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TVアニメ「霧尾ファンクラブ」村岡皐月役・伊藤彩沙【連載インタビュー第7回】

「青春は何歳からでもできるんだぞと、この作品を通して感じていただきたいと思っています」──TVアニメ「霧尾ファンクラブ」村岡皐月役・伊藤彩沙さん【連載インタビュー第7回】

「青春は何歳からでもできるんだぞ」

──放送された第8話、第9話を振り返って、お気に入りのシーンを教えてください。

伊藤:第8話は修学旅行の続きでした。……これは個人的な話なのですが、私は京都出身なので、修学旅行で京都に来てくれることがとっても嬉しかったです(笑)。

そして、満田のことがより好きになった回でもありました。かなり核心を突く「楽しんじゃダメなんてこと、ないです」という言葉に、霧尾くんも救われたんじゃないかなと思っています。最初は満田のことを「ちょっと変なヤツだな」「人形も不気味だな」と見ていたのですが、話数を重ねるごとに振り回されている姿とか、友達が欲しい願いを知るとだんだん愛おしく見えてきて。「満田、大学でモテそうかも」と、そこまで想像が働いてしまいました(笑)。

霧尾くんに限らず、どこかで「自分は幸せになっちゃいけないんじゃないか」と考えている人っていると思うんです。だからこの満田の言葉に救われる人もたくさんいるんじゃないかなって。

……と思っていたら、結局彼はかわいそうな目にあっていて(笑)。

──ギャルの襲撃を受けてしまいました。

伊藤:でもギャルメイクをされた満田が結構可愛くて、私は「メイク、落とさなくてもいいんじゃないかな」と思っていました(笑)そのときの霧尾くんの「化粧落とすやつ、借りて来たよ」というセリフも何気に好きで、必要ではないけどあったらリアリティを感じられる絶妙なセリフだなと思い!本当にリアルでありそうな話ですよね。ありそうな話と「そんなことあるかい!」みたいなギャグのバランスが、修学旅行編でも感じられて良かったです。

「霧尾ファンクラブ」は、言葉では言い表せないけどたまらないユーモアがたくさん詰め込まれていますよね。藍美ちゃんがロシアンたこ焼きのおじさんに「ワサビ、少なめで」とボディランゲージしたら、たくさん入れられてしまうところとか……ずっとニヤニヤ笑ってしまう瞬間の連続でした。

──得る感情と情報があまりにも多いですよね(笑)。そして放送されたばかりの第9話はいかがでしたか?

伊藤:第9話はこれまでのエピソードの中で最も核心に迫るような、シリアスなパートが多かった回なのではないかと思います。

桃瀬が波に告白してフラレたことで、何角もの関係にある矢印の複雑な向き合いが、ひとつ決着しました。一連のシーンを見ていると波ちゃんの心情がより伝わりました。

フラれた桃瀬は、どこまでも桃瀬らしい!(笑) 皐月を演じている身からすると、なんとも言えない、ちょっと複雑な気持ちにもなりますが……。

どのキャラクターも大好きだから、みんなに幸せになってほしいという思いで見ています。だから第9話は、なおのこと胸が痛くなってしまいました。

──また第9話では藍美の過去も描かれました。

伊藤:藍美ちゃんって面白くてセンスに溢れていて、クラスの大スターだと思っていたけれど、その感性がクラスで馴染めなかった原因に繋がっていて。でも、藍美は子どものときから周りに流されず、自分の気持ちをしっかり持っていて強い子なんだということがわかりました。私は周りの人と馴染もうとすることに一生懸命になってしまうので、自分と自分の感じるものを一番大事にしている藍美が本当にかっこよくて。

第9話はそれぞれのキャラクターの新しい一面を知れた回でもあると思っています。物語も後半に向かっているんだなと感じました。

──ちなみに、第1話から第9話までで特にお気に入りのシーンを挙げるとしたら、いかがでしょうか。

伊藤:いっぱいあります……! どうしようかな……。やっぱり特にお気に入りなのは星羅がアルバイトを始めた回でしょうか。桃瀬が頼んだアイスがあり得ないサイズで届いて、そのアイスで桃瀬の気を引けると思っている星羅も面白いし、やっぱりアイスがデカすぎるし……(笑)。その後アイスが飛んで霧尾の手に落ちてしまいますが、それをずっと霧尾が持ちっぱなしなのもなんか面白くて。高校生らしいファミレスの会話もたまらないし、私の好きな「霧尾ファンクラブ」のポイントが詰まっているなと思います。もしまだこの作品を見ていない人にオススメするなら、この回(第6話)を推したいぐらい好きです。

あとはピンポイントなのですが、皐月が登場する第2話で藍美ちゃんが「なんだあの、クソたぶん五月生まれが」というセリフも、個人的な「『霧尾ファンクラブ』好きなセリフランキング」の中でかなり上位に入ると思います。

──敵意をむき出しにしながらも、クスッとなるワードチョイスですよね。

伊藤:嫉妬や悔しい感情もありつつも、全部悪口になっていないところが藍美の人の良さなのかなって。カラっとした、竹を割ったような性格の藍美ちゃんのたまらないワードセンスをこう感じさせてもらいました。

ギャグとシリアスがどんどん流れてくる作品ですが、シリアスなシーンの後は必ずギャグで救ってくれる、まるでサウナみたいな作品だなと思います。見た後はととのうんじゃないかなと!

──リラックス効果が期待できますね! 次に作品タイトルにちなんで、伊藤さんがファンクラブに入りたいほど好きなものを教えてください。

伊藤:サウナです! 今「『霧尾ファンクラブ』はととのう」と言いましたが、サウナ好きの私が言うのだから間違いありません!(笑)

ちょうど先日、作品とコラボしていた狛江湯さんにも行ってきました。銭湯やサウナと作品のコラボを見かけるたびに、いつか私も「参加させていただいている作品のコラボ施設に行きたい」と思っていたので、その夢が叶って本当に嬉しかったです。

私は「霧尾ファンクラブ」に都会的なイメージがあるのですが、ちょっとチルでお洒落な雰囲気が狛江湯さんとピッタリで! 風通しも良くて、たまらないなぁって思いながら、最高の時間を過ごさせていただきました。お馴染みのサウナに通うのも好きですが、新規開拓も好きなんです。また良い銭湯を教えていただきました。

サウナは基本黙浴になるので、いつも自分の心の中で会話をしちゃうんです。「このサウナのこの温度が良くて、風が最高なんだよな」と、それこそ星羅のような感じでずっと喋ってしまうクセがあって、シンパシーを感じています(笑)。

──「霧尾ファンクラブ」とサウナには意外な共通点や親和性があったのですね(笑)。それでは最後に、本作ならではの推しポイントをご紹介ください。

伊藤:青春を追体験できる作品です。絶対に第1話から最終話まで全部を見ていただきたいです。最後には必ず、見て良かったなと思っていただける展開が待っていますので、ぜひ一緒に走り抜けてほしいです。

見ている方の年齢によって感じ方も変わってくると思いますが、青春は何歳からでもできるんだぞと、この作品を通して感じていただきたいと思っています。私は見た後に前向きになれる作品が大好きなのですが「霧尾ファンクラブ」は、まさにポジティブな気持ちになって「明日からも頑張ろう」「大切な人に会いたい」「大人になっても馬鹿なことしたいな」という気持ちにさせてくれる作品です。引き続き、最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです!

【インタビュー:西澤駿太郎】

「霧尾ファンクラブ」インタビューバックナンバー

|01

第1回:外山草

|02

第2回:稗田寧々

|03

第3回:若山詩音

|04

第4回:梶原岳人

|05

第5回:広瀬裕也

|06

第6回:小笠原仁

「霧尾ファンクラブ」作品情報

放送・配信情報

放送情報

■MBS/TBS系28局“スーパーアニメイズムTURBO”枠にて
2026年4月2日より毎週木曜深夜0:26〜全国同時放送

■AT-X
4月3日より毎週金曜日 22:30~ 
※リピート放送:毎週火曜日 10:30〜・毎週木曜日 16:30〜

配信情報

4月2日(木)25:00~
各配信サイトで順次配信開始

イントロダクション

拝啓 霧尾くん、あなたが好きです。
でも、知りませんでした。
人を好きになるのが、こんなにつらいなんて。

大好きだよ、霧尾くん。
霧尾くんとハンバーガー食べたい。
霧尾くんと相合傘したい。
霧尾くんとお皿割りまくりたい。
霧尾くんと身体中のほくろ探しの旅に出たい。
霧尾くんと出会った日を国民の祝日にしたい。

藍美と波、大好きな人の話をする、2人だけの大切な時間。
こんな日常が、いつまでも続くと思ってた。
一方通行な想いの連鎖は、私たちの日常を変えていく。

キャスト

三好藍美:稗田寧々
染谷波:若山詩音
霧尾賢:梶原岳人
満田充:広瀬裕也
桃瀬隼斗:小笠原仁
村岡皐月:伊藤彩沙
田代星羅:和泉風花


TVアニメ「霧尾ファンクラブ」公式HP
TVアニメ「霧尾ファンクラブ」公式X

(C)地球のお魚ぽんちゃん・実業之日本社/「霧尾ファンクラブ」製作委員会
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