
冬アニメ『わたしの幸せな結婚』第二期連載インタビュー第十二回: 久堂清霞役・石川界人さん|「窮地に立たされて一番に考えているのはやはり美世のことなのだと、彼の愛の深さを改めて再認識」
アニメ『わたしの幸せな結婚』(原作:顎木あくみさん著、月岡月穂さんイラスト)の第二期(TOKYO MX 毎週月曜 22:30~)が放送中です。
本作の舞台となるのは、日本古来の美意識と西洋文明の流行が織りなすロマンの香り高い明治大正を思わせる架空の時代。継母たちから虐げられて育った少女・美世が、孤高のエリート軍人・清霞と出会い、ぎこちないながらも、互いを信じ、慈しみ合いながら、生きることのよろこびを知っていく――〝愛〟と〝異能〟が紡ぐ、異色のシンデレラ・ストーリー。第二期では、 来春にも挙式を予定し、穏やかな日々を過ごすふたりに思わぬ出来事が訪れます。いよいよクライマックスが近づいてきましたが、“わたしの幸せな結婚”はどうなるのでしょうか……?
アニメイトタイムズでは、第一期に引き続き、キャストのメールインタビューを連載形式でお届け。第十二回は、久堂清霞役・石川界人さんです。
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引っ張る印象の清霞ではなく、受け止める感覚で
──いよいよクライマックス直前となりました。社会の転覆を企てる「異能心教」、新の裏切りと思われる行為、薄刃家のこと、そして二十五話では新が甘水を……と、色々なことがふたりに襲いかかってきました。石川さんにとって、第二期の『わたしの幸せな結婚』はどのような作品だと感じていますか?
久堂清霞役・石川界人さん(以下、石川):ただ2人で幸せになると言っても自分以外の誰かと幸せになるには、相手の抱えているものも共に背負い、共に向き合わなくてはならないと深く思わせてもらえる作品でした。
その分、想いあっている時間や深さが絆となり愛となるのだろうなと感じています。
──第一期を経て清霞への理解やアプローチに変化があれば教えて下さい。また、第二期で新たに意識されたポイントがあれば教えてください。
石川:美世の能力が発現し、美世自身もやりたいことや意志がハッキリとしてきていることもあり、一期のときのような引っ張る印象の清霞ではなく、受け止める感覚で演じていました。どうしたいかをお互いの中で共有し、相手の背中をそっと押せるようなキャラクターになっていたらと思います。














































