
2025年10月の総括(ジャーナル)|青山吉能『みずいろPlace』#102
皆さんこんにちは、元気ですか?
わたしは元気です。
青山吉能です。
ラジオでもちょっぴりお話したような気もしますが、最近「ジャーナル」というアプリで日記をつけ始めました。
わたしたちは日々様々なことを見て、感じて、共有して、だいたいこのようなルーティーンで日常を過ごしていると思われますが、そのルーティーンの最中にあるすべてを完璧に補完することはとても難しいことです。
特にわたしというものは、軸を持たず、その時々で一度バタンと傾倒し、そこからまたヨロヨロと立ち上がり、わたしのようなものを取り戻し、再びバタンと傾倒する。
その衝撃で少々のもちものをポロポロ溢れ落としてしまっているようで、まあ良いように言えば「毎日が新鮮」なわけです。
しかし記憶や記録から得られるものも膨大で、それこそ本コラム「みずいろPlace」なんかは自分自身を振り返られるツールとしてかなり有用な存在です。
これまでも何度か日記書きにチャレンジしようと思ってはいて、なんだかんだ理由をつけて断念し、それでもエイヤと特定のテーマに対して綴るものはあれど、日常的なものって見逃しがちだなと思い最近は、ジャーナルさんから通知が来るたびにちょこっとメモを残しています。
行った場所の地図情報や写真も自動的に記録に残してくれるところが気に入っています。
日記以外にも、メッセージ履歴や写真フォルダなどにも様々な記録ややり取りが残っていますよね。喜怒哀楽をぼんやりごちゃまぜにしたような、なにものでもないがなにかであるような。
最近はどんなメッセージを送っているのだろうと見返してみたら、「ばいびー」「あいしてるよーーん」「お疲れ様です。」が頻出ワードでした。愛と別れと仕事の挨拶。
もしも、記憶力を競う大会なんてものがあったら、わたしはきっと1回戦敗退者の席でぼんやりこの大会を見ている(爪痕も残せない)んだろうな。
昔はファンの方のお名前、その日話した数や内容、手紙の中身、職業、本名、二推しまでほとんど覚えていたのに・・・。我ながら神対応だななんて思って誇らしかったのですが、なぜだか殆どの方に怖がられていました。認知よろこべし!
でもまあ、そのために様々なツールが存在し、それを用いて記憶の引き出しをざくざく開けていって、オリジナルの人生をつくりあげていくんですよね。
写真やメッセージひとつで思い出せる会話なんて3ラリー分ほどで、全ての会話の内容を丸暗記できているわけでもない。
これだけはどうしても思い出したい、覚えておきたい、心のすぐ手前にある引き出しに未来永劫かざっておきたい。
楽しかったライブやラジオの記憶が少しずつ虫に食われ色褪せていく前に、目と心に、りくろーおじさんのチーズケーキのようにじゅわわと焼き付けていかねばなと思います。
なにごとも出来立て焼きたてが美味しいですからね。新鮮なものをちょっとでも長持ちさせてパクなのです。
それではこの辺りで終わります。
さようなら。
・著者近影
青山吉能
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企画協力:81プロデュース
編集担当:川野優希
















































