ドラマCD『走れ☆メロス』出演の小野大輔さん&杉田智和さんか..

あの名作が新解釈+豪華キャストでドラマCD化! ドラマCD『走れ☆メロス』出演の小野大輔さん&杉田智和さんからコメント到着!!

太宰治の名作『走れメロス』を新解釈し、ドラマCD化した作品「名作文学(笑)ドラマCD『走れ☆メロス』」が2009年7月24日に発売される。

『走れ☆メロス』は、“シスコン”のメロス、“苦労性”のセリヌンティウス、“ツンデレ”の王様の3人が登場し、「メロスやセリヌンティウスが●●だったら…」というようなオリジナルエピソードも収録しているという盛りだくさんな内容になっている。キャストトークも収録しており、収録後のナマのコメントを聞くことが出来るぞ!

今回、小野大輔さん(メロス 役)と杉田智和さん(セリヌンティウス役)に収録後に直撃インタビュー、作品についてお話を伺ったのでご紹介しよう!


――収録を終えての感想をお願い致します。

小野大輔さん(メロス 役):台本を頂いた時に、“(笑)”とついていますが、昔からある名作文学ということで、マスターピースをしっかりとドラマCDとして演じなければいけないなというプレッシャープラスト書きに「走る息『はぁはぁ』」というのが多いこと多いこと(笑)。本当に、収録前から大変だなと思っていたのですが、思ったとおり非常に熱量のいる収録でした。でもその分、魂を込められたといいますか、メロスと同じ心境になって気持ちよく演じることが出来たかなと思います。

杉田智和さん(セリヌンティウス役):演じながら、学生時代に教科書で学んでいた「走れメロス」を同時に思い出していました。「名作文学“(笑)”」と称されているように、自分たちの芝居も“(笑)”とされないように努めて演じました。


――聞き所や印象に残ったシーンについて教えて下さい。

小野さん:本編はデフォルメされているのですが、やはり原作が持つ魅力というものをしっかりと投影したドラマCDになっていると思いますので、原作を読んでから聞くというのがいいのかもしれません。おまけは、絶対、先に聞かない方がいいと思いますね。聞き所と言いますか、聞き方としては、原作⇒ドラマCD⇒おまけと、楽しんで頂ければいいかなと思いました。

杉田さん:個人的なオススメのポイントは、メロスと妹婿の会話です。
現場ではずっと後ろから見ていたのですが、小野さんの喉がいつ爆発するのかとずっと心配していました。渾身のシーンとなっていますので、ご期待下さい。

小野さん:他の作品で鍛えてるから大丈夫です。原作よりも色々な意味で誇張されたキャラクターなので、やらなくていいのにやった部分というのもあります。叫ばなくていいのに叫ぶとか…。役者側発信の味付けをした部分も結構ありますね。それは、セリヌンティウスにも言えることですね。

杉田さん:一周回って面白いと思わせる素直な人間性だからこそ、心を閉ざした王の何かを動かしたのかもしれないですね。


――本編もデフォルメされていますが、キャラクターについても原作を基にデフォルメされていると思います。キャラクターについてお聞かせ下さい。

小野さん:メロスはピュアでしたね。そして、凄いアスリートだなと思いました(笑)。結構どころじゃないくらい走ってますしね。収録して思ったのは、人間は、モチベーションがあればどこまででも能力を出せるというか、自分が思いもしないような能力が出たり、また、限界に達した人間というのは、一つ高い所にいけるんだなと改めて感じました。
やっていて酸素が薄くなってきて、段々と僕もハイになってきたんですけど、そんな中で最終的に残るのは、「自分が何で走るのか?」というモチベーションなんですよね。
それが友情だったというのが、彼のピュアさだと思うので、演じていてピュアさに嬉しくなった部分がありました。より、メロスというキャラクターが好きになりましたね。

杉田さん:性格付けに関しては、原作と大差ないと思います。セリヌンティウスは、メロスにとって親友なのですが、多少、目上の立場というか兄のような立ち位置と捉えると、キャラクターがより分かりやすくなった気がします。
あと、演じながら再確認したことがありまして、人質になるというのを申し出たのは、セリヌンティウスではなくてメロスが発案したことなんですよね。これが原作通りだったのか気になったので、原作を読み返してみようと思います。


――最後にファンへのメッセージをお願いします。

小野さん:僕も学生の時に読んではいたのですが、改めてこの作品の魅力に触れたというか、「何故、時代を超えて人に愛されるのか?」という所を実感しました。
このドラマCDも、そうやって名作と呼ばれる作品を「やっぱりいいものだな」と思ってもらえる、もう一度触れるきっかけになればいいなと。是非、原作片手に聞いて下さい。

杉田さん:疑心暗鬼になりがちなこの現代の流れの中だからこそ、太陽のようなメロスの存在から何か学び取る、感じ取ることがとても多いと思います。
今後とも、「名作文学(笑)」シリーズ、お楽しみ下さい。


CD■ドラマCD『走れ☆メロス』
2009年7月24日発売予定 定価2,625円
発売・販売:フロンティアワークス
発売協力:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

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