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【今週の『キングダム』の話題は?】趙王・遷が李牧への心情を吐露「大きな戦略」〈870話〉

【今週の『キングダム』の話題は?】|趙王・遷が李牧への心情を吐露。秦軍では蒙恬が新たな策で李牧を踏み越える!?「大きな戦略」〈870話〉

『キングダム』は「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の、原泰久先生が描く、紀元前中国の戦国時代を舞台にした大河ロマンです。アニメ、実写映画なども制作公開され、社会現象となるヒットを記録! コミックスは累計2200万部を突破し、連載は20周年を迎えています。

主人公は、のちに秦の始皇帝となる嬴政(えいせい)と、下僕から「天下の大将軍」を目指す李信(りしん)。秦の中華統一という歴史の壮大さを背景に、彼らが前へ前へと力強く進み続ける姿は、熱く、私たち読者を惹きつけてやみません! また、彼らを取り巻く登場人物たちも、個性的かつ魅力的。その生きざまには、何度心を揺さぶられたでしょうか。

ここでは、3月26日(木)発売の「週刊ヤングジャンプ(2026.4.9 No.17特大号)」に掲載された『キングダム』最新870話「大きな戦略」のあらすじを、SNSでの反響を含めて振り返っていきたいと思います。

 
※本記事には『キングダム』最新話のネタバレが含まれます。コミックス派やアニメ派の方等、ヤングジャンプ未読の方はご注意ください。
 

 

李牧、李牧、また李牧。趙王・遷が吐き出した言葉は?

場面は趙の宮廷。趙王の遷は、卑猥な趣味を持ち、自分が良い王ではないことを自覚しながらも、玉座を放り出していない、という複雑な人物です。そんな彼が、臣下から秦趙大戦(しんちょうたいせん)の経過報告を受けています。

報告から上がってくるのは、李牧の活躍ばかり。あっちに李牧、こっちに李牧、どこの戦場にも李牧、また李牧です。遷は、皮肉るような笑みを浮かべて「すごい男ではないか李牧は この大戦で勝つならば正に救国の英雄よ」と、誰に言うのでもない口調で吐き出します。最後には「奴が野心家ならこの玉座も一瞬で奴のものとなろう」とも……。

これに対して臣下たちは、“王は遷の他にいないし、李牧にもそのような気持ちはない”と言うのですが、遷は、彼らを鼻で笑うようにして「冗談だ」と会見を終わらせます。これから趣味で遊ぶそうですが、その顔つきからは、遊びへの欲は感じられず、何らかの暗い思考だけが巡っているような!? 遷は何を考えているのでしょうか?

遷といえば、第848話「王の姿」にて、李牧に王としてのあり方を注意された時に「普通のことが簡単ではない人間もいることを知れよ李牧」と返して、多くの読者に「そうだよ、わかる!」と言わしめて話題になりました。「遷はそう悪い王ではないのでは?」という声と、「でもこれが王というのも困る」という声、遷に対して賛否両方の意見がSNSに展開されたことは記憶に新しいところです。

では、今話、遷の発言と態度に関しては、どのような感想が上がっているでしょうか?

X(エックス)では、「李牧への嫉妬?」「李牧への不信が高まっているのでは」など、最後は李牧を手にかけてしまうのではないか、と不安視する声が多い模様。また、李牧に対して、「李牧は優秀がゆえに破滅の道に陥っていく気がする」といった深い考察も寄せられていました。なるほど現実でもこういったことありそう、と色々考えさせられますね。

 

蒙恬が李牧の策を見抜いたうえで新たな策!

場面は変わって、蒙恬が率いる楽華隊(がくかたい)。秦趙大戦は9日目に突入です。何か楽華に動きがあるようです。

楽華軍右翼にいる愛閃(あいせん)、楽華軍中央の蒙恬から「それ以上踏み込まず その場を堅守せよ」との指令を受けます。趙軍を押し込んでいる今、敵首級を狙うチャンスなのに!? 悔しがる愛閃ですが、それでも指示は遵守。

やがて、太陽が沈み半分欠けた月が姿を現します。9日目夜に突入です。

9日目夜、楽華の本営。

蒙恬は、愛閃と陸仙(りくせん)に、昼間の戦時に一定のところで留まらせた理由を話します。その主旨は、“今回は南北に長い戦線。どこかを抜くことができたとしても、必ず李牧の引いた防衛線にやられてしまう。李牧の策を凌駕するほどの戦略が必要”というものでした。

いったん今話から離れますが、この戦の秦軍の配置を復習させてください。

蒙恬たち楽華が居るのは、今回の戦いの盤面で言うと一番下、最南。秦軍は、軍を縦に並べているので、楽華から下(南)から上(北)へ順に挙げていくと、羌瘣(きょうかい)隊、飛信隊(ひしんたい)、ヨコヨコ軍、録嗚未(ろくおみ)軍、王翦(おうせん)軍、壁(へき)軍、王賁(ほうほん)の玉鳳(ぎょくほう)軍、という位置関係ですね。

もっとも、楽華の南東には楊端和(ようたんわ)軍がいますが、現在、中華十弓(ちゅうかじゅっきゅう)の青華雲(せいかうん)に続々と長が撃たれてしまい、勢いのある攻勢には出られない状況です。

今話、蒙恬の発言に戻ります。

李牧の防衛戦、李牧を凌駕する戦略……。たしかに、秦軍は、敵の首級に届くか!?と思うと李牧がやってくる、というパターンを繰り返しているような気がします。これを見抜いただけでもさすがですが、蒙恬、いったいどんな策があるというのでしょう?

「今の戦略を 三倍に広げる戦略だ」
→愛閃と陸仙「!?」(読者の私たちも「!?」です)

翌朝、羌瘣隊と飛信隊に伝令が飛びます。“羌瘣隊を中央軍として、左翼に飛信隊、右翼を楽華隊とする”

「え……」と驚く羌瘣と河了貂(かりょうてん)ら隊の幹部たち。河了貂は加えて、“楽華から飛信隊までをひとつの軍と見做して戦うってこと!?” と叫ぶのでした。

この策、盤面上の理屈としては理解できますが、実態としては謎。SNSでも、「蒙恬、凡人にはまったくわからんよ」「どういうことなんだー、早よ続きをー」などの声が上がっています。しかし、戸惑う私たちを残して、今週はここまで。続きが待ち遠しいですね。

 

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