
『キミとアイドルプリキュア♪』で新たに結ばれたキラッキランランな絆! キュアアイドル/咲良うた役・松岡美里さん&キュアウインク/蒼風なな役・髙橋ミナミさん&キュアキュンキュン/紫雨こころ役・高森奈津美さんが『キミプリ』の魅力を語り合う【インタビュー】
『プリキュア』シリーズ第22弾『キミとアイドルプリキュア♪』(『キミプリ』)が毎週日曜 朝8時30分より、ABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットにて放送中です。
第6話では、紫雨こころの“こころのうち” が描かれ、あこがれと現実の狭間で揺れる彼女の想いに注目が集まりました。そしていよいよ第7話ではキュアキュンキュンが誕生……?
今回はキュアアイドル/咲良うた役・松岡美里さん、キュアウインク/蒼風なな役・髙橋ミナミさん、キュアキュンキュン/紫雨こころ役・高森奈津美さんに、第7話に向けたお話や、『キミプリ』の魅力やキャラクターとの向き合い方、『キミプリ』を通じて生まれたそれぞれの想いなどを教えていただきました。
『キミプリ』で結ばれた、キャストたちのつながり
ーープリキュアとアイドルの組み合わせは、異色に思えるようでいて、共通点も感じますよね。皆さんは最初にこの企画を聞いた時、どのような印象を持たれましたか?
キュアウインク/蒼風なな役・髙橋ミナミさん(以下、髙橋):今回のテーマを最初に聞いた時、マネージャーさんに「『プリキュア』ってアイドルやってなかったんだ」って言ったことを覚えています。『プリキュア』は、ごはん、お医者さん、さらには宇宙までと、本当に幅広いテーマがあったので「やっていないものはないんじゃないか!?」って思っちゃっていたんです。だからこその驚きがありました。
キュアキュンキュン/紫雨こころ役・高森奈津美さん(以下、高森):そうそう! きっと『プリキュア』好きの皆さんの中でも「プリキュアとアイドルって一緒にはならないんじゃない?」「いや、でもやる可能性は全然あるよな」というせめぎ合いがあるような、そういうラインにあったコンセプトだと思うんです。だから「きたか!」「やっとか!」と思った人もいるかもしれないし、たかみな(髙橋さん)みたいに「まだやってなかったんだ!」と感じた方もいるんじゃないかなって。
キュアアイドル/咲良うた役・松岡美里さん(以下、松岡):それで言うと、私も「やっていなかったんだ!」という感覚に近いかもしれません。私はプリキュアにアイドル性のようなものを感じながら応援していたところがありました。改めて、プリキュアとアイドルがかけ合わさったことはこれまでなかったのだと感じました。
高森:エンディングで踊ってくれてるから、なおさらだよね。
松岡:そうなんですよね! アイドルのステージを観ているような感覚で、プリキュアショーも観ていました。それが今回、明確にアイドルとプリキュアが結びついていて。すごく新鮮でした。
ーー松岡さんは実際にプリキュアショーを見に行かれたのでしょうか?
松岡:はい! 幼い頃、よく観に行っていました! 私は関西出身で、幼い頃から京都にある東映太秦映画村によく通っていたんです。そこでプリキュアショーのステージもあったんですね。すごく大好きで、いろいろなショーを観に行きました。
髙橋&高森:へえ!
ーーその頃はどのシリーズをご覧になっていたんですか?
松岡:どのシリーズも観ていたので、はっきりとは覚えていないのですが、『ふたりはプリキュア』が入口だったことは確かです。記憶に新しいのは『ハートキャッチプリキュア!』のステージ。ですが、1年に1度は必ず行っていたので、いろいろなシリーズを観ていたと思います。
ーーさまざまなプリキュアたちからのファンサを受け取っていたんですね! そして、今度はご自身がファンサする番に。
松岡:本当にそうですね! どんな気持ちになるんでしょう? すごく楽しみです!
髙橋:第二の松岡ちゃんが、今後は太秦映画村で生まれるかもしれないね。
ーーこのインタビューはアニメ放送がはじまる直前に行っているものですが、皆さんからすでに仲の良さを感じます。記者会見では、3人でケーキを囲んでお祝いしたという話もありました。ケーキは髙橋さんがご用意されたんですよね。
髙橋:そうなんです! まず、奈津美さんが声をかけてくれたんですよね。「せっかくだから3人でご飯を食べたいけど、外だと何も喋れないから」っておうちに招待してくださったんです。私、お祝いのときは絶対にケーキを食べたくて(笑)。
高森:みんなで美味しいジュースを開けて、美味しいお菓子を食べて。
松岡:奈津美さんの手作りのご飯を! キュンです!
高森:あれ? なに作ったっけ?(笑)
松岡:ブロッコリーのサラダを作ってくれました!
高森:ああ、そうだった! でもほとんど、お惣菜は買ってきてくれたんですよ(笑)。
髙橋:全部美味しすぎて、さらにケーキで大満足してしまって。奈津美さんが手作りしてくれたシャーベットを食べ忘れてしまったんですよね(笑)。また今度行きたいです!
高森:冷凍庫に入れっぱなしにしちゃってね。次こそ食べよう!
ーー皆さん、『プリキュア』シリーズにご出演の経験がありますよね。高森さんが『デリシャスパーティ♡プリキュア』(『デパプリ』)のコメコメ役で出演された時は、ちょうどコロナ禍。だからこそ、そうした交流に喜びもひとしおだったのではないでしょうか。
高森:そうなんです。当時はまだみんなで集まることが難しくて……。そもそも私、『プリキュア』シリーズに初めて出させてもらったのが、その前の『ヒーリングっど♥プリキュア』(『ヒープリ』/高美ツバサ役)だったんですよね。『ヒープリ』のときもまさにコロナ禍だったので、全員で録る『プリキュア』を知らなかったんです。
だから、こうしてキャストのみんなと一緒にアフレコできるのは今回が初。何と言いますか……「こんなに嬉しいものなんだ」としみじみ感じています。みんなの声を聞きながら、みんなの変身の声を生で聞きながらお芝居できるというのが、本当に嬉しすぎて。『デパプリ』は妖精とマリちゃん(ローズマリー役・前野智昭さん)で録ることが多くて、相方(和実ゆい/キュアプレシャス役・菱川花菜さん)と一緒にやれなかったんですよね。
ーーこれまでとはまた違った充実感があるんだろうなと思います。
高森:そうですね。でも『デパプリ』は『デパプリ』ですごく楽しかったんです。ごはんがテーマということもあって、未だにみんなで集まって「良かったらみんなでご飯食べましょう〜!」ってことがあるんです。
松岡&髙橋:素敵!
高森:定期的に美味しいものを食べる会をしています(笑)。
ーーところで、今日の衣装もすごくかわいいですね。皆さんアクセサリーはおそろいですか?
高森:そうなんです。今足についてるリボンは美里ちゃんが、耳は私が、指輪はたかみなが買ってきてくれたものなんです。リボンは本当は髪用なんですけど、今日はお靴につけさせてもらいました。
髙橋:今日は奈津美さんが完全体ですね。
高森:“こころ完全体”!
一同:(笑)
ーーいつ贈り物をしあったんですか?
松岡:最初は私でしょうか? リボンも『キミプリ』の大切なアイテムということで、最初の玩具CMの収録時にお揃いのリボンを買ってきたんです。
髙橋:すっごく嬉しくて、私もなにかしらプレゼントもしたいなと思っていたんですよね。そしたら、奈津美さんも同じことを考えていらっしゃったようで……。
高森:それで我が家で「私たちはアイドルだから」ってハートのアクセサリーを渡しました。
ーーそうだったんですね! てっきりイヤリングと指輪はペアのものなのかと思いました。
髙橋:実は私の好きなアクセサリー屋さんがあって。その作家さんの作品の中から、それぞれのキャラクターのイメージカラーに合う指輪を選びました。それが偶然にも、奈津美さんが購入されたものと同じシリーズだったんです。
高森:そう! 偶然にも、私も同じ作家さんの作品だったんです。カラバリがすごくて、可愛くて、もうみんなの色を選ぶのが楽しくて。そしたらたかみなも用意してくれていて、「わ〜!」って(笑)。