
『名探偵コナン』工藤新一の体を幼児化させた「APTX4869」(アポトキシン)の解説・現在わかっていることのまとめ|板倉 卓のシステムソフトとの関わりは?
人魚伝説の島
人魚伝説が伝わる美國島では、不老長寿が叶うという「儒艮の矢」が授けられる不老長寿の祭りが行われており、過去の参加者名簿には「宮野志保」の記名も。灰原本人だとしたら、訪れた理由も気になるところです。隣の「魚塚三郎」はウォッカが書いたもので、ジンには「黒澤 陣」という裏設定があると原作者の青山先生は語っています。
APTX4869の被験者リスト
APTX4869の被験者リストには、17年前に殺害されたプロ棋士・羽田浩司の名前が工藤新一の2つ下に記載。リストの名前が薬を投与した順ではない理由として、データの管理者が、殺害された順ではなく「血液型でまとめていたのかも」と灰原が発言しています。
APTX4869を投与された人間の中で工藤新一の死亡だけが確認されておらず、組織は以前、工藤邸に二度ほど調査員を派遣。その調査には灰原も同行しています。
灰原は、二度目の調査で洋服ダンスから新一の子供の頃の服だけごっそりなくなっていることに気づき、動物実験の段階で幼児化した例が1件あったことから、新一が幼児化しているという仮説に辿り着きます。彼女はこれを組織には報告せず、工藤新一のデータを「死亡確認」に書き換えました。
「組織が新開発した毒薬」「遺体から毒が検出されないという完全犯罪が可能なシロモノ」「まだ人間には試したことがない試作品らしい」といったジンの発言から、コナンは自分が飲まされたのは灰原が復活させた薬で、自分が投与された1人目だと推察。
17年前に羽田浩司とアマンダ・ヒューズに投与されたAPTX4869は、灰原の両親が開発したものであると考えられます。
APTX4869を飲まされた(飲んだ)主な人物
| 名前 | 死亡/生存 |
|---|---|
| 羽田浩司 | 死亡 |
| アマンダ・ヒューズ | 死亡 |
| 工藤新一 | 生存 |
| 宮野志保 | 生存 |
| 赤井メアリー | 生存 |
羽田浩司
羽田秀𠮷(赤井家の次男)の義理の兄であり、秀𠮷が最も尊敬する棋士。座右の銘は「初志貫徹」。生前は四冠王に輝き、七冠に一番近いと期待されていました。17年前、チェスの大会前夜にホテルで襲撃されて死亡。APTX4869の被験者リストには、工藤新一の2つ下に名前が載っています。享年28歳。
アマンダ・ヒューズ
アメリカの政府機関や捜査機関にも顔が利く資産家。17年前、羽田浩司が殺害された同日、同じホテルの別部屋で死亡。当時81歳。アマンダは当時将棋の四冠王だった羽田名人の大ファンで、交流がありました。アマンダが娘のように育てたボディーガードのレイチェル・浅香(=若狭留美)は消息不明に。
赤井メアリー
赤井3兄妹(赤井秀一、羽田秀𠮷、世良真純)の実の母であり、夫の赤井務武と同じくイギリスの秘密情報部MI6諜報員。
APTX4869を飲まされて体が小さくなり、そのためコナンに強い関心を示しています。現在は中学生くらいの見た目で、薬の影響なのか時折咳込むことがありますが、並外れた身体能力と格闘の腕は健在。かなりの切れ者で、コナンに代わり眠りの小五郎を演じて事件を解決に導いたことも。
娘の世良真純と行動を共にしており、“敵”に居場所を悟られないよう2人でホテルを転々としています。コナンが使用している解毒薬を手に入れようと企てており、コナンに自分のことを聞かれたら“領域外の妹”と答えるよう娘に伝えました。
羽田浩司&アマンダ・ヒューズが薬を投与された経緯
17年前のアメリカ。当時33才、警察庁警備局警備企画課の黒田兵衛は、密命を受けてアマンダや羽田浩司と同じホテルに宿泊。アマンダは大ファンである羽田とホテルの部屋でチェスを楽しんだ後、自分の部屋へと帰っていました。
一方でラムは黒ずくめの組織の構成員たちを引き連れて、アマンダの滞在するホテルに潜入。アマンダを襲うために左眼に備わる驚異的な記憶力を駆使し、ホテルで警護していたアマンダのボディガードを浅香以外すべて無力化します。
自身が狙われていることに気づいていたアマンダは、娘のように育ててきた浅香を逃そうと嘘をついて羽田の部屋へと向かわせていました。
その後、ラムと黒ずくめの組織の構成員はアマンダの部屋へ。ラムはアマンダの弱みである浅香が手中にあればアマンダを組織の思いのままにできると考えて脅しをかけます。しかし、予想に反してアマンダはラムが手にしていた毒薬APTX4869を自ら口に含んで瀕死状態に。彼女はもう助からないとして、ラムは組織の情報を聞かされている可能性のある浅香を探し出すよう部下に命じます。
黒田も組織の構成員に襲われますが撃退し、アマンダの部屋へ。しかし彼女はすでに絶命しており、そこにはダイイング・メッセージらしき謎の暗号が残されていました。
ラムたちは浅香を隠した羽田の部屋へ押し入りますが、浅香を匿う羽田は彼女の居場所を吐かず、ラムは見切りをつけて羽田にAPTX4869を飲ませます。黒田が羽田の部屋へ入ると、倒れている羽田のまわりは妙に荒れた状態に。そこには彼のダイイング・メッセージが隠れていました。
黒田が早々にアマンダを発見したことで地元警察が来てしまったため、ラムは一度立て直してから浅香を改めて探すことに。その後、本棚のスペースに浅香が隠されていたことに思い至り、ラムは急いで羽田の部屋に戻りますが、既に黒田が浅香をトランクケースに入れて運び出した後でした。
ラムは部下に命じて黒田と若狭の乗った車を追跡しますが、信号無視をした飲酒運転のトラックと車が激突して炎上する騒ぎになったため、黒田と浅香を始末できずに撤退することに。そんなわけで、ラムは17年経った現在も、あの時浅香を始末していればという後悔の念に駆られています。
浅香は行方をくらまし、黒田はその後10年近く意識不明で入院しており、目が覚めたら現在のような風体になっていたといいます。
赤井メアリーが薬を投与された経緯
17年前、務武は羽田浩司が殺害された事件を調べるために渡米。しかし、務武が危険な相手を敵にまわしたため、赤井一家はイギリスを離れて安全な日本へ。
それから務武は音信不通となっていましたが、ある時から彼が目撃されるようになり、メアリーは真純を連れてイギリスに滞在。待ち合わせ場所で待つメアリーのもとに務武が姿を現しますが、それは黒ずくめの組織の幹部格・“千の顔を持つ魔女”ベルモットによる変装でした。
ベルモットが変装してメアリーをおびきだしたのは、MI6に赤井務武として潜入するのに、突然姿を消した妻の存在がネックだったから。彼女は3年前から務武の姿で定期的にうろついていたといいます。
敵に囲まれたメアリーはベルモットに口移しでAPTX4869を飲まされ、苦しみながらそのまま川に落下。なんとか命は助かったものの薬の効果で体が縮んでしまい、ホテルで待つ真純のもとへと戻り事情を説明しました。






























