第2期 2009年1月6日 放送開始!!『はじめの一歩 New Challenger』アフレコ後のキャストからコメント到着!!

いじめられっ子だった少年が、ボクシングと共に成長していく熱血ボクシングストーリーとして、週間少年マガジンで連載され長きにわたって人気を博している『はじめの一歩』。00年にアニメ化され、76話が放送されたこの人気作が、いよいよ待望の第2期シリーズとなって帰ってくる。09年1月6日（火）より、日本テレビ系（1部除く）にて、毎週火曜深夜25:29～放送開始される、TVアニメ『はじめの一歩 New Challenger』がそれだ！　※CSチャンネル「日テレプラス」（スカパー！e2 Ch.300/スカパー！Ch.278他）で毎週水曜23：30からも放送。

今回は放送に先立ち、アフレコ収録におじゃま。原作者の森川ジョージ氏のほか、宍戸淳監督。幕之内一歩役の喜安浩平さん。鷹村守役の小山力也さん。青木勝役の高木渉さん。木村達也役の藤原啓治さん。宮田一郎役の関智一さんにお話をうかがうことでできたのでご紹介しよう。

『はじめの一歩 New Challenger』アフレコ後コメント

――はじめの一歩の第2期が始まるに当たり、今の感想を率直に教えてください
森川ジョージ氏（原作）：アフレコ現場を見学しましたが、絵がとてもきれいでした。第1期のアニメが大好きだったので期待しています。

喜安浩平さん（幕之内一歩役）：一歩のアフレコはどこの現場よりも緊張します。初心者のようになっていますが頑張って演じていきます。

小山力也さん（鷹村守役）：『一歩』は長期スパンで且つ、盛り上がりを見せる人気作品ですが、何年か経ってからまた鷹村を演じられるとは思えず、うれしい限りです。

高木渉さん（青木勝役）：登場人物の心情を説明してくれる一歩のような作品はボクシングのルールを知らない人が見ても楽しめるのでは、と思います。待ってました！とばかりに6年ぶりにシリーズが開始されるということで、うれしいです。エキサイティングな作品にしたいです。

藤原啓治さん（木村達也役）：前シリーズが終わってからも、またアニメ化されるのではと密かに期待をしていました。原作が続いているので、第3期シリーズも製作されるのでは、と予想しています（笑）。

関智一さん（宮田一郎役）：第1期が終わってから、周りの人たちに第2期はいつ始まるのかって何度も聞かれました。今率直にお答えすると、うれしいです！！

宍戸淳監督：原作が超人気作なので、名作に泥を塗ってしまうのではないか、プレッシャーを感じます。前作より良いものに仕上げられるよう、ほど良い緊張感を持って、毎話試合をしているかのように挑みます。


――ご自身のキャラクターを演じられる際、第1期と変わった点はございますか？
喜安さん：変えようとは思っていません。前シリーズでは、演じていくうちに一歩と自分の波長が合っていくという実感がありました。今回も前シリーズ同様僕らしく、そして一歩らしく演じられれば、と思います。

小山さん：前シリーズから間があいているので、客観的に見れる部分もあるかと思います。鷹村はスーパーマンみたいな人物なので、普通の人間っぽくならないように、ジャンプジャンプしていきたいと思います。

高木さん：心はかえず、面白く演じていこうと思います。ただ、僕は犬のワンポも演じているのですが、ワンポが中型犬になったみたいで、音響監督から“もっと大人っぽく”という指導がありました（笑）。

藤原さん：続編なので特に変化はありません。といっても、6年ぶりということで若干歳をとりましたので、見ている方が違和感を感じないよう、少し若作りな芝居をしています。

関さん：変わった点はないです。でも、これから宮田が成長して行くにつれて何か変わるかもしれませんね。



――視聴者の皆様にメッセージを一言お願いいたします
森川氏：原作者の期待を裏切らない作品ですので楽しみにしていてください。

喜安さん：前シリーズから6年も経つと前シリーズが美化されてしまいますが、それに負けないよう精一杯頑張ります。素晴らしい原作・共演者・スタッフに囲まれてますので、面白くなるはずです。面白くします！

小山さん：日本のアニメはNo.1だと思っています。子どものころに見て忘れられないアニメが人それぞれにあると思いますが、この作品も世代を超えてみなさんの心に残るアニメにしたいです。力を結集させて頑張っていきます。

高木さん：登場人物や、ストーリーのドラマ性、リングでの緊張感が本作のみどころです。原作を読んだでいるファンの方も、これから初めて見る方も、アニメになって動く『一歩』を期待してください。

藤原さん：『はじめの一歩』は悪役がいないですし、対戦相手にも感情移入できる、健全、健康な作品です。全ての方に支持してもらえるよう、キャスト･スタッフ一同力をあわせて頑張っていきたいです。

関さん：僕もずっと好きだった漫画なので、1視聴者として第2期がとても楽しみです。みなさんも楽しんでください。

宍戸監督：“萌える”アニメではありませんが、“燃える”漢（おとこ）のアニメです。ぜひ試合の緊迫感を楽しんでください。


――宍戸監督へ質問です。演出をされる際に心がけていらっしゃることは何ですか？
宍戸監督：まず、リアルにボクシングを描くこと。次に、カッコよいシーンはカッコ良く描くこと。そして、汗くさい、男くさい感じに仕上げること。実写のボクシングより面白い、といわれるように頑張ります。


――森川氏へ質問です。実際のアフレコ現場を見学されて、どう思われましたか？
森川氏：先ほど家で宮田の登場するシーンの原稿を描いていたのですが、本日のアフレコがちょうど宮田のシーンの収録で、動いている宮田を見て絵が上手だと思いました。第1期のキャストの方達が再びそろってくれているのもうれしかったです。


――アニメと漫画の表現方法の違いは何だと思われますか？
森川氏：第1に、アニメでは絵が動くという点。実際にデンプシーロールが動くのを見て、“あ、こう動くんだ”と感動しました。第2に色がついている点。原稿を描いているときには漠然としか思っていないのですが、アニメではそれがはっきりと描かれています。そして、声があることですね。机に向かえば、僕の原稿からも喜安さんをはじめとするキャストの皆さんの声が聞こえてくるんです。

第2期『はじめの一歩 New Challenger』作品情報

＜ストーリー＞
いじめられっ子だった幕之内一歩は、プロボクサー鷹村と出会いボクシングを始める。鴨川ジムに入門した一歩は鴨川会長の厳しい指導の下、日本チャンピオンにまで登りつめる。防衛第1戦で天才ボクサー真田を破った一歩の次の相手は、かつて鴨川ジムで一緒に汗を流した弟分・山田直道だった。昔の面影も無く高らかにベルト奪取宣言をする直道。一歩の気持ちは揺れる……。

＜スタッフ＞
原作：森川ジョージ（講談社「週刊少年マガジン」連載）
監督：宍戸 淳
シリーズ構成：ふでやすかずゆき
キャラクターデザイン：杉浦幸次
音楽：平野義久
音響監督：三間雅文・中嶋聡彦
美術監督：金子英俊
企画協力：講談社 週刊少年マガジン編集部
アニメーション制作：マッドハウス
製作著作：日本テレビ/D.N.ドリームパートナーズ、バップ、マッドハウス
オープニングテーマ：「HEKIREKI」／LAST ALLIANCE(One-Coin LABEL/VAP)
エンディングテーマ：「8AM」／coldrain（VAP）

＜キャスト＞
幕之内一歩：喜安浩平
鷹村 守：小山力也
青木 勝：高木 渉
木村達也：藤原啓治
宮田一郎：関智一
鴨川源二：内海賢二
ほか

第1期『はじめの一歩 DVD-BOX』VOL.1

発売日：2009年1月21日発売／VOL.2：2009年3月18日
価格：26,250円（税込）
発売元：バップ

仕様：VOL.1＆VOL.2収納可能BOX付き、豪華ブックレット封入、各38話ずつ収録/8枚組