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中島ヨシキら声優陣による『絶対BL』5周年記念イベントをレポート

『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』5周年記念イベントが開催! 男子校みたいなノリで危ないワードが飛び交う「某ゲーム機の抽選には手を出してはいけない」【イベントレポート】

主人公役は「あたたかいアイスクリームを作ってくださいと言われているような感じ」

その後、イベントでは出演者も質問に答えることに。「自分が演じているキャラを一言で表すと?」という問いかけに対して、土田さんは「モブと主役の表裏一体」と答え、収録では、小生意気なだけで本当に兄のことを嫌っているわけではないというディレクションがあったというエピソードも明かしました。

また、下野さんは柳がどんどん無害化していると答えた一方で、羽多野さんは旗野を「純愛」と評します。「純愛」について出演者からは疑問の声も挙がりましたが、確かにまっすぐではあるということで一同納得していた様子でした。

主人公役を演じる中島さんは「モブ」と一言。収録では「それだとメインっぽいです」とディレクションがあると振り返りつつ、セリフがたくさんあるし、感情がないわけじゃないからさじ加減が難しいと苦労を言葉にしました。

江口さんは、中島さんが求められている芝居について「温かいアイスクリームを作ってくださいと言われているようなもの」と表現。矛盾に近い難しい芝居に中島さんは取り組んでいると出演者一同が称えていました。その他、出演者の回答は以下の通り。

「自分が演じているキャラを一言で表すと?」各回答
中島さん:モブ
土田さん:モブと主役の表裏一体
江口さん:バリタチ
下野さん:無害化
天﨑さん:大型犬。でっかいわんこ
羽多野さん:純愛
岡本さん:ファンのみなさん。代弁者
増田さん:被害者

某新作ゲーム機の抽選に手を出しちゃいけない

続いてはゲームコーナー。今回は原作のワンシーンについて、出演者なら何と答えるかという「原作名場面、私ならこう答える!」と題したゲームが行われました。最初のワンシーンは綾人が「咄嗟に嘘をつく」場面。江口さんは「今日から禁酒禁煙します」、羽多野さんは「まだ5歳だから分からない」、岡本さんは映画が大ヒットしている某作品の世界観で「犯人です」、増田さんは「中島ヨシキのヨはEなんだよ」など、さまざまな角度で出演者が回答しました。

2つ目は、主人公が「この世界には手を出してはいけないものがある」と語っている場面。気になるけどまだ手を出しちゃいけないと思っているものについて、岡本さんと下野さんは「某新作ゲーム機を手に入れたこと」と答えると、会場が笑いに包まれます。なお、岡本さんは抽選に応募すらしていなかったため、抽選に漏れて何かと話題の某男性声優さんから「まずは舞台にあがれ」と言われた、というエピソードを披露してさらに会場を沸かせました。

続いて羽多野さんが「VTuberへのスパチャ」と答えると、下野さんから「あのー、スパチャってなんですか?」という質問があり、会場がどよめきます。その反応を受けて下野さんは、SNSに投稿するときもすべてスタッフさんにやってもらっていたと、機械やネット関係には疎いことを赤裸々に明かしました。江口さんは「朝6時の〆のラーメン」と回答。イベントが開催された日は朝の4時30分にカレーを食べたという驚きのエピソードも披露しました。

3つ目は「子供の頃から、心の声が聞こえてしまう水元くん」のシーン。このお題では、出演者が子供の頃から常に……という幅広い解釈ができる答えを考えることになりました。まず天﨑さんは「咄嗟に嘘をつくことと、手に入れたほうがいいものを子供の頃から考えたほうがいい」と神妙な面持ちで回答。このコーナーが始まってからここまで10分近く喋っていなかったため、この答えにたどり着いたとのこと。

土田さんは実体験を踏まえて、子供の頃はノーパンで寝ていたというエピソードを披露。その瞬間、会場にきれいな悲鳴が轟きます。「今はもうやっていない!」「福山雅治さんやタモリさんもそうだ!」と懸命に主張する土田さんの姿を出演者たちはあたたかく見守っていました。増田さんの答えは「中島ヨシキのヨシキがなぜカタカナなのか、ずっと考えていた」。最初から最後まで一貫して中島さん攻めの回答をして、本コーナーを締めくくりました。

ショートでもいいからアニメでも見たい

ゲームコーナーのあとには再び朗読劇を実施。一つ目のエピソード「瓶の蓋」では、三郷がバカ力で締めてしまった瓶の蓋を綾人・東條・柳・旗野と、巻き込まれた主人公が何とか開けようとします。冷静に瓶の蓋が緩くなる方法を教える東條に対して、「そうじゃないんだよ」と意地でも自力で開けようとする綾人と柳。さらには、主人公が来た途端に本気になる旗野など、再びキャラクターそれぞれの特徴がよく分かるエピソードを登壇者が生朗読で披露しました。

また、「もしも仲がよかったら・写真写り」のエピソードでは、真山・水元・主人公が登場。写真写りがよいイケメンの水元に対して、主人公の証明写真は2年前に撮ったものにも関わらず姿・形が今とまったく変わっていないというやり取りを約1分のショートショートストーリーで展開しました。

朗読劇が終わるとイベントも終了の時間。最後は出演者それぞれが挨拶をしました。主人公役の中島さんは、「とにかく豪華なキャストのみなさんとご一緒できているのが嬉しい。今回登壇できなかったキャストのみなさんともまたどこかでご一緒したいです」とコメント。さらに、本作が実写ドラマ化したとき、ショートでもいいからアニメでも見たいなと思ったことに触れつつ、「原作もドラマCDも引き続きよろしくお願いします。またどこかでお会いしましょう」と挨拶して、拍手喝采のなかイベントの幕は閉じました。

出演者の挨拶(一部抜粋)

増田さん:私はまだ新参者でございまして。みなさんに優しくしていただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

岡本さん:僕もBLについては新参者です。まだまだ勉強しないといけないので、専門ワードなどぜひ教えてください。

羽多野さん:出演者から(朗読の)かけ合いで「はたの」と呼び捨てされるのが新鮮で、何だか嬉しかったです。役柄以外でも呼び捨てしてください(笑)。

天﨑さん:(『絶対BLになる世界VS絶対BLになりたくない男』は)スピンオフが出るなど、さまざまな展開をしているすごい作品。三郷くん以外にも色々な兼ね役をやっているので、これからも一生懸命に演じていければと思います。

下野さん:男子校みたいなノリのイベントでした。45歳になって初めてのイベントがこれかと(笑)。でも、楽しいイベントになって、みなさんと一緒に笑い合えました。もっとキャストが増えて、大きな会場でイベントできたらなと思っています。

江口さん:5周年ということでどんなイベントになるのかと思っていましたが、まさか、こんなにも楽しいイベントになるとは。定期的にやりたいです。またイベントがあったら足を運んでください。

土田さん:男子校みたいな雰囲気がみなさんにも届いていたら幸いです。原作が重なる度にドラマCDも出ています。原作が続く限りドラマCDも出ていくと思うので、原作ともどもよろしくお願いします。

中島さん:とにかく豪華なキャストのみなさんとご一緒できているのが嬉しい。今回登壇できなかったキャストのみなさんともまたどこかでご一緒したいです。本作が実写ドラマ化したとき、ショートでもいいからアニメでも見たいなと思いました。原作もドラマCDも引き続きよろしくお願いします。またどこかでお会いしましょう。

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