
秋アニメ『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』シグルド役・浦和希さんインタビュー「第5話はジュリアスの人間としての部分に少し触れられる様な回でもある」【連載05】
小難しいことは考え過ぎず、スカーレットの拳で気持ち良くなりましょう!!
──作品の中心人物であるスカーレットとジュリアスにはどのような印象をお持ちですか?
浦:2人とも表情がなかなか崩れずミステリアスな雰囲気を醸し出していて、掴みどころがないようにも見えますが、意外と会話で心中を曝け出しているというか、包み隠さないところがとてもキャラクターとしての愛嬌を感じます。その包み隠さないところにシグルドも振り回されているわけですが(笑)。
シグルド的には御身を危険にさらすのは勘弁してほしいでしょうが、振り回されるのは何やかんや役に立てて嬉しいくらいに思っていそうだなと勝手に考えながらアフレコしていました。
──悪逆な者たちをスカーレットが鉄拳制裁する様がスカッとする本作。浦さんは、どんな瞬間にスカッとしますか?
浦:スカッとではないかも知れませんが、家から目的地まで一度も信号に引っ掛からなかったとき、とても気持ち良いなと思いますね。なので、わざと歩幅を調整しゆっくり歩いて信号が青になるまで粘ったりしています。なかなか達成はできないのですが、初めていく場所でやれた時の快感といったら、とんでもないです。
──浦さんが読者のみなさんにぜひ注目して欲しいキャラクターを教えてください。
浦:毎回スカーレットに殴られる悪役のみなさんにぜひ注目して欲しいです! とんでもない大先輩たちが代わる代わる悪役の声優として来られているのですが、その大先輩方のお芝居でのあそびの部分がとても素敵で、いち役者としても勉強させてもらっていました。なので、そのやられっぷりをぜひ余す事なく堪能してほしいです。
──第5話の見どころを教えてください!
浦:ひとつの山場を迎える回です。すべてを拳で薙ぎ倒してきたスカーレットですが、果たして今回も悪を挫き無事ブっ飛ばすことが出来るのか否か。そしていつも飄々として底が知れないジュリアスの、人間としての部分に少し触れられる様な回でもあるので、僕も放送が楽しみです。
──最後に、浦さんが思うアニメ『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』の推しポイントを語っていただければと思います!
浦:ボンボコ祭りの気持ち良い作品ですが、その派手さに隠れたキャラクター同士の細やかな関係性が好きなので、ぜひそういったところにも注目して観てもらえると、より世界観に没入できるかなと! でも小難しいことは考え過ぎず、これからも毎週スカーレットの拳で気持ち良くなりましょう!!
(文 M.TOKU)
作品情報
あらすじ
それはよくある“悪役令嬢”への断罪シーンとなるはずでした ――
舞踏会の最中、婚約をしていた第二王子・カイルから、
いきなり理不尽な婚約破棄を告げられた公爵令嬢・スカーレット。
さらには“新しい婚約者”がいると告げられ、ありもしない罪まで着せられてしまう。
幼少期から続いていたカイルの数々の嫌がらせにも
“婚約者”ということで耐え続けてきたが、ついに我慢の限界を迎えてしまい…
「私の最後のお願いです。
このクソアマをブッ飛ばしてもよろしいですか?」
見目麗しき公爵令嬢スカーレットが“拳”を握り、舞い踊る!!
シリーズ累計187万部突破の人気作がTVアニメ化!
武闘派令嬢のスカッと痛快ファンタジー、ここに開幕!
キャスト
(C)鳳ナナ・アルファポリス/最ひと製作委員会












































