
人気声優とDAM★ともユーザーがステージで熱唱! アニカラ30曲の歌唱に、夢の声優コラボや生朗読まで盛りだくさんの『DAM★とも×DAMアニメ部 DAMアニカラFes!!2025』レポート
カラオケDAMで歌った録音や動画が残せる会員サービスの「DAM★とも」と、カラオケDAMを通じてアニソンや声優コンテンツを楽しんでもらうため発足した「DAMアニメ部」のコラボイベント『DAM★とも×DAMアニメ部 DAMアニカラFes!!2025』が2025年3月29日(土)、東京・アニメイトシアター(アニメイト池袋本店内)にて開催されました。
MCを担当するのはi☆Risとしても活動している声優の茜屋日海夏さんと若井友希さん。「DAM★とも 出場者オーディション」で選ばれた6名の「DAM★とも」ユーザーや人気声優アーティスト陣によるカラオケ歌唱など、大いに盛り上がったイベントの模様をレポートしていきます!
新機種「LIVE DAM WAO!」を使って、声優やユーザーがライブ感覚でアニカラを楽しむイベント。MCの茜屋さんと若井さんはi☆Risの曲を披露!
5秒前カウントダウンの後MCの茜屋日海夏さんと若井友希さんがステージセンター奥から登場。二人でMCを務めるのは珍しいことや、このイベントで使用している2025年4月18日から各カラオケ店に導入されるカラオケDAMの新モデル「LIVE DAM WAO!」が一足早くお披露目されたこと、DAMの公式YouTubeチャンネルとOPENREC.tvで生中継されていることなどを説明。そして「DAM★とも」と「DAMアニメ部」の紹介も行われました。
「DAM★とも」はデンモクやWebサイトから無料で簡単に登録できる会員向けサービスで、カラオケで歌った履歴やお気に入り曲、採点結果も記録できます。さらにカラオケ店で歌った録音や動画を残すことができ、サイトで全国のユーザーに公開したり、ユーザー参加型のオーディションやイベント観覧募集に応募したりすることもできると説明されました。
「DAMアニメ部」は、アニソンや声優コンテンツを思いっきり楽しみたい人に向けた、『アニソン好きのための部活動』です。アニソンを歌うのが好きな人、聴くのが好きな人、そしてアニメや声優さんが大好きな人なら誰でも大歓迎! さらに声優やアーティストとコラボした特別な企画や活動を行っていて、声優をはじめアニメ好きの演者さんが人気のアニソンを歌唱する『あにそんボーカル』の配信やイベント舞台裏などで撮影した、ここでしか見ることのできないオリジナル映像をお届けする『DAMアニメ部員TikTok』の投稿などのお楽しみもあります。
諸々の紹介が終わったところで、「せっかくなので」とMCの二人が早速カラオケにチャレンジ。i☆Risとして担当したアニメ『プリパラ』の第1クールOP曲「Make it!」を披露。ライブのように気持ちよさそうに踊ったり、PPPHを誘導したりしながら歌う二人。客席ではペンライトが振られ、コールも響き渡り、サビでは手を挙げて大盛り上がりでした。DAM音源はイベントでもよく使われているので、ライブ音そのまま。モニターに歌詞字幕が表示されるのも、コールや一緒に歌う際に分かりやすく、嬉しいポイントです。ポーズを決めつつ歌い終わると二人で声を合わせて「『DAM★とも×DAMアニメ部 DAMアニカラFes!!2025』スタート!」と高らかにイベントの開幕を宣言しました。
1,000人以上の「DAM★とも」ユーザーから選ばれた6人の個性的な歌唱とパフォーマンスに、お客さんも手拍子やペンライトで応援!
最初のコーナー「DAM★とも ユーザー歌唱コーナー」は、「DAM★とも カラオケ歌唱オーディション」で選ばれた6名の「DAM★とも」ユーザーによるカラオケ大会。オーディションには1,000件以上の応募があったそうで、さらに会場で観覧しているお客さんの中にも応募者がちらほら見受けられました。
最初にステージ奥のセンターからスモークと共に登場したのはけんさん。マイクを手にしたけんさんは、MCからのインタビューに「めちゃめちゃ緊張している」と答えます。歌うのはキタニタツヤさんの「青のすみか」(TVアニメ『呪術廻戦 懐玉・玉折』OP曲)。渋い歌声からサビではファルセットを自由自在に使いこなす多彩な歌い分けが素晴らしく、青いペンライトと手拍子で包まれました。
二番目に登場したのは、めいつさん。MCから「ステージ慣れしてそう」と言われると、音楽活動をしていることをアピール。めいつさんが歌うのは、結束バンドの「忘れてやらない」(TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』挿入歌)で、サビでは手を挙げてお客さんをあおります。オケにのりながら腕を動かし、振りを付ける様子はプロそのもの。カッコいいバンドナンバーを終始笑顔で、結束バンドのボーカルのように歌ってくれました。若井さんに「かっこいい! ゾーンに入っていた」とコメントをもらい嬉しそうにしていたのも印象的です。
三番目のけいさんは元気に登場! 北海道から前日入りし、気合十分。「みんなも一緒に歌ってください」と、歌うのは緑黄色社会の「Mela!」(映画『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』主題歌)。ストリーミング再生数3億回超えの人気曲で、女性ボーカルの曲を男性が歌うとこんなに力強く聴こえるのかという新しい発見が。歌唱中のアクションは大きく、サビではパワフルに。テンポが速く、譜割もキツいこの曲を全力で、ロングブレスも見事に響かせました。若井さんから「フェイクすごかった」とお褒めの言葉も。
四番目のいかさまヒーローさんは今回参加する6人の中で最年長のおじさんと自己紹介。茜屋さんが驚いた表情をしていたので若井さんがたずねると、i☆Risのファンで、お渡し会イベントなどで顔なじみの常連だそうです。でも茜屋さん推しなのか、若井さんのお渡し会レーンでは「お会いしたことない」とツッコまれていました。歌うのは、UNISON SQUARE GARDENの「オリオンをなぞる」(TVアニメ『TIGER & BUNNY』前期OP曲)。バンドロックで独特なボーカルの疾走感あふれる曲を気持ちよさそうに、BメロではPPPHのリズムでクラップするなど、カラオケBOXの盛り上げ役のよう。もちろん歌は上手で、「そんなに歌えたの、あなた?」と茜屋さんもビックリ。お客さんと茜屋さんの前で歌えて満足そうに去っていきました。
五番目の茉風(まふ)さんは、大阪からやってきた20歳の金髪ギャルです。「この曲が好き!」とアピールし、茜屋さんと若井さんにも例のコールの協力を要請。歌うのはオーイシマサヨシさんの「なまらめんこいギャル」(TVアニメ『道産子ギャルはなまらめんこい』OP曲)。ディスコ風のサウンドで、歌詞をテンポよく畳みかけるような難曲を、完璧なジャンプや振り付けでソウルフルに歌い上げました! Dメロのコールは茜屋さんと若井さんも一緒に盛り上がり。茉風さんは「超楽しいですよ!」と充実感いっぱいの表情でした。
トリの松山あおいさんはまさかの現役アイドル。自作の素晴らしい衣装で登場し、「クリエイティブうたのおねえさんです」と自己紹介します。この日も上野の野外で歌ってきた後に会場に来たとのことでした。お客さんに合いの手もお願いしながら、『ウマ娘 プリティーダービー』の「うまぴょい伝説」を歌います。歌詞を矢継ぎ早に繰り出さなくてはいけない上に原曲は大人数で歌っている曲を一人で歌うということでかなりのチャレンジと思いきや、見事にオケに乗りながら歌い切り、会場の盛り上げもさすが現役アイドル! 「クリエイティブうたのおねえさん」を名乗る実力で魅了しました。
6人の個性的なアニカラシンガーの熱唱とパフォーマンスに、お客さんも手拍子や温かい拍手を送りました。