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- まりも
- ゾロとONE PIECEを偏愛するフリーライター。アニメ、推し活、恋愛、結婚、睡眠など、幅広く執筆しています。

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。
未知の島での心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、連載30周年を目前に控えた現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。
9月14日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1193話“練習中”では、ゾロが己に備わる覇王色を扱えるようになるべく、実戦のなかで“練習”をはじめます。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1193話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方など、ジャンプ未読の方はご注意ください。
目に見えないソマーズの荊に囚われているゾロ。その荊のなかで静かに考えをめぐらせ、覇王色をまとった刀で鋼の心臓を貫けば、不死身のソマーズを確実に倒せると確信します。そこでゾロは、ソマーズを相手に、さっそく覇王色をまとって戦う練習をはじめるのでした。
まずは自在に扱える武装色をまとい、凄まじい気迫で一撃。ゾロの刀は鉄の硬度を超えるという荊を斬り裂き、続いてソマーズの身体に突き刺さります。
惜しくも心臓は刀を跳ね返したため「失敗か…」とひとりごちるゾロですが、これをくらったソマーズは先ほどまでの威勢を失って痛みと恐怖でガタガタ震えており、着実に覇王色が身につきはじめていることを感じさせます。
SNSでは、ほどなくして覇王色使いへとレベルアップするであろうゾロに「強っ!」「貫禄がすごい…」「特に技名もなく普通に心臓ぶっ刺しにいったw」「ソマーズの荊と煽りに一切動じないゾロ、格が違う」「ゾロにとっては神の騎士団もただの練習台なの好き」「これまで人の尊厳を面白おかしく弄んできたソマーズが一切言葉を聞いてもらえず練習台にさせられてるの、最高の皮肉だなあ」など、多くの感想が寄せられました。ソマーズの小物感も相まって、ゾロのかっこよさが際立つシーンでしたね。
Mr.1と対峙したころと変わらず、戦闘中のゾロが己と向き合い深く考えはじめたら、それは彼が一段階成長する合図にほかなりません。今回まといかけた覇王色を、うまくコントロールするきっかけをつかむ瞬間が楽しみです。
また、ソマーズと同じ神の騎士団であるキリンガムと戦うサンジも、覇王色をまとう可能性があると考えられている一人です。
第1152話では、ギャバンが「どうやら「覇王色」があるのは1人じゃなさそうだな」と切り出し、ゾロの覇王色がだいぶ体になじんでいると言及しました。ここでサンジは、自分にも覇王色があるのではないかとしつこくギャバンに問うています。結局そこではなにも答えてもらえず、サンジの後ろ姿が意味深に映し出されて終わるのですが、覇王色の資質を示唆しているようにも思えるシーンです。
今回、サンジはキリンガムから勝機がないと言われると、「それは…おれ次第」と力強く答えています。初の神の騎士団戦となるこのバトルで、きっとサンジもゾロ同様に大きな成長を見せてくれるはず。それが外骨格によるものなのか、覇王色の資質によるものなのか……期待が高まります。
一方、フクロウの図書館では、ビブロが祖父の代から受け継がれる“手紙”と“道具”が入った大きな箱を開けるようロビンたちへ訴えます。中身はわかりませんが、ロビンが「これ…一体何百年前の…!!」と驚くほど古いものであるようです。
箱を開けたら、一体なにが出てくるのか。手紙とは誰が誰に向けて書いたものなのか。SNSでは、さっそくさまざまな考察が飛び交っています。
とくに、ポーネグリフやジョイボーイ、古代兵器をはじめとした空白の100年にまつわる内容を予想する声が多く、「手紙ってポーネグリフ?」「最後のポーネグリフが入ってて、実はビブロが火の傷の男かも」「ジョイボーイからの手紙かな」「道具って古代兵器だったり…?」「ニカに関するものかな」といったコメントが目立ちます。
また、“手紙”を書いたのがビブロの祖父だと仮定し、もともとビブロやその祖父が人間だったと考える人や、“道具”はフクロウにされてしまった呪いを解くためのものだと考える人もいるようです。
あくまでも箱の中身は“手紙”と“道具”であり、武器ではないというのも注目すべきポイントでしょう。この戦いに希望がさすようなアイテムが入っているのかもしれません。
そのほかにも、今回はギア5が解けかけて焦りつつ「ん?」となにかに気づくルフィ、実は策を思いついていたウソップと、気になるシーンが多く読み応え満点でしたね。目覚めたシュリの状態も気になるところ。各サイドの様子から目が離せません。
[文/まりも]