
「熱」と「冷静」の狭間が映し出す複雑な関係性――TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」連載インタビュー第10回:秤 金次役・中井和哉さん×星綺羅羅役・榊原優希さん
高専メンバーと交わる秤・綺羅羅
ーー虎杖・伏黒らと接触した際や戦闘シーンのアフレコはいかがでしたか?
榊原:僕の場合は、先ほども話した「クールで、冷静に状況を見ている」という部分を意識しました。ただ、第6話の収録前に、一瞬すごく迷ったというか、収録前に悩んだことがあったんです。「(綺羅羅の)頭の中の声は、どういう声なんだろう?」と。
普段、表に出している声と一緒なのか、もう少しボーイッシュなイメージになるのか。収録前に、何パターンか想定してはいたんです。
中井:なるほど。
榊原:現場では「そのままの綺羅羅さんでいきましょう」というディレクションをいただきました。そこで「ああ、そうだよな」って。何かになろうとするのではなく、星 綺羅羅としてそこにいるだけなんだと納得しました。表と裏があるわけじゃないんですよね。
中井:面白いですね。あまり考えたことがなかったので、聞けて良かったです。
ーー綺羅羅は術式「星間飛行(ラヴランデヴー)」もかなり複雑ですね。
榊原:僕、割とこういうの好きなんですよ! 最初は分かりやすい能力を出して、だんだん難しいものが出てくる感じ(笑)。
ーー中井さんはいかがでしょう?
中井:ファーストインプレッションとしては、もう少し「余裕のある戦い」というイメージだったんですけど、現場で「もっとガッといきましょう」というディレクションがありました。結果として、秤はかなりムキになっていて、虎杖はスッとしている。考えてみたら、その方がしっくりきますよね。
その前の会話シーンでも、本来の秤が持っているお茶目な部分は、割と抑えめになっています。淡々とした会話で「強い」「怖い」という部分を出すことで、虎杖との生き方のコントラストが見えるんです。
ーー最後に、視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
榊原:第6話を観ていただいて、金ちゃんのキャラクターを掴んでいただけたと思います。そんな熱くてかっこいい男・金ちゃんの活躍は、まだまだこれから! 皆さん、綺羅羅さんと一緒に、金ちゃんの活躍を楽しみましょう!
中井:綺羅羅の難しい術式も伏黒の見事な説明とスタッフさんの工夫によって、飲み込みやすくなっているので、「面白い!」と思って観ていただけるはずです。
秤に関しては……大目に見てください(笑)。この先も色々な方面で暴れますので、広い心で受け止めていただけたら嬉しいです。
[インタビュー/タイラ]
連載バックナンバー
『呪術廻戦 死滅回游』作品情報
イントロダクション
廻れ呪え 死の遊戯の中で
「渋谷事変」を経て、羂索により呪霊が蔓延る魔窟と化した
全国10の結界(コロニー)。
戦いは、呪術を持つ者達による殺し合い「死滅回游」へ。
加速していく混沌の中、伏黒の姉・津美紀が巻き込まれたことが発覚する。
五条の復活と津美紀救出の術を見出すべく動く虎杖たちだが…。
果たして、羂索の目的は何なのか。
「死滅回游」平定のためゲームに参加する彼らの行き着く先とは―。
キャスト
虎杖悠仁:榎木淳弥
伏黒恵:内田雄馬
禪院真希:小松未可子
パンダ:関智一
乙骨憂太:緒方恵美
脹相:浪川大輔
九十九由基:日髙のり子
天元:榊󠄀原良子
秤金次:中井和哉
星綺羅羅:榊原優希
禪院直哉:遊佐浩二
日車寛見:杉田智和
髙羽史彦:鶴岡聡
レジィ・スター:青山穣
コガネ:ニーコ
夏油傑(加茂憲倫):櫻井孝宏
スタッフ
原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社ジャンプコミックス刊)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:矢島陽介 丹羽弘美
副監督:高田陽介・佐藤 威
美術監督:東潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:志賀健太郎(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介,ACE
音楽:照井順政
音楽プロデューサー:小林健樹
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA

























































