
ギャバン・ライヤに宿るヒーローの魂と“ギャバい”忍者アクションへの挑戦――『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』ギャバン・ライヤ/風波駆無役・安井謙太郎さんインタビュー
二人三脚で作る忍者のギャバン
ーー「ギャバン・ライヤ」のスーツアクターの蔦宗正人さんとはどんな話をして風波駆無を作り上げていますか?
安井:ツタさん(蔦宗さん)が芝居を見て、普段はボディランゲージで大きく表現している中で「お芝居を見ていて、それを抑えてる」と言ってくださって。
僕自身は、ツタさんからアクションのいろはを教わっています。例えば、ただパンチをかわす時も、忍者なので、なるべく最低限の動きでかわすとか。どうやったらそう見えるかを教えてもらったり、意見交換しながらやらせてもらっています。
ーー積極的にコミュニケーションを取って演じられているんですね。
安井:ツタさんは本当にコミュニケーションが取りやすくて、日々現場にツタさんがいると嬉しい(笑)。本当に頼りになる兄貴みたいな感じですね。
僕につけていただいたアクションの手をよりブラッシュアップする時に、ツタさんに「もうちょっとこういう風に重心とってみたらいいかも」と一緒に話し合いながら、テクニカルなところを教わっています。今のところ吹き替えなしで、体にムチを打って頑張っているので(笑)。アクションシーンも是非、見てください!
ーー俳優とスーツアクターで二人で一つのキャラクターを作り上げる東映特撮の魅力がありますよね。
安井:僕は特撮に出るのは初めてなんです。台本のクレジットを見た時に「ギャバンライヤ・風波駆無」のところで、僕の名前とツタさんの名前が並んでいて。東映特撮の現場に入って、そこが僕が一番グッときたところかもしれないです。
僕が撮影に入る前、アクション稽古をしてる時に、光平がスーツアクターの伊藤茂騎さんと「ギャバン・インフィニティ」を作っていくためのコミュニケーションを見て、「そういうスタンスでやっているんだな」っていうのがすごく分かったんです。僕はそれがすごく素敵だなと思って、習っていった感じです。
アクションや吹き替えのシーンがあっても、別のところに名前がクレジットされることが多いので、すごく感動しました。東映特撮の歴史含めて、スーツアクターさんに対してのリスペクトを感じて、二人で作っていくというのはまさに言葉の通りだなと。
ーー駆無が登場する第10話は、スーツアクターやアクション監督の経験豊富な福沢博文監督でしたね。
安井:撮影に入る前に、「7ORDER」のメンバーの長妻怜央にも福沢監督の話をして「福沢さんはアクション好きで面白いことが好きな人だよ」という話を聞いてました。
実際に福沢監督とお会いして、すごくアクションが好きな方だなと思いました。「この間合いでやるといいよ。こういう意味があって」とアクションの中身についても教えてくれるんです。
駆無は忍者なので自分から攻撃するというより、基本的には逃げたり忍ぶところからアクションや構えを作っています。攻撃的なファイトスタイルではなく、ガードがメインの構えなんです。そこは監督のこだわりで、自分から攻撃するよりは、相手の攻撃をかわして反撃するのがクナイの手なんです。もちろんセリフや表情もそうなんですけど、動きやファイトスタイルで、風波駆無というキャラクターを作っていきました。
ーー実際にアクションシーンを撮影してみていかがでしたか?
安井:福沢監督にも「第10話の登場が一番アクションをやるところだから、気合入れて頑張ろう!」と言われて、撮影に挑みました。怜慈の腕を使って回転したり、足が地面についてない技が何個かあって。そこは実際にアクション練習をちゃんとさせていただいたので、練習をして臨めて良かったです。
「あれ、第10話が一番キツいって言ってなかった?」というくらい、先の話でもアクションをやっています(笑)。新しい技が出来るようになるので、ワクワクして楽しいです。
ーー最後にギャバン・ライヤ/風波駆無の今後の見どころを教えてください。
安井:この先、見ている皆さんも「駆無ってちょっと面白いのかな?」と思うはずです。それが爆発していくので、そのギャップを楽しんでいただきたいなと。「出来ることは全部やる。詰め込むぞ!」みたいな感覚があるので、毎日緊張感もあります。撮影現場はスタッフさんやキャストのチームワークで、ビックリするくらいスムーズに進んでいくんです。カメラワーク含め、撮った映像をその場で見るとめちゃくちゃカッコいいので、編集されたらもっとカッコいいんだろうなと楽しみにしています。
僕自身もこの先の台本が楽しみですし、ギャップがあるカッコいいけど面白い、その両軸を取れるような風波駆無でいたい。「凄いことやるな!」と思うことが多いので、その辺りはだいぶ“ギャバい“んじゃないかなと思います。
[インタビュー/田畑勇樹 撮影/胃の上心臓]
『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』作品情報
あらすじ
しかし、悪意ある異星人達による犯罪はあとを断たない。
中でも、新たに発見されたエネルギー生命体「エモルギー」の悪用による犯罪は人々の脅威となっている。
そんな彼らを取り締まるのが、“銀河連邦警察“である。
銀河連邦警察によって任命される希望の象徴、「宇宙刑事ギャバン」。
その名を名乗ることが許されるのは宇宙で唯一人……。
しかし、宇宙は一つではない。いくつも重なる多元宇宙(『コスモレイヤー』)には、私達が住む地球とそっくりな別の地球が存在する。
そして、それぞれの多元宇宙には、別のギャバンが存在している。
多元地球Α0073の銀河連邦警察地球支部 資料課の捜査官・弩城怜慈は、
次元を超えることができる宇宙刑事『ギャバン・インフィニティ』。
「お天道様に胸張って言ってやる。全次元の宇宙が、俺の管轄だ!」
多元地球どうしの連鎖崩壊を防ぐため、あらゆる次元を超えて、すべての宇宙を守り抜け!
蒸着せよ!宇宙刑事ギャバン!
キャスト
(C)テレビ朝日・東映AG・東映

































