音楽
佐々木李子&岡田夢以が語る、Ave Mujicaの歩みと進化|Best Album『Ave Música』インタビュー

「Ave Mujicaというジャンルを作りたい」。“儀式の記録”と、その先に待つ予測不能な景色――Best Album『Ave Música』に込められた歩み、進化を佐々木李子さん&岡田夢以さんが語る【ロングインタビュー】

「Imprisoned XII」でよみがえった道のり

──Best Album収録曲の中で、特にAve Mujicaの進化を感じる曲はありますか?

岡田:難しいのですが、進化という意味では、私は「Imprisoned XII」を特に感じます。この間のZepp Haneda (TOKYO)でもやっていて。りこち自身の、その曲への没入感もすごく強かったんです。

佐々木:Zepp Haneda (TOKYO)は、まだツアーファイナルがあるとはいえ、ひとつの区切りのような感覚がありました。これまでツアーで重ねてきたことが、走馬灯のようにパパパッと見えてきたんです。そうしたら、「Imprisoned XII」の歌詞の一つひとつにすごく重みを感じて、感極まってしまいました。

岡田:それを見て、私たちも感情を引っ張られるんです。通じ合って、シンクロしてしまう感覚がありました。

佐々木:嬉しい。ゆづむん(渡瀬さんの愛称)も「つい泣いちゃった」と言ってくれて。そういうのも、本当にライブならではの衝動だと思います。一つひとつ道を重ねてきたからこそ、新たな感情が芽生えるし、そこからまた連鎖して、メンバーもいろいろなことを感じてくれる。

「Imprisoned XII」を経て、オブリビオニス(Key./豊川祥子役・高尾奏音さん)のパフォーマンスも、その日は少し変わったなと感じました。そのあとの「八芒星ダンス」のときに、涙を拭うような仕草があったり、寄り添うような雰囲気があったりして……。「Imprisoned XII」を経て、そうしてくれたのかなと思う部分があったんです。

ちゃんと見ていてくれているし、心を感じ取ってくれているんだなと嬉しくなりました。

──「これまでのライブが走馬灯のように見えた」というのは、本当に最初の頃からのことですか?

佐々木:そうですね。最初は仮面をつけて始まったので、当時のことも思い出します。「黒のバースデイ」はAve Mujicaの最初の曲ですけど、その頃も7弦ギターは初めてで、リードを弾きながら歌うことも初めてでした。

それでもみんなで食らいついて、どんな曲でもAve Mujicaらしく弾いたり、歌ったり、叩いたり。その道のりを、曲を歌っているときにふと思い出しました。もう本当に、濃すぎて。

──どの時期も、どの曲も濃いですね。

佐々木:そうなんです。ただ綺麗な思い出だけではないところも、Ave Mujicaらしいと思います。TVアニメ『BanG Dream! Ave Mujica』の放送中も、みんないろいろなことを思いながら活動していたと思いますし、だからこそ強くなれるのかなとも思いますし。

──バンドは生きているんだなと感じます。アニメ放送の頃が懐かしく感じられるほど、今のAve Mujicaにはまた違った進化がありますよね。

岡田:これだけライブをさせていただけていることが大きいですね。

佐々木:本当にそうですね。いろいろなフェスに出演させていただくことで、ワンマンとはまた違う景色や会場の雰囲気を知ることができます。Ave Mujicaを初めて観る方がいるときも、「絶対に一人ひとりにAve Mujicaの音楽を届けるぞ!」という気持ちで臨んでいます。そういう経験をさせてもらえるのはありがたいですし、もっといろいろなステージに立ちたいです。

──上半期だけでも、たくさんのライブがありましたよね。

岡田:10周年記念ライブ(2月28日開催のBanG Dream! 10th Anniversary LIVE「In the name of BanG Dream!」@Kアリーナ横浜)もありましたし。

佐々木:あの日も印象的でした。Ave Mujicaは、ほかのバンドさんとあまり絡むことが多くなかったので、いろいろなバンドさんと初めてご挨拶できたのも嬉しかったです。最後にみんなで歌えたことも印象に残っています。でも、Ave MujicaのライブはMCなしで堂々と演奏して帰る。そのスタイルは曲げずにいたいなと思っていました。

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──後輩バンド(millsage&一家Dumb Rock!)のステージをご覧になって、どんな印象がありましたか?

佐々木:だんだんそういう立場にもなってきているんですよね。まっすぐさが眩しかったです。初めてのバンドでの披露がKアリーナ横浜で、あんなに堂々としていて。それぞれのバンドの色をちゃんと出しているのがすごいなと思いました。

millsageさんは、儚くて、触れたら消えてしまいそうな雰囲気がありましたし、一家Dumb Rock!さんは、ラップも入るような遊び心のある楽曲で、ボーカルもふたりいて。そこも「すごいな」と刺激を受けました。

岡田:りこちが言ってくれた通り、あれだけ大きいステージでのライブ、初めてなのにすごいなって。でも裏では、若くて、キラキラしていて本当にかわいくて! そのギャップも素敵でした。

佐々木:本当に素敵だった! すれ違うたびに、すごく元気に挨拶してくれて。エネルギーを感じましたし、私たちも気合いが入りました。『バンドリ!』の歴史は、まだまだ続いていくものなんだと感じつつ、同時に、Ave MujicaはAve Mujicaの道を行くんだろうなとも思いました。

──Ave Mujicaの道を行くという意味では、ツアーも残すところあとわずかです。残りの公演は、どうなりそうですか?

岡田:私たちもまだ予想できないです。過去イチ予想できない。

佐々木:多分、みんなびっくりすることがあると思います。予測できない景色が待っていると思います。「Exitus」……その先に見える景色は、誰も予測できないんじゃないかな。

──ここまでの「Exitus」の延長線上というより、それまでの良さも踏まえつつ、さらに新しいものが生まれるのでしょうか。

岡田:そうですね。

佐々木:本当に楽しみです。私たちも楽しみすぎて。

──そしてAve Mujicaがここからどう進化していくのかも気になります。

岡田:予想の斜め上をいくよね。

佐々木:そうですね。更新し続けたいです。毎回のライブでも思うんですけど、Ave Mujicaというひとつのジャンルを作りたいんです。Ave Mujicaを説明するのって、すごく難しいじゃないですか。

でも、その唯一無二感こそがAve Mujicaだと思うんです。Ave Mujicaのライブでしか感じられない感覚を、もっといろいろな人に届けて、ただ儀式を行うのではなく、その世界にちゃんと招き入れるようなバンドになりたいです。

──もうすでにそうなっている気もしますが、さらに規模も大きくなっていきそうですね。

佐々木:ありがとうございます。頑張ります。ファイナルは何かがあると思いますが……何があるんでしょうね? 楽しみにしていてください。

[取材・文/逆井マリ 撮影/吉田伊織 編集/鳥谷部宏平]

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Ave Mujica Best Album「Ave Música」リリース情報

Ave Mujicaより、完全新曲1曲を含む、全15曲収録のBest Albumがリリース。「KiLLKiSS」「Symbol I : △」といった代表曲をはじめ、Ave Mujicaの多彩な魅力が感じられる楽曲を厳選収録。

Ave Mujicaの世界観を一枚に凝縮したBest Album。新曲「The Whole Blue World」が映し出す、新たなAve Mujicaの物語にも注目してほしい。

数量限定生産特装盤Blu-rayにはAve Mujica 6th LIVE「Ulterius Procedere」東京公演の映像に加え、同公演の全景定点映像も収録。

さらに、この特装盤用に描き下ろしたジャケットイラストを使用したメンバー5人のアクリルチャーム5種セット&布ポスター1枚(全1種)を特製BOXへ収納した豪華特別仕様となっている。

【発売日】
2026年6月17日(水)

【価格】
数量限定生産特装盤:15,400円(税込)
Blu-ray付生産限定盤:9,900円(税込)
通常盤:3,850円(税込)

【商品タイプ】
数量限定生産特装盤:アルバムCD+Blu-ray+グッズ
Blu-ray付生産限定盤:アルバムCD+Blu-ray
通常盤:アルバムCD

アニメイト(通販含む)購入特典

●アニメイト特典:アクリルスタンド(ドロリスver.)

※特典は無くなり次第終了します。ご了承ください。
※【数量限定生産特装盤】・【Blu-ray付生産限定盤】のみ対象となります。

●アニメイト特典:缶バッジ(56mm/ドロリスver.)
※特典は無くなり次第終了します。ご了承ください。

※【数量限定生産特装盤】・【Blu-ray付生産限定盤】のみ対象となります。

●アニメイト特典:L判ブロマイド(ドロリスver.)

※特典は無くなり次第終了します。ご了承ください。

●メーカー特典:Ave Mujica 6th LIVE「Ulterius Procedere」特典 CD ドロリス ver.
※特典は無くなり次第終了します。ご了承ください。

Sophie(6th LIVE ver.)

Ave Mujica LIVE TOUR 2026「Exitus」-FINAL-

DAY1 2026年6月19日(金) 開場17:30/開演19:00(予定)
DAY2 2026年6月20日(土) 開場16:00/開演17:30(予定)
会場:SGC HALL ARIAKE

配信チケット

2DAYS通し視聴チケット:9,900円(税込)
各公演視聴チケット:5,500円(税込)

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