事には『魔法使いの約束』のネタバレが含まれます。

2025年冬アニメ『魔法使いの約束（まほやく）』登場キャラクターのプロフィールをまとめてご紹介します！

2025年1月から放送が開始したアニメ『魔法使いの約束』。風が強く猫が騒ぐ満月の夜、突然異世界に召喚された主人公・真木晶が、魔法使いと人間が共存する世界で「異世界からの賢者」として魔法使いたちを導く使命を担う物語です。原作はcolyが提供するスマートフォン向けアプリケーションゲームで、2019年にリリースされた直後から、ファンタジーの世界で描かれるリアルな人間模様やユニークで魅力的な魔法使いたちが話題となり、瞬く間に人気作品となりました。本稿ではそんな『魔法使いの約束』の登場キャラクターの情報や出演声優情報をまとめてお届けしていきます。※本記事は若干のネタバレが含まれます。『魔法使いの約束』の世界人間と魔法使いが共存するこの世界には、中央、北、東、西、南の五つの国が存在。各国が独自の風土を持っており、その国で生まれたり長年過ごしたりすることで魔法使いたちも影響され、その国の気質が身についていきます。中央の国大陸の中央に位置する交易で栄える国。法律や律令も整っており、賢者の魔法使いが集う魔法舎も中央の国にある。この国の魔法使いは忍耐強くリーダーシップがあり、向上心が高いものが多い。アーサー身長：172cm誕生日：3月9日魔道具：...

魔法使いの約束（アニメ）

初めまして、賢者様。ようこそ、壊れかけの世界へ。風が強くて、猫が騒ぐ満月の夜。平凡な日常を送っていた真木晶が迷い込んだのは、魔法使いと人間が共存する世界。五つの国で形成されたその世界では、〈大いなる厄災〉と呼ばれる巨大な月が、年に一度、襲来する。その月と戦い、押し返す使命を持つ『賢者の魔法使いたち』——彼らを束ねる『異世界からの賢者』として、晶はこの世界に召喚されたのだ。月と戦い、世界を救うため。そしてそれ以上に、人間と魔法使いの架け橋となるために。悠久の時を生き、自分の心に従い魔法を使う魔法使いたちに、寄り添い、心を繋ぐ努力をする晶。「いつか、あなたと友人になれたなら」。美しく恐ろしい壊れかけの世界で、魔法使いたちとの忘れがたい不思議な日々が始まる——。作品名魔法使いの約束（アニメ）放送形態TVアニメシリーズ魔法使いの約束スケジュール2025年1月6日（月）～2025年3月24日（月）TOKYOMX・BS-TBSほか話数全12話キャストアーサー：田丸篤志オズ：近藤隆カイン：神原大地リケ：永野由祐スノウ：鈴木千尋ホワイト：寺島拓篤ミスラ：高橋広樹オーエン：浅沼晋太郎ブラッドリー：日野聡ファウスト：伊東健人シノ：岡本信彦ヒースクリフ：河本啓...

ミチルのプロフィール

●所属：南の国
●身長：162㎝
●誕生日：12月15日
●魔道具：薬瓶
●特技：製薬
●呪文：《オルトニク・セアルシスピルチェ》

性格・人柄

本名はミチル・フローレス。大魔女チレッタの息子であり、ルチルの弟でもあります。

ミチルは“賢者の魔法使い”の中でも最年少の15歳で、魔法についてはまだまだ勉強中。年の近い中央の魔法使いのリケとは、互いに切磋琢磨する良い友人関係を築いています。

南の国の魔法使いらしく、優しく社交的で、人助けが好きなミチル。しかし、ミチルは朗らかというよりは野心的で、高い向上心や激しい情熱も持っている人物です。フィガロから魔法を教えてもらっていますが、兄のルチルやリケのように上手く出来ないことに焦りを感じている様子。

ミチルはフローレス家の次男であることから、「いつか自立しないと」と勉強熱心。薬草を調合して人のためになる薬を作る魔法薬を勉強しており、自ら薬草を育てることも。のんびりした性格の南の魔法使いの中でも“しっかり者”として評判です。

実は引きこもっていた時期も

故郷の街では友達も多く、ご近所づきあいも多かったと言うミチルですが、実は半年ほど家に閉じこもっていた時期があります。きっかけとなったのは、ある時兄のルチルと大きな街に出向いた時のことでした。

荷物を運ぼうと魔法を使ったミチルを見て、それまで優しかった人たちがミチルを睨んできたのだと言います。魔法使いというだけで嫌われたショックによって、ミチルは人と接するのが怖くなってしまい、家から出られなくなってしまいました。

そんな時、フィガロがミチルに教えたのは、世の中にいる“悪い魔法使い”の存在でした。北の魔法使いのような“悪い魔法使い”に酷い目に遭わされた人は、魔法使いを誤解してしまうため、ミチルが“いい魔法使い”になってたくさん人助けをすれば誤解を解いて貰えるとフィガロは諭します。

それを聞いて安心したミチルは、再び外に出られるように。また、引きこもっていた時期に街の人や友達から貰った、お菓子の詰まったガラス瓶もミチルを勇気づけました。

現在ミチルはそのガラス瓶を薬瓶として愛用しており、宝物であると同時に彼の魔道具にもなっています。

フィガロがミチルの教育に熱心になれない理由とは？

フィガロに魔法を教わっているミチルですが、兄のルチルのようには上手く魔法を使えていません。ミチル本人は、自分が弱いからフィガロが熱心になってくれないのだと思っているようですが、実はフィガロには別の思惑がありました。

ミチルが生まれる前のこと。北の魔法使いである双子のスノウとホワイトは、「大魔女チレッタが次に生む子が南の魔法使いを滅ぼす」と予言をしました。どのくらい先の話になるかはまだわかりませんが、予言は絶対にあたると言います。

この予言を聞いていたため、フィガロはミチルに強い魔法を教えたがらないのです。また、《オルトニク・セアルシスピルチェ》という言いづらいミチルの呪文を考えたのもフィガロ。作中では、ミチルが呪文を唱える時に噛んでしまうシーンがしばしば描かれています。

ただ、ミチルの成長を遅らせたいフィガロの思惑とは裏腹に、ミチルは非常に向上心が強く、努力を惜しまない性格です。果たして予言は的中してしまうのか、それとも予言は回避できるのか……。今後の展開に注目です。

厄災の傷“なし”

「大いなる厄災」と戦った時に受けた傷が、魔法使いごとに異なる形で現れる“厄災の奇妙な傷”。ミチルは今回初めて“賢者の魔法使い”になったため、まだ傷を負っていません。

他の国の魔法使いとの関係

リケ（中央の魔法使い）

リケは中央の魔法使いである16歳の少年。とある宗教団体に監禁されて育てられてきたため、リケにとって初めての友達となったのがミチルでした。素直であるがゆえにぶつかることも多い2人ですが、そのたびに仲直りをして友情を深めています。

ブラッドリー（北の魔法使い）

ミチルに魔法を教えるフィガロを見て「ミチルを強くする気がない」と一早く気づいたブラッドリー。やる気があるなら魔法を教えるとミチルに申し出たものの、北の魔法使いは“悪い魔法使い”だとフィガロに教えられたミチルは、ブラッドリーに教わることに抵抗感を覚えている様子。しかし、ミチルは内心、北の魔法使いの強さに憧れているようです。