
TVアニメ『キャシャーンSins』2ndED曲「光と影」を歌うクノシンジさんスペシャルインタビュー!自転車を愛し、音楽を愛する熱き想いをアニメイトTVに語ってくれた!
2009年1月28日に発売された4thシングル「光と影」はライブで最も人気の高いバラード。泣いてしまうファンも現れるほど、その訴えるような旋律で聴く者の心に響く。クノシンジさん自ら“救済ソング”というキャッチフレーズをつけた「光と影」は生きることや信じることに悩む人へ送る珠玉のピアノ・バラードだ。「光と影」はTVアニメ『キャシャーンSins』の2ndED曲。こだわった映像と、深いテーマ性を内包した大作である『キャシャーン』と見事にマッチ。作品に彩りを添えた。
クノさんは2月25日に1stフルアルバム『光のアルバム』もリリース。光をテーマに、全ての曲に“光”という歌詞を取り入れ、人生における様々な光を描写している。そして、4月12日~27日には、前代未聞の『クノシンジ自転車ツアー2009~東名700kmの旅~』を決行する。自転車で移動しながらライブを行うというイベントだ。その道中はブログや動画配信などで逐一中継され、ファンの方の家を訪問するプロジェクトもあるらしい。自分の想いを音楽を通じてストレートに表現し、ファンに伝え続けるクノシンジさん。彼の素顔をこのインタビューにて知って下さい!
●クノシンジさんプロフィール
1983年3月8日、愛知県碧南市生まれ。
60 ~ 70's、The Beatles(主にPaul McCartney)、The Beach boys、QUEEN、ELO(Electric Light Orchestra)等の楽曲のアレンジまで含めたポップセンスに感銘を受けたのが音楽家を志すキッカケ。
さらに80's、Aztec Camera、Prefab Sprout、XTCなどのギターポップサウンドにも胸躍らせ、90'sではJellyfishやBen Folds Fiveに傾倒した。
00's ~現在のシーンではThe Fratellis、The Feeling 、Tahiti80、Sondre Lercheなど素晴らしいポップセンス溢れる音たちにかこまれて、自身の制作に没頭する日々を送っている。
趣味は自転車。
⇒1stEDのKΛNΛさんインタビューはコチラ!
●『キャシャーンSins』との共通のテーマ それが「光と影」
――ATVニュース初登場なので、自己紹介をしていただけますか!?
クノさん:最初に音楽に興味を持ったキッカケは、スピッツとビートルズです。中学一年生ぐらいでした。ビートルズは父が聴いていた影響です。それで、中学三年生の時に、両親の持っていたギターを勝手に持ち出し、ギターを弾けないのに曲を作っていました(笑)。その頃から歌詞も書いていました。その後は、打ち込みなどで本格的に曲を作りだし、やがては音楽の専門学校に進み、インディーズアーティストとして曲を発表し、メジャーデビューすることになりました。それからの音楽活動の中では、特に映画『スピードレーサー』のコンピレーションアルバム『SPEED RACE JAPAN マッハGoGoGoトリビュート』への参加が印象に残っています。アカペラに初挑戦したのが思い出です。
――音楽漬けの日々だったんですね。キャシャーンのタイアップのお話を聞いた時はどんなお気持ちでしたか?
クノさん:『スピードレーサー』の時のご縁から、タツノコプロさんよりキャシャーンのお話をありがたくいただきました。アニメのタイアップはこれが初めてでした。アニメは音楽が重要な役割を果たすコンテンツだと思っているので、身が引き締まりました。「緊張感を持って臨もう!」と決意しました。あそこまで救いようのないアニメってあんまりないですよね(笑)。抜け目がなく徹底して独自の世界観を構築しているところが、『キャシャーンSins』でとても好きな部分です。完成度がすごく高い。もっと明るい演出をしてもいいはずなのに、そこをグッと堪えて、ひたすら独特の路線を突き進んでいくみたいな(笑)。地元である愛知の友達に「“キャシャーン”面白いから観て」と紹介したら見事にハマってましたよ。一度ハマると抜けられない魅力が『キャシャーンSins』にはありますね。
曲作りとしては、世界観に合う曲を考え始めた時、僕が20歳頃に作った曲「光と影」が一番似合う曲だと気づきました。歌詞が『キャシャーンSins』にぴったりだったんです。不思議な巡り合わせだと思いました。もちろん、アレンジを変えたり、歌詞を一部書き直したりして、キャシャーンの魅力が最大限に伝わるような曲にリニューアルしました。アニメ本編の張りつめた緊迫感を少しでも和らげるようなゆったりした曲調になるように考えました。“矛盾したどうしようもない心”が、アニメと「光と影」に共通したテーマだと思っています。
――具体的にはどのような作業を行ったのですか?
クノさん:『キャシャーンSins』ではキャラクターのデザイン自体は、割と柔らかい線で描かれているので、その雰囲気とピアノ、ストリングスのアレンジがすごくシンクロするんじゃないかと思いました。インディーズで出した頃に入っていたドラムを無くして、ピアノとストリングスに特化しました。その中でも、ストリングスをフィーチャーすることで、印象的な楽曲に仕上がったと思います。それと、実は歌詞をギリギリまで悩んでいました。5行ぐらいがずっと決まらず、スタジオに入ってからも悩み続け、収録1時間前にやっと脱稿したんです(笑)。より深い歌にして、よりアニメとの親和性を高めようと思ったら、スパイラルにハマってしまって……(笑)。こんなに歌詞で悩むのは初体験でした。
――徹底して妥協しない曲作りだったんですね。どんなメッセージを曲に込めたんですか?
クノさん:まず、いろんな聴き方ができるように心がけました。恋愛の歌にも聴こえるし、そうでないようにも聴こえるようにしました。基本的には聴き手が自分なりに受け止めてくれれば良いと思っています。だから、明確なメッセージはありませんね。メッセージがないことがメッセージです。あまりそれを決めつけたくないです。僕自身を使って説明すれば、この曲のオリジナルを作った20歳ぐらいの頃、とても人生に悩んでいて、答えを出せずにもやもやしていました。その頃の路頭に迷っている感情をもろに曲に乗せたんです。今となってはすごく恥ずかしいですけど……(笑)。だから、伝えたいメッセージとかを語れるところまで僕自身が辿り着いていなかったんですよ。悩んでいる自分をひたすら正直に描きました。「人ってそんなに強くない。弱いんだ。悩み続ける生き物なんだ」というような気持ちでしたね。今となっては、そういう創作方法が、この曲に合っていたと思っています。
――等身大のクノさんが表現されているわけですね。スタッフやファンの方々の反応はどうでしたか?
クノさん:それまでは割とアッパーな曲が多かったので、「こういう側面もあるんだね」という反応でしたね。元々は「光と影」のようなテイストの曲も作っていたのですが、なかなかメジャーな場で発表する機会がなかったので、良い転機になりました。
●高難度アカペラに挑戦した「ボヘミアン・ラプソディ」をカップリング
――カップリングの「BFO」に関しては何か思い入れはありますか?
クノさん:カップリングにする予定はなかったんですけど、スタッフの方々の人気が高いこともあって、「それなら入れてしまおう!」と決断しました(笑)。
――3曲目に「ボヘミアン・ラプソディ」をセレクトしたのもすごいですよね
クノさん:高校生の時に初めて聴いて、衝撃を受けた楽曲でした。冒頭でもお話しましたが、コンピレーションアルバム『SPEED RACE JAPAN マッハGoGoGoトリビュート』の中で、アカペラに初挑戦したらとても楽しかったので、またアカペラをやってみたいと思い、「どうせやるなら最高難度に挑戦しよう!よし!洋楽でボヘミアン・ラプソディだ!」と決めて(笑)。山でいえばいきなりエベレストに登った感じですよ(笑)。これをやったら次どうするんだみたいな(笑)。相当の難産でしたね……。普段気持ち良いハモリでさえも“もう勘弁して”と思いました(笑)。まあそれは冗談で、歯ごたえのある挑戦にて、歯ごたえのある歌に仕上がったと思います。
――そして待望1stフルアルバム『光のアルバム』をリリースすることになるわけですね
クノさん:このアルバムには約2年の歳月を費やしました。熟成に熟成を重ね、大切に作ったアルバムです。バラエティに富んだ内容になりました。今回は“希望”を主に表現したいと思い、その手段として“光”をテーマに設定しました。各曲の中に“光”という言葉が使われています。2曲目の「ヒカルミライ」は3rdシングルなんですが、初めて自分が“光”を強く意識した楽曲です。この曲でいう光とは、内面にある光です。「外的な光に頼らずとも、内面から希望の光を発射できるんだよ」というメッセージが込められています。また、7曲目の「one morning light」はセルフプロデュース曲で、「ヒカルミライ」とは逆に外からの光を描いています。優しく差し込む朝日などをイメージしました。穏やかで落ち着いたメロディになっていて、ファンの方々からも人気の高い曲です。あと、5曲目の「レッツゴースマイル」は一番テンション高く、強烈な光を放っています。真夏に照明ライトのような強い光を放ちまくって弾けまくるというイメージです。「正面からたち向かってぶつかっていこう!最後に笑えればそれでいいじゃないかっ!」と主張してます。ライブですごく楽しめる曲だと思います。
●自転車が好きなんです。だからツアーも自転車でまわります!
――プライベートの話に移りますが、最近のマイブームは何かありますか?
クノさん:昔からずっと自転車が好きですね。仕事にも自転車で行きます。都内だと自転車の方が速かったりする場合があるじゃないですか。かつ、運動不足が解消されるし、エコだし、リーズナブルだし、良いことばっかり(笑)。約3年前に4日ぐらいかけて、東京から故郷の名古屋まで友達と一緒に自転車の旅をしたこともあります。ちなみに、箱根の坂が一番の難所です(笑)。
そして趣味が興じて、今年は『クノシンジ自転車ツアー2009~東名700kmの旅~』と題してライブツアーと自転車をドッキングさせてしまいました!東京から名古屋まで自転車で行って、その道中にファンのみなさんと交流します。そして、名古屋でライブをして、また東京まで自転車で戻ってきます。最後に、東京でまたライブをしてフィナーレという、自分にしかできない壮大な計画を実行します!リトル間寛平さんです(笑)。絶対キツいので、あえてスタートまで何も考えないようにしています(笑)。詳しくは特設HPをご覧下さい!
――すごいです!とても真似できません
クノさん:あ、プライベートの話じゃなくなってしまいましたね(笑)。プライベートはそうですね……引っ越しがしたいです。今住んでいるところが長いので、そろそろ新鮮な場所に移動しないと(笑)。
――それでは最後に、読者のみなさんへメッセージをお願いいたします
クノさん:「光と影」で僕を知ってくれたみなさん、どうもありがとうございます。『光のアルバム』ではさらにいろんな僕を知って頂けると思いますので、ぜひ聴いてみて下さい。よろしくお願いします!
クノシンジ4thシングル「光と影」
2009年1月28日発売。
1,050円(税込)
発売元:株式会社ドリーミュージック
クノシンジファーストフルアルバム『光のアルバム』
2009年2月25日発売。
2,800円(税込)
※既発表シングル4 曲を含む全13 トラック収録
01. タイムカプセル
02. ヒカルミライ
03. BFO
04. 君は君
05. レッツゴースマイル!!!!!!!
06. FRIEND-SHIP
07. one morning light
08. ロッテンピーチ
09. 風車
10. トゥルル
11. つよがりドライバー
12. 光と影
~bonus track~
13.空の涙 acoustic ver.
発売元:株式会社ドリーミュージック
コンピレーションアルバム『SPEED RACE JAPAN マッハGoGoGoトリビュート』
2008年8月27日発売。
DVD付初回盤:3.500円(税込)
通常盤:2,625円(税込)
※参加アーティスト:石野卓球/音屋吉右衛門'寿(世良公則&野村義男プラス)/カジヒデキ/川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)/ Kiiiiiii+DJ Codomo/クノシンジ/小宮山雄飛(ホフディラン)/HALFBY/Fantastic Plastic Machine
トータル・プロデュース小宮山雄飛(ホフディラン) 敬称略
発売元:株式会社ドリーミュージック
クノシンジ4thシングル「光と影」
2009年1月28日発売
1050円(税込)
発売元:株式会社ドリーミュージック
『キャシャーンSins』Blu-ray Disc&DVD BOX第2巻
2009年3月25日発売
Blu-ray BOX 15750円(税込)
DVD BOX 12600円(税込)
(C)2008タツノコプロ/キャシャーンSins Project

















































