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- 藤崎萌恵
- 大阪府在住のライター。小説、漫画、アニメ、映画など“好き”を追い続ける。

平次と和葉が劇場版で初のメインに。東京・大阪・京都で5人の男が相次いで殺害される事件が発生。5人は古美術を狙う窃盗団"源氏蛍"のメンバーでした。仏像窃盗事件の解決を依頼された小五郎とともに京都を訪れたコナンは、源氏蛍の事件を追う平次と遭遇します。
2人で捜査を進めながら、平次はコナンに自身の初恋を語ります。平次の初恋は8年前、桜舞う京都の寺で見かけた手まり唄を歌う少女。平次はその場に落ちていた水晶玉を大切に持ち続けており、それを知っている和葉は蘭たちに相談していました。
そんななか平次は弓矢で狙われ、コナンと一緒にバイクで追跡するも後一歩で取り逃がしてしまいます。その後、平次は再び襲撃され木刀による対決に。相手の剣術に苦戦しますが、和葉の機転によって危機を脱しました。
コナンと平次が捜査を続けていると、和葉を誘拐した犯人が平次に鞍馬山まで1人で来るよう指示。しかし、平次は傷が悪化して倒れてしまいます。
和葉のもとに現れたのは平次に変装した新一でした。犯人たちに囲まれると、そこへ本物の平次が刀を振るって助けに入ります。平次は絶対安静のはずでしたが、病院を抜け出して和葉のもとへ駆けつけたのです。
逃げ込んだ部屋には刀が隠されたタンスがあり、平次が京都の通りの名前を思い出せず行き詰まっていると、和葉が例の手まり唄を歌い出します。間違った歌詞で覚えていた和葉の手まり歌を聴いた平次は、ようやく自分の初恋の相手が和葉であったことに気づくのでした。「やっと会えたっちゅうワケか…」と呟きながら。
大阪と京都を舞台に、百人一首界を牽引する「皐月会」が絡む事件の謎を追うコナンと平次、同時に和葉と紅葉の平次をめぐる恋と競技かるたの戦いが描かれます。TVアニメに先行して伊織無我が初登場しました。
2年連続皐月杯高校生チャンピオンである紅葉は、平次を「未来の旦那さん」と呼んで猛アタック。子供の頃、平次と何やら約束を交わしたといいます。
怪我で大会に出場できなくなった改方学園かるた部部長の枚本未来子は、かるた部の存続がかかっているため、自分の代わりに大会に出てほしいと部員の和葉を説得。すると紅葉は和葉に勝負を持ちかけ、優勝した方が先に平次に告白すると挑発します。
この勝負に乗った和葉は、平次の母親である元クイーンの静華に稽古をつけてもらうことに。和葉の実力は静華が認めるほど。得意な札を決めるよう言われた和葉は「しのぶれど」を手に取ります。
「しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」
平次はコナンとともに事件の謎を追い、和葉は決勝戦まで勝ち進んで紅葉と対決。平次と和葉はお互いを想いながら、それぞれの場所で戦いに挑んでいました。
決戦の舞台である皐月堂が爆破され、和葉を助けるためにバイクを走らせる平次。事件の真相に辿り着き、和葉をバイクの後ろに乗せた平次は「しっかりつかまっとけよ和葉! その手離したら殺すで」と魂の叫び。それは、かつての光景を彷彿とさせる言葉でした。
和葉は「うん!」と平次にしがみつき、平次は「まだ、おまえには言わなアカンことがあんねん!」と和葉に告げながら危機を乗り切ります。
北海道・函館にある斧江財閥の収蔵庫に届いた怪盗キッドからの予告状。今回キッドが狙うのは、幕末を生きた新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀だといいます。
本作には、五稜郭に関連が深い新撰組の土方歳三が登場し、沖田や鬼丸も活躍。平次とキッドの因縁の対決や、平次と沖田の共闘、さらにキッド関連の真実にも注目が集まる作品です。平次は事件を追いながら告白絶景ポイントを探しており、紅葉と伊織は平次の告白を阻止しようと奔走していました。
函館山から見る夜景は“100万ドルの夜景”と言われていると蘭から教えてもらい、「ビッグベンより上か?」と確かめる平次。その問いに対して蘭は、平次と和葉の恋を後押しするため心の中で新一に謝りながら「断然上よ!」と答えます。事件解決後、平次は和葉に告白しますが、なんと和葉にその声は届かず。平次の告白は持ち越しとなりました。
第1214~1216話「茜色の千秋楽」(初日/前楽/大楽)(コミック106巻)
平次の想いが伝わり、ついに和葉と恋人同士に……!
平次や小五郎をモデルとした舞台を観るために、コナンたちは大阪の浪速芸術劇場へ。浪速ハルカスの夕陽が告白絶景ポイントになっていることを聞いた平次は、そこで和葉に告白することを決意。しかし連続殺人事件に巻き込まれ、平次は和葉に事件が解決したら浪速ハルカスの展望デッキで夕陽を見ようと誘います。
事件解決後、平次は展望デッキに駆けつけますが、和葉の姿はなく地下1階にいるらしいことが判明。もうすぐ夕陽が沈んでしまう……平次は「何やってんねん…オレは何ベンも何ベンも…」と、これまでのことを思い返しながら呟きます。
「ただ和葉に…好きやって…言いたいだけなんやけどなァ…」
すると、「それ…ホンマ? ホンマなん?」と和葉が姿を現し、平次は思わず誤魔化しそうになりますが、和葉に向き合って「ホンマや‼」と告げました。ファンも待ち焦がれたこの瞬間が現実となり、平次と和葉が恋人同士に。ずっと平次と和葉を見守ってきた蘭も、2人が手を繋ぐ姿から察して嬉しそうな表情を見せていました。