11月1日のKalafinaライブツアー最終公演よりレポ公開!

11月1日開催の「Kalafina LIVE TOUR 2014」ファイナル公演より、公式レポート公開! ヴォーカル力だけでなく、演出でもファンを魅了!

 女性3人組ヴォーカルユニット『Kalafina』が11月1日(土)、東京・東京国際フォーラム ホールAで「Kalafina LIVE TOUR 2014」のファイナル公演を行った。11月19日に発売される新曲『believe』(現在放送中の人気テレビアニメ『Fate/stay night』エンディングテーマ)など21曲を熱唱した。

 10月18日に大阪・グランキューブ大阪で初日を迎えたツアーのファイナルにして、「年内は、大きなホールでフルメンバーでのワンマンライブは最後」(Keikoさん)となった公演。
 今回、公式レポートが到着したので、当日の模様をお伝えしよう。

◆公式レポートでファイナル公演の模様を紹介!
 3人の澄んだ声色とハーモニー、ソロパートから音が重なっていくコーラスワークばかりか、マジックでも使ったかのように、ステージ上で白い衣装が一瞬にして色付きに変わったり、早替えありと演出でもファンを魅了した。

 午後5時過ぎ、ステージが暗転。上部が半円形になった大きな扉が中央に、両サイドに同じ形の窓が2つずつ並ぶステージセットが、ブルーライト一色に照らしだされると、中央の扉に白い衣装のWakanaさん、Keikoさん、Hikaruさんが登場。

 ホールクラスでは最大の集客数をほこる会場「東京国際フォーラム」ホールAを満員に埋め尽くした5,000人の観客からいっせいに拍手が起こる。そこへ、Kalafinaたちのアカペラで澄んだ声のハーモニーが流れてくると、一転、シーンと静まり返る。preludeから『dolce』『adore』でスタート。

 MCで、Wakanaさんが、「すごく広いですね。後ろの方見えてますか? 私ちょっと見えないんですけど。(笑)」と言い、Hikaruさんが、「こんなにたくさんの方のお姿を拝見することが出来て嬉しく思います。いっぱいじゃないですか」と、とにかく会場の広さに言及。

 Keikoさんは、「外はめっきり秋。涼しくなってきました。私たちが会場入りする頃ポツポツと雨が。“Kalafinaあるある”でございます。Kalafinaのライブの時は雨が多いんですけど、今はどうかな降ってるのかな、止みましたかね・・降ってますね」と、言って会場を盛り上げる。

「ちょっと温かい爽やかな楽曲たちを」(Keikoさん)と、『屋根の向こうに』、『I have a dream』(セカンドアルバム収録、劇場版アニメ『イヴの時間』主題歌)、『storia』(NHK総合、歴史情報番組『歴史秘話ヒストリア』オープニングテーマ)の3曲を続けて歌唱。

 MCをはさみ、次のセットは、「ダークな楽曲たち」(Keikoさん)を並べた。可愛いKalafinaからカッコいいKalafinaへ。早くもヴォーカリストとして、いろんな顔を魅せるが、ここでは、演出でも魅せていくシーンがたくさんあった。

 『うつくしさ』では、暗い照明に紫、赤、緑、青をピンスポットで当てると、後ろのセットが廃墟のようで、歌詞とところどころリンクして見える。そして、窓のセットに五月雨式に歌詞が浮かび上がる。これが、激しい雨粒が窓を叩きつけるような感じとそれによって文字が浮かび上がったかのように見える。

 次のシーンでは、まるで、マジックでも使ったかのようだった。3人が中央の大きな扉の前に立ち、曲が終わると同時に暗転になる。数秒の間があり、『red moon』でライトに3人が照らしだされると、白い衣装はそのままに、Hikaruさんの右腕のシースルーの布がなくなり、右の脇から紫の布が、Keikoさんは左のスカートのところから臙脂の布が、そして、Wakanaさんは、右肩から左にかけて白かった布が緑色に!

 中央の大きな扉の上が長方形のスクリーンになり、『red moon』『Magia[quattro]』『to the beginning』と曲タイトルが出る。衣装替えの後、一転して黒いドレス風衣装で登場した3人は、「弦のカルテットとピアノ」(Keikoさん)という編成で『seventh heaven』『snow falling』をシンプルに聴かせた。

 中盤の『追憶』の曲終わりには、逆光で真ん中にぽっかり暗闇が出き、そこに吸い込まれるように消えた3人。一瞬でドレス部分を脱ぎ捨て、黒に黄色模様が入ったミニスカワンピースへと早替えで、『obbligato』『consolation』と、ロック調の曲で躍動する。

 しっとりした曲を3曲入れて、本編の最後は、テレビアニメ『Fate/stay night』エンディングテーマにもなっている11月19日発売のニューシングル『believe』を初披露した。

 観客が総立ちで迎えたアンコールでは『音楽』、『heavenly blue』と人気のアッパーチューンで、観客たちとライブノリで盛り上がった。

 ラスト前の最後のMCでKeikoさんが、「来年、大きなステージが待っております。ベストアルバムのタイトルをとって“Red Day”、“Blue Day”と名付けて、2月28日と3月1日に日本武道館でライブをやらせていただくことが決定しています」と、念願の日本武道館2daysをあらためて報告。

 続けて、「ライブハウスでスタートしてから、ひとつひとつ会場が大きくなったり、行く場所が増えたり、少しずつですけど、自分たちの夢が叶ってきて、歌手になると決めたとき、3人それぞれ日本武道館に立ってみたいという思いがどこかにあった。来年みなさんと一緒に行けると決まった時から、もう一度歌い手として、責任をもって歌を大切に歌っていこうと思いました」と、これまでの歩みを振り返り、応援してきてくれたファンに感謝した。

 ラストは、「今日の最後、今年最後になるかもしれませんね。未來への希望を歌った一曲です」と、Keikoさんの曲紹介で、劇場版『空の境界 未来福音』の主題歌『アレルヤ』。最後で感極まったWakanaさんが涙で声をつまらせ、Keikoさんがそっと寄り添ってWakanaさんの肩を優しく抱く。なんとか、最後の最後は、ありったけの声を出して、伸びのあるソロパートを歌いきった。

 曲が終わると同時に、自然に観客が立ち上がり、スタンディングオベーションで拍手が鳴り止まなかった。

【セットリスト】
M-01. prelude~dolce
M-02. adore
M-03. 屋根の向こうに
M-04. I have a dream
M-05. storia
M-06. うつくしさ
M-07. red moon
M-08. Magia[quattro]
M-09. to the beginning
M-10. interlude
M-11. seventh heaven
M-12. snow falling
M-13. 追憶
M-14. obbligato
M-15. consolation
M-16.ひかりふる
M-17.君の銀の庭
M-18.misterioso
M-19. believe
Encore
EC-01. overture~音楽
EC-02. heavenly blue
EC-03. アレルヤ

●Support Musicians
Guitar:是枝巧一、Drums:佐藤強一、Bass:高橋“Jr.”知治
今野Strings
Violin:今野均、2nd Violin:森本安弘、Viola:菊池幹代、Cello:西方正輝
Keyboards:櫻田泰啓、Manipulator:大平佳男

>>Kalafina OFFICIAL WEBSITE

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