
「運命」や「魔法」のようなものを感じた――Netflixシリーズ『ONE PIECE』シーズン2 エミリー・ラッドさん、ジェイコブ・ロメロ・ギブソンさん、タズ・スカイラーさんが挑む「麦わらの一味」の新たな冒険と成長【インタビュー】
チョッパーは一番の“高給取り”!?
ーーシーズン2では、人気キャラクターのチョッパーが遂に登場します。現場での共演はいかがでしたか?
タズ:チョッパーは、3人の俳優で演じられているんです。戦闘態勢になった状態を演じるギャビンさん、通常の小さな形態を演じるコネンさん、そして声とフェイシャルキャプチャーを担当するミカエラさんです。
現場でチョッパーと掛け合うのは想像力が必要でしたが、特殊メイクをしたギャビンと一緒に演じるのは楽しかったですね。すごく面白い人なんですよ。
ーー1人のキャラクターを3名で演じるというのは、かなり力が入っていますね。
エミリー:チョッパーは、私たちの中で一番「高給取り」ですから(笑)。
ジェイコブ:そうだね(笑)。チョッパーのようなCGIのキャラクターが登場するシーンには膨大なプロが関わっていますが、スタッフ陣のおかげで、現場には常に彼がそこに存在していると感じさせてくれるヒントがたくさんありました。
それに、尾田先生と脚本家の皆さんが手掛けたシナリオが本当に素晴らしく、シーズン2にチョッパーは欠かせない存在だと思います。
だって、麦わらの一味ですから
ーー最後に、シーズン2における、演じるキャラクターの見どころや注目ポイントを教えてください。
エミリー:シーズン2のナミは、精神的にも大きな転換点を迎えるんです。
シーズン1での彼女は孤独で、誰にも心を開けない状態でした。でも今は違います。自由を手に入れ、仲間が隣にいる。孤独だった彼女が自分の喜びを素直に受け入れ、人を信頼していく過程は、本当に美しくて、演じていて私自身も感動しました。
また、航海士としての挑戦も本格化します。「偉大なる航路(グランドライン)」という、常に状況が激変する過酷な海。その過酷な環境の中で彼女がどう学び、成長していくのか。特に「リヴァース・マウンテン」での冒険は、今シーズンの大きな見どころになるはずです。
タズ:僕の演じるサンジは、よくアクションの話をするのですが、実は一番心を揺さぶられたのは、サンジがナミと二人きりで語り合うシーンなんです。
ネタバレにならないように話すのは難しいですが、台本にして1ページ半くらいの非常に長い対話のシーンがあります。そこでサンジは、自分の過去をナミに打ち明けるんです。僕が好きなのは、それが「回想」としてではなく、あくまで「二人の会話」として描かれるところ。サンジという男が、なぜ今のような人間になったのか。そういったシーンを演じられたことは、すごく良い経験になりました。
ジェイコブ:ウソップにとっても、今シーズンは「自分自身を見つめ直す」重要な旅になります。彼はリトルガーデンでブロギーという巨人に出会い、戦士としての問いを投げかけられるんです。「本当の勇気とは、恐怖を感じないことではない。恐怖を認め、それを受け入れた上で乗り越えていくことだ」と。
それが後のチョッパーとの会話に繋がっていきます。恐怖を誰よりも知っているウソップだからこそ、不安なチョッパーの心に深く届く言葉をかけられる。個人的にも、すごく大事なシーンになりました。自分自身も緊張すること、不安になることはあるんです。でも大丈夫。皆が守ってくれます。だって、麦わらの一味ですから。
[インタビュー・撮影/小川いなり 文/失野]
Netflixシリーズ『ONE PIECE』作品情報
シーズン1~2独占配信中
キャスト
ロロノア・ゾロ:新田真剣佑(中井和哉)
ナミ:エミリー・ラッド(岡村明美)
ウソップ:ジェイコブ・ロメロ・ギブソン(山口勝平)
サンジ:タズ・スカイラー(平田広明)
Mr.9:ダニエル・ラスカー
Mr.5:キャムラス・ジョンソン
ミス・バレンタイン:ジャザラ・ジャスリン
Mr.3:デヴィッド・ダストマルチャン
ドリー:ヴェルナー・コーツァー
ブロギー:ブレンダン・マーリー
クロッカス:クライヴ・ラッセル
スモーカー:カラム・カー
たしぎ:ジュリア・レーヴァルト
ワポル:ロブ・コレッティ
ドルトン:タイ・キーオ
Dr.くれは:ケイティ・セイガル
Dr.ヒルルク:マーク・ハレリック
ネフェルタリ・コブラ:センディル・ラママーシー
ミス・ウェンズデー:チャリスラ・チャンドラン
Mr.0:ジョー・マンガニエロ
ミス・オールサンデー:レラ・アボヴァ(山口由里子)
ドラゴン:リゴ・サンチェス
イガラム:ヨンダ・トーマス
いっぽんマツ:ジェームズ・ヒロユキ・リャオ
ミス・ゴールデンウィーク:ソフィア・アン・カルーソ
チェス:マーク・ペンウィル
クロマーリモ:アントン・デヴィッド・ジェフタ
トニートニー・チョッパー(大谷育江)
(C)尾田栄一郎/集英社



























