
子ザメちゃん、あんこうちゃん、うさめちゃんたちの小さな大冒険にワクワク! 『映画 おでかけ子ザメ とかいのおともだち』花澤香菜さん、宮田俊哉さん、高野 洸さん、杢代和人さんインタビュー|“とかい”で生きるキャラクターを演じた4名が、声のお芝居の楽しさを語る
2023年からYouTubeにて配信中の『おでかけ子ザメ』が劇場アニメに! 『映画 おでかけ子ザメ とかいのおともだち』は2025年8月22日(金)より全国公開されます。
本作では、主人公・子ザメちゃん(CV:花澤香菜)が、ひょんなことからいつもお散歩している「八魚町」を飛び出して“とかい”へ。そこであんこうちゃん(CV:藩めぐみ)、うさめちゃん(CV:久野美咲)をはじめ、さまざまなキャラクターと出会い、交流を深めていくことになります。
また、とかいで出会うサラリーマンのお兄さん役を宮田俊哉さん、バーテンダーさん役を高野 洸さん、ホストさん役を杢代和人さんが務めることも話題を呼んでいます。
映画の公開を記念し、花澤さん、宮田さん、高野さん、杢代さんの4名にインタビューを実施! 映画の見どころや、子ザメちゃんの魅力などをたっぷりと語っていただきました。
劇場版はセリフが多すぎて、自作の「子ザメ語辞典」を大幅増量!?
──以前、花澤さんに『おでかけ子ザメ』のインタビューをした際、「劇場版をやってほしい」とおっしゃっていましたが、夢が叶いましたね。
花澤香菜さん(以下、花澤):劇場版が決まったと聞いた時の感想は「まさか!?」でした。ショートアニメが終わった時、寂しい気持ちでしたし、皆さんからもアニメを観てくださっているという声やSNSでのコメントをたくさんいただいていたので、劇場で観てもらえるのは嬉しいなと思いました。
台本をいただいて読んでみたら、子ザメちゃんのセリフ量が多くて、驚がくしました(笑)。
──ショートアニメの時に作っていた「子ザメ語辞典」のストックでは足りなかったんじゃないですか?
花澤:足りなかったので、足したり、組み合わせたりしながらやりました。
高野 洸さん(以下、高野):先ほど、子ザメ語のお話をお聞きして驚きました。
杢代和人さん(以下、杢代):花澤さんがゼロから作られたんですよね。一番難しい工程ですよね。
花澤:オーディションの時に「自分なりの子ザメ語で受けてください」と言われて。受けた方はそれぞれの子ザメ語を持ち寄っていたんです。
杢代:すごい!
高野:とんでもないですね!
──今回、ロードムービーさながらに、子ザメちゃんが“とかいのおともだち”と交流していく姿が描かれていますが、皆さんそれぞれが演じているシーンの見どころを教えてください。
花澤:今回は、子ザメちゃんが八魚町という小さな町を飛び出して、とかいでいろいろな人と出会って、みんなに幸せを届けていくお話になっています。八魚町にいた人よりも、とかいの人たちの暮らしが私たちと同じように疲れていて。
(全員爆笑)
花澤:なので、共感しやすいと思うんですよね。いろいろな人たちに共感しながらも、自分も子ザメちゃんに癒されている気持ちになれるところが今回の見どころかなと思います。
宮田俊哉さん(以下、宮田):子ザメちゃんがいろいろな人と出会っていくところがおもしろいなと思いました。しかもキャラクター名がサラリーマンのお兄さんやホストさんなど、職業で呼ばれていて。なので僕は“サラリーマン代表”みたいな気持ちになれました。
あと、作中で「カンパ~イ!」と言うシーンがあるんですが、最初に台本を読んだ時、「子ザメちゃんもお酒を飲むの?」と勘違いしてビックリしました(笑)。子ザメちゃんと一緒に居酒屋に行ったり、すごく楽しくできたので、子ザメちゃんとの出会いが注目ポイントかなと思います。
杢代:子ザメちゃんと接することで、ホストさんとしても僕自身としても、どんどん笑顔になれて、最終的にホストさんが家族想いの優しい人なんだとわかりました。この映画を観て、クスっと笑えるところや優しさを受け取ってもらって、心に子ザメちゃんを宿しながら生活していけば、周りの人にも優しくなれたり、平和な世の中になるんじゃないかなと思いました。
高野:演じていて楽しかったですし、子ザメちゃんの仕草や花澤さんの声もかわいくて。バーテンダーがごちそうしたくなる気持ちもわかります(笑)。本当に平和な世界で、子ザメちゃんの存在について深堀りすることもなく(笑)。子ザメちゃん以外にもかわいいキャラクターもいて。
花澤:あんこうちゃんが結構活躍していましたね。
高野:あんこうちゃんも人と一緒に働いたりして。素敵な世界から温かさや優しさを浴びることができる、そんな素敵な映画になりました。






















































