
次は茉里を食うんちゃうやろな……?本当に愛する者は誰か、ついに「食べる」が茉里へ向かう!?——『さよならララ』でララが食べた魚の数を最終回まで数えてみます!【5匹目】
2026年7月より放送中、アニメスタジオ・キネマシトラス15周年記念作品『さよならララ』。筆者がグッと来てしまったので、本企画では、"ララが食べた魚"を数えています。
第10話では、人魚と人間の確執や、ララの「光」の本質、そして「本当に愛する者」が、少しずつ明らかになりました。
愛する者の血と魂を喰らうこと。
その条件を突きつけられたララの脳裏に浮かんだのは、茉里の姿だった!?
無論、魚は食いません。しかし、最終回までのラストスパート、なんとかごまかしながらこの企画を続けていく所存です。「食べる」という言葉が意味するもの、そしてその対象は、回を追うごとに変化してきました。頼む、ララ、なにか良い方法を考えてくれーー!
「ララ、ごんちゃん、帰ってくるやんな」
第10話は、魔女・グレイスがララとローワンの名を呼びながら、その力を使い果たして消えていく場面から始まりました。『もののけ姫』のタタリ神よろしく溶けていく姿は衝撃的でしたね。彼女が最後までララの「光」に何を託そうとしていたのかは、まだ分かりません。ごんちゃんとして、一緒に過ごしてきたグレイスが悪者だとは到底思えませんが……。
グレイスの力が消えたことによって、ララの父・ローワンが復活しました。ララは家族と再会できたはずなのに、頭の中に浮かぶのは茉里やルカのことばかり。リサは家族を救うため、人間との暮らしを諦めてほしいと願いますが、ララの心はもう地上へ向いてしまっています。
一方の茉里は、消息を絶ってしまったララを全力で探し回ります。「ララ、ごんちゃん、帰ってくるやんな」とひとりごつシーンも。苦しい。
この作品はララの視点で描かれることが多いですが、茉里にとっても、このひと夏は人生を変える出会いでしたよね。不思議な人魚が突然現れ、一緒に笑って、ご飯を食べて、ケンカをして、毎日を過ごした。茉里にとっても、大切な友達であって、家族になっています。果たして、ララは帰ってくるのか……!?
ローワンが憎む人間、ララが知る人間
数日後、体調を取り戻したローワンは、ようやくララと会話ができるようになります。しかし、娘を愛する一方で、彼の中から人間への憎しみが消えることはありませんでした。ローワンが語ったのは、ララの母・リグモアが人間に殺されたこと。そして、その出来事をきっかけに城から光が失われ始めたことでした。
知能を武器に発展し、世界を切り拓いてきた人間。そして、その人間から海を守り続けてきた人魚たち。人魚と人間の間には、私たちが思っていた以上に深い溝が横たわっていたのです。短命である人間と、長命の人魚という決定的な種の違いが浮き彫りになりましたね。
ローワンたちは、その悲劇を今も昨日のことのように覚えています。しかし、我々人間は、短い命の中で世代を重ね、過去を忘れながら生きていく存在です。ローワンにとって「人間」とは、妻を奪った敵のままでした。
しかし、ララが知っている人間は違います。
一緒にご飯を食べて、ケンカをして、笑い合ってきた茉里。どんくさくて、不器用だけど、まっすぐララを想ってくれるルカ。ローワンが語る「人間」と、ララが地上で出会った「人間」は、同じ言葉でありながら全く別の存在です。
だからこそ、ララは迷います。父の記憶もまた真実。それでも、自分が地上で出会った人たちもまた、紛れもない真実なのです。
刃は、光か呪いか
ローワンは、琵琶湖上空に浮かぶ巨大な刃こそ、ララが持つ「光」の正体だと語ります。しかし、ララはそれを強く否定しました。「あれは光なんかじゃない。誰かを傷つける、呪われた力だ」と。自らの愛が短剣となって王子様を襲った記憶を知ったララにとって、その力は恐怖そのもの。しかも、ルカまでも傷つけようとしてしまった。
しかしローワンは違います。あの刃は光そのものではなく、ララの力が形を持った"仮初めの姿"。人間には知覚も理解もできない、人魚だけが持つ特別な力。その力こそが、無限に近い生命を与えてきた。そして、行き場を失い、彷徨い続けるララの心が、今もなおあの力を生み出し続けているのだと語ります。
ララは「呪い」としか思えない力を、ローワンは「光」だと言う。同じものを見ているのに、受け止め方はまるで違うのです。
一方、その影響はすでに地上へも広がっていました。刃の周囲には白い花が咲き乱れ、湖の水は変色し、藻が異常繁殖。沖島へ向かおうとした茉里とルカでさえ近づけないほど、ララの力は世界を飲み込み始めていました。
そしてローワンは、ララへ最後の問いを投げかけます。「お前が本当に愛しているのは、誰だ」と。
「あれは……光なんかじゃない……」#さよならララ pic.twitter.com/nGQakElr6a
— TVアニメ『さよならララ』公式✨2026年7月より放送・配信中! (@Goodbye_Lara) September 8, 2026
今週の魚食カウント:茉里を喰うな
もちろん、今週も魚は食べませんでした。魚カウントは5匹のままです。もう、わかりきったことです。
しかし、第10話で「食べる」という言葉が向かった先は、とうとう茉里になってしまった……。
ローワンは語ります。ララの力を目覚めさせ、家族を救うには、本当に愛する者の血と魂が必要なのだと。第7話で「食べたい、あの魂を」と口にしたあの衝動は、やはりララ自身の心でした。彼女の心を満腹に、満たすことが必要なのです。そして、その「本当に愛する者」として、ララの脳裏に浮かんだのは茉里の姿。
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— TVアニメ『さよならララ』公式✨2026年7月より放送・配信中! (@Goodbye_Lara) September 7, 2026
#さよならララ 第10話「刃を持ったプリンセス」
読売テレビにて放送開始⋆˙⟡
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読売テレビにて、第10話の放送がまもなく開始✨
ぜひご覧くださいませ🧜♀️ pic.twitter.com/rZVbcBJGyE
ララには、いろんなものを、可愛らしく、ときには豪快に食べていてほしい。それをずっと見ていたい。そう思って、こちらの記事を書いてきました。
しかし、第1話では魚を食べ、第7話では魂を食べたいと願い、第9話ではルカまでも。そして今回は、その衝動が茉里へ向かってしまう。もちろん当初の食事の意味とは、変化していますが、一緒に魚を食べて、一緒に笑って、一緒に暮らしてきた茉里を、本当に愛しているからこそ、喰わなければならない。
ララは茉里へ「もう会えない」と電話をかけます。明らかに、ララは何かに気づいていますね。茉里とあってしまうことで、何かが起きてしまうと。しかし、それでも茉里は会いに行くことを選びました。「寂しがり」だから。一緒にいたいから。
覚悟を決めララに会いに行く茉里。兄とルカの協力のもと、琵琶湖へと向かうが、そこにはグレイスと共にいたウツボ?くんがいて、水中へと拉致されてしまう! やたらと魚類に絡まれる茉里は一体どうなる!?
頼むララ。茉里だけは喰わんといてくれ。これからも茉里とは、一緒に魚を食べる側でいてくれ。
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— TVアニメ『さよならララ』公式✨2026年7月より放送・配信中! (@Goodbye_Lara) September 6, 2026
#さよならララ 第10話「刃を持ったプリンセス」
TOKYO MXにて
ご視聴ありがとうございました⋆˙⟡
┈┈┈‧⁺ ⊹˚.#さよならララ #さよララ感想会 で感想投稿お待ちしております🧜♀️
現在各種配信サイトにて配信中です✨… pic.twitter.com/IDUFSDIpe7
前回までの記事
作品概要
あらすじ
海の王である父と、姉たちに愛されて、すくすくと育ちました。
ある日、ララは地上に生きる人間の王子に恋をしてしまいます。
それは人魚たちの世界では許されぬ、禁じられた恋でした。
それでもララは地上へ旅立ちます。
魔女グレイスにもらった薬を飲み、人間の姿になったのです。
しかしそれは、”本当の愛”を見つけなければ、
泡となって消えてしまう禁忌の薬でした。
人魚のプリンセスでありながら、人間との愛を望んだララ。
けれど———その願いは叶わず、泡となって海へ消えてしまうのでした。
それから200年。
長い時を経て、人魚姫ララは琵琶湖に蘇る。
今度こそ“本当の愛”を見つけるために———
キャスト
(C)キネマシトラス/「さよならララ」製作委員会
































