
信頼と疑惑が重なる命懸けの任務──『名探偵コナン』黒ずくめの組織「キール」(水無怜奈/本堂瑛海)の情報まとめ|登場回一覧や重要エピソード、人物像、正体、過去、家族など一挙に解説!
『名探偵コナン』は、週刊少年サンデー(小学館)にて1994年より連載中の青山剛昌先生が描く人気推理漫画。長きにわたり親しまれてきたTVアニメシリーズは、2026年で30周年を迎えました。
作中で最大の敵かつ重要な位置づけにある「黒ずくめの組織」。キールこと水無怜奈の表の顔はTVアナウンサーで、その正体は組織に潜入中のCIA諜報員です。
本稿ではキールの情報をまとめてご紹介。登場回一覧や重要エピソード、人物像、正体、過去、家族などを一挙に解説します。
※本稿には、『名探偵コナン』のネタバレが含まれます。
目次
- 黒ずくめの組織とは
- キール/水無怜奈/本堂瑛海のプロフィール
- キールの正体は黒ずくめの組織に潜入中のCIA諜報員
- 父親のイーサン・本堂
- 弟の本堂瑛祐
- コナンの策で赤井秀一の死を偽装
- キールの登場回一覧
- キールの重要エピソードを解説
- 第425話「ブラックインパクト! 組織の手が届く瞬間」(コミック48、49巻)
- 第491~504話「赤と黒のクラッシュ」(発端/血縁/絶叫/冥土/昏睡/侵入/覚醒/攪乱/偽装/遺言/嫌疑/潔白/決死/殉職)(コミック56~59巻)
- 第578話~581話「危機呼ぶ赤い前兆(オーメン)」「黒き13の暗示(サジェスト)」「迫る黒の刻限(タイムリミット)」「赤く揺れる照準(ターゲット)」(コミック67巻)
- 第1077~1079話「黒ずくめの謀略」(狩り/上陸/正体)(コミック100巻)
- 劇場版第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016年)
- 劇場版第26作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023年)
- キール/水無怜奈/本堂瑛海の声優は三石琴乃さん
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黒ずくめの組織とは
黒ずくめの組織とは、「あの方」と呼ばれるボスを頂点に暗躍する国際的犯罪組織。構成員は黒い装束で身を包み、地位の高い者には酒名のコードネームが与えられています。
組織の目的は不明ですが、活動内容は億単位の大金の取引、プログラムソフトの取引、有能なプログラマーリストの入手、薬品開発、重要人物の暗殺など。暗殺ターゲットは幅広く、組織から離脱した裏切り者をはじめ、裏社会での取引相手、組織の秘密を知った者、組織内の疑わしき者も消され、現場に犯行の痕跡を一切残しません。
まだまだ謎が多く組織の名称も不明ですが、構成員が黒い服を着ていることから、江戸川コナンは「黒ずくめの組織」と呼んでいます。
キール/水無怜奈/本堂瑛海のプロフィール
年齢:27歳
血液型:AB型
表の顔は日売TVアナウンサーの「水無怜奈(みずなしれな)」で、本名は「本堂瑛海(ほんどうひでみ)」。黒ずくめの組織では「キール」のコードネームを与えられています。毛利小五郎への調査依頼をきっかけに、コナンは彼女が組織の一員であると知ることに。
弟は本堂瑛祐(ほんどうえいすけ)。両親は他界しており、父親のイーサン・本堂はCIA諜報員、母親は奥平家で住み込みの家政婦として働いていました。瑛海と瑛祐の容姿は母親似です。
キールの正体は黒ずくめの組織に潜入中のCIA諜報員
組織による暗殺計画で実行場所に向かう途中、バイク事故を起こしたキールは意識不明の重体となり、その身柄はFBIに保護されて彼らの管理下に置かれることに。当初は敵と思われていたキールですが、その正体は組織に潜入しているCIA(アメリカ中央情報局)の諜報員であることが判明します。
弟の瑛祐に証人保護プログラムを受けさせることを条件に組織へと再潜入し、FBIに組織の情報を提供。ジンから裏切りの疑いをかけられた際には、コナンの策で赤井秀一の死を偽装工作し、NOC疑惑を払拭しました。再潜入のタイミングでアナウンサーの仕事は辞めています。
父親のイーサン・本堂
父親のイーサン・本堂も黒ずくめの組織に潜入していたCIAの諜報員。瑛海の本来の任務は父親と新たな繋ぎ役との仲介で、任務完了後は事故死を偽装して組織を抜けるはずでした。
しかし、瑛海は自分に付けられた発信器に気づかずNOC(※)であることが組織にバレそうになり、父親は娘の身を守るため、殺されたと偽装して自決する道を選びます。
「不審な行動をとっていることに気づいて後をつけて追い詰めるも、逆に捕まり撃たれて尋問を受けた。拷問に屈せず相手の手首を噛み砕き、銃を奪って撃ち殺した。」というイーサンの筋書きには、自身の死が不可欠でした。
イーサンは万一に備え、偽装工作用に尋問する自分の声が入ったMDを用意しており、この一件で瑛海は組織の信頼を得ています。
「諦めるなよ瑛海‼︎ 待ち続ければ必ず味方が現れる‼︎ 俺の代わりに、任務を全うしろ‼︎」という父親の最期の言葉を胸に刻むキール。悲痛をこらえ、組織から度々スパイ疑惑をかけられながら、日々過酷な任務にあたっています。
※Non Official Cover、通称「NOC(ノック)」。民間人を装って潜入するCIAなどの諜報員のこと。現在は日本の警察庁警備局警備企画課・降谷 零も組織に潜入しており、かつてはアメリカのFBI捜査官・赤井秀一も組織に潜入していました。
弟の本堂瑛祐
キールがFBIの監視下で入院していた頃、帝丹高校の蘭や園子のクラスに本堂瑛祐という名のキールそっくりの転校生がやって来ます。瑛祐はドジっ子ながら優れた推理力を持ち、行方不明になった姉・瑛海を捜索していました。
当初コナンは瑛祐を警戒しており、「対象が偽証しているかどうか確かめる方法」をキールと瑛祐が同じ仕草でしていたことなどもふまえて、2人に繋がりがあると考えるように。瑛祐が姉に似た水無怜奈との接触を図るなか、コナンは怜奈が瑛海本人である事実に辿り着きます。
瑛祐は昔O型の自分が姉から血をもらったため、AB型の怜奈は姉ではないと否定していましたが、瑛祐は幼い頃に骨髄移植でAB型に変わっていたのです。さらに、キールがCIA諜報員であること、父親であるイーサン・本堂の正体や過去も明らかに。
瑛海は弟思いの優しい姉で、瑛祐に証人保護プログラムを受けさせることを条件に組織へと再潜入し、FBIに組織の情報を提供。孤独な任務に身を投じ、組織の指示に従いながらもできるだけ犠牲者を出さないように努めています。
姉や父がCIAの諜報員であることを知った瑛祐は、証人保護プログラムを断り、CIAに入るべく渡米を決意。好意を寄せる蘭に告白しようとしましたが、コナンはこれを制し、自身の正体が工藤新一であることを彼に明かしました。
コナンの策で赤井秀一の死を偽装
FBIは黒ずくめの組織からキールを保護し、コナンと赤井は敵の動向を探る目的で彼女を組織へ再び潜入させることに成功。2人はジンの深読みする性格を利用してキールを奪還させており、“あの赤井”から簡単に取り返せたことを不審に思ったジンは、FBIに寝返っていないかキールに疑いの目を向けていました。
ジンはボスの命令で、赤井を殺して身の潔白を証明するようにとキールに指示。その後、来葉峠に呼び出された赤井はキールに撃たれて愛車ごと爆破され、炎上した車内から発見された遺体は赤井本人と断定されました。
こうして赤井は来葉峠で死亡したと思われていましたが、実はコナンの策による偽装工作であり、赤井自身は大学院生の沖矢 昴として潜伏。コナンは先の先まで読んで赤井がキールに撃たれることまで想定し、キールの協力のもと、赤井は仲間にも内緒で自らの死を偽装したわけです。
その後、顔に火傷を負った赤井に似た男が何度か目撃されるようになると、キールはジンから再び疑いをかけられていました。その赤井に似た男はバーボンによる変装であったことが後に明かされます。





























