
『真・侍伝 YAIBA』第1話世界最速上映会に高山みなみさん、石見舞菜香さん、細谷佳正さんらが登壇! 青山剛昌先生のビデオメッセージが上映
2025年4月5日(土)から放送のTVアニメ『真・侍伝 YAIBA』。この度、3月2日(日)に本作の第1話世界最速上映会が開催され、監督の蓮井隆弘氏、キャラクターデザイン/総作画監督の⻲田祥倫氏、メインキャストの高山みなみさん、石見舞菜香さん、細谷佳正さんが登壇。原作者・青山剛昌からのスペシャルビデオメッセージも上映され、大盛況となり幕を閉じました。
本稿ではその模様を記した公式レポートを紹介します。
『第1話完成!新情報を超解禁の巻!!』イベントレポート
ついに完成した本作の第1話。その世界最速上映会が開催され、上映後の熱気あふれる劇場に大きな拍手が響くなか、蓮井隆弘(監督)、⻲田祥倫(キャラクターデザイン/総作画監督)、高山みなみ(鉄 刃役)、石見舞菜香(峰さやか役)、細谷佳正(鬼丸猛役)の5名と、本日初お披露目となる刃君の着ぐるみが登壇しました。刃君が「みんな、よろしくねー!」と挨拶し、会場を一気に盛り上げてイベントがスタートしました。
早速、本日初公開となるメインPVがスクリーンに映し出され会場の期待が一気に高まるなか、本編も含めてこだわりについて訊かれた蓮井監督は「約30年前の原作を今アニメにさせていただくということで、馴染んでもらうためにまずやったこととして舞台を現代にさせてもらってます。見たことある建物とかが結構出てきたり、そういうところで身近に感じていただきたいなというのがあり、それが一番こだわっている部分です」と語り、続けて亀田は「色に関しては自分の好きな色を色彩設計の方に塗ってもらっていて、青山先生の原作のカラーページを見ながら色の再現や、影色があまり暗くなりすぎないようになど意識しています。特に90年代を意識しているわけではないのですが、見やすい画面作りやキャッチーさが大事な作品だと思っているので、様々なバランスを考えた結果、彩度高めの鮮やかな作品になっているような気がします」と、それぞれのこだわりを明かしました。そしてメインPVを観た高山は「アクションがもの凄くスピーディーで、毎回すごく動いているんですよ。なので色が全部ついた状態で、カット繋ぎで作られると余計にその派手さが分かりますね」と感想を述べ、石見も「毎話劇場で見たい作画だなと思いました」と絶賛のコメントを寄せました。
この日、本作のオープニングテーマがBLUE ENCOUNTが歌う「BLADE」に決定したことが公開され、なんと会場へ駆けつけていたBLUE ENCOUNTのメンバーが観客席から手を振りサプライズ登場!驚きつつも喜ぶ登壇キャストや観客へ向けて、BLUE ENCOUNTのボーカル・田邊駿一は「偉大な作品の一部になれることを光栄に思っています。この時代、熱いやつがバカにされたりとか、真面目なやつが笑われたりという時代なんですが、この時代だから鉄 刃の持つ熱量だったり信念が必要なんじゃないかなと、改めて原作を読ませていただいて思いました。彼に負けないほどの真っ直ぐな想いで作りましたので、作品共々「BLADE」を愛してほしいと思っております。よろしくお願いします」と挨拶し、会場は大きな拍手に包まれました。
そしてここで、原作者・青山剛昌からのスペシャルビデオメッセージが上映!青山は、1993年放送のアニメ『剣勇伝説YAIBA』を振り返り、「当時の『剣勇伝説YAIBA』最終回の中で、テレビのブラウン管に『名探偵コナン』が映るというシーンがありますが、その原画は私が描きました。『剣勇伝説YAIBA』が終わるときアニメスタッフに挨拶へ行ったら、ここだけ描いてください、とお願いされて、(江戸川)コナンと(毛利)蘭を描きました」と驚きの裏話を明かし、「最初の『名探偵コナン』のアニメ化は私が描きました」と、一番思い出深かったエピソードとして振り返りました。さらに、本作の第1話のアフレコに立ち会ったという青山は「とにかくスゲェです!高山さんに再び刃を演じてもらえるのも感謝です。コナンよりバカっぽく、いい感じになっていました」と感想を述べました。アフレコ現場では、高山、石見、細谷へ直接アドバイスをしていたという青山は「上手かったですし、あとはとにかくアニメの画も良くて。よかった思い出しかないですね」と絶賛。最後に「前回はかぐや編までアニメ化されましたが、今回は「YAIBA」の物語を最後まで描いてもらいたいと思います。蓮井監督、亀田さん、高山さん、石見さん、細谷さん、頑張りましょう!「YAIBA」を知っている人も知らない人も、観てやってください。応援よろしくです!」と力強いメッセージを会場へ送りました。
青山からのメッセージに喜びをみせつつ、高山は「1話のアフレコなのでやっぱりみんな緊張するんですけど、青山先生に見てもらったことで落ち着きました」と振り返り、続けて約30年ぶりに刃を演じることへの心境を訊かれると高山は「正直、本当にゼロからのスタートで全く違うんですよね。なので、もう一度ゼロに戻して白紙の状態で原作を読み直して、そこから始めたので本当に新番組をやっている気持ちです」とコメントしました。
青山から、第1話の峰さやかのセリフ「バーカ」についてアドバイスを受けていたという石見は「さやかちゃんはしっかり者とかツッコミ担当のイメージが強いキャラクターで、私もそういうイメージを持って現場にいたんですけど、やっぱりヒロインらしい可愛らしいところを大切に演じていくのが大事なんだというのを、青山先生や現場の皆さんから教えていただいて。そこから可愛いシーンも大事に、そこまで可愛くやっていいんだと思えたぐらい幅が広がった1話の収録でしたね」と振り返りました。
その話を受けて細谷は「石見さんの「バーカ」っていうセリフ、いろんな試行錯誤しながらリテイクをしていて、これが”可愛い”ってことだぞ、という”可愛い”についての一つの結論を石見さんが定義したという思い出でしたね」と振り返りました。
イベントが盛り上がりをみせるなか終わりの時間が近づき、
蓮井監督「本日観ていただいた通り第1話を作らせていただいて、2話以降もスタッフ一同全力で作らせてもらっていますので、青山さんの言葉にもありましたが原作漫画を知っている方も、これから新しく観ていただく方も、両方楽しめるように様々な試行錯誤をしています。それぞれの見方で楽しんでいただけると嬉しいなと思っています」
亀田「メインPVで流れたシーンも良いところを使ってもらっているんですが、メインPVよりもさらに良いシーンがいっぱいあり、毎話ごとに観てほしいシーンもあるし、なんならカット単位で観てほしいところもあるので、スタッフ一同本当に頑張って作っていますのでぜひ応援してください」
細谷「いよいよ4月から「真・侍伝 YAIBA」が放送されるんだと、今あらためて不思議というか嬉しい気持ちでいます。今日は第1話完成披露だったので、終盤に少し顔を見せた鬼丸の魅力が凄く溢れる回も今後ありますので、ぜひ楽しみにしていただけたらなと思います」
石見「私の人生でまさか青山剛昌先生の世界で、凄く豪華な先輩たちお芝居させていただけるようになると思っていなかったので、毎回皆様に引っ張っていただきながら楽しくのびのびと、さやかちゃんを演じさせていただいております。いよいよ4月5日から放送ということで、当時原作のファンだった方やアニメを見ていらっしゃった方、今の子どもたちや令和の人たちにも新しい形でYAIBAをお届けできるというのがすごく素敵なことだと思います。ぜひとも皆さん『名探偵コナン』とあわせて楽しんで観ていただければなと思います」
高山「皆さん1話をご覧いただいたので、この先どうなっていくのか期待が膨らむと思います。4月5日(土)夕方5時30分から、テレビの前に鎮座して、何か食べ物も用意してくださいね。これからも応援よろしくお願いします。どうもありがとうございました!」
と、イベントの終わりを惜しみつつ観客へ向けてそれぞれ挨拶を述べました。
そして最後に「YAIBA」(高山)「ヤバイ!」(観客)のコール&レスポンスで、大盛況のうちにイベントは幕を閉じました。
イベント概要
日時:3⽉2⽇(⽇)15:00〜16:10
※上映会+舞台挨拶イベント
場所:ユナイテッド・シネマ豊洲 スクリーン1
(東京都江東区豊洲2丁⽬49 三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲 内)
登壇者:蓮井隆弘監督、⻲⽥祥倫、⾼⼭みなみ、⽯⾒舞菜⾹、細⾕佳正(敬称略)
MC:河出奈都美(⽇本テレビアナウンサー)
『真・侍伝 YAIBA』作品情報
あらすじ
ひょんなことから日本に戻り、父・剣十郎と縁のある峰家に身を寄せることに。
峰家の娘・さやかは破天荒な刃に戸惑いながらも暮らし始める。
そんなある日、さやかの学校に訪れた刃は、剣道の実力者・鬼丸 猛(おにまる たけし)と運命的な出会いを果たす。
その後、刃と鬼丸は衝突を繰り返し、強さを求めた 2人に呼応するかのように古の力が目覚める。
「雷神剣」と「風神剣」ー
古来より天地を揺るがしてきた魔剣が今再び目覚め、真の物語が幕を開けるー
キャスト
(C)青山剛昌/小学館/真・侍伝YAIBA製作委員会












































