声優
『ポゼマゼ』アニメイト限定版 特典映像の撮影現場に潜入!

前野智昭さん、斉藤壮馬さんらメインキャスト6人が勢ぞろいで座談会! PS Vita『ポゼッションマゼンタ』アニメイト限定版 特典映像の撮影現場に潜入!

 2015年5月28日に発売が決定した注目の乙女ゲーム『POSSESSION MAGENTA』(ポゼッションマゼンタ)。乙女ゲーム×ミステリーをキーワードとし、さらちよみ氏が描く美麗キャラクターイラストが目を惹く本作だが、アニメイト限定版にはメインキャスト陣の前野智昭さん(音成奏役)、斉藤壮馬さん(静間草太役)、増田俊樹さん(橙山光介役)、石川界人さん(青葉大河役)、小野友樹さん(蘇明杰役)、岡本信彦さん(桃井優一郎役)が実写で総出演した座談会映像を収録したDVDが特典になることが決定した。

 今回、そんな座談会の撮影現場に密着することができたのでレポートをお届けしよう。また撮影後、6人にインタビューすることができたので、あわせてご紹介する。さらに、アニメイト店頭で上映された座談会ダイジェストムービーも公開しているのでぜひチェックしてほしい。


●アフレコ現場の様子が垣間見えるドラマパート

 特典DVDは「座談会」と言いつつも、しっかりとドラマパートも収録されており、撮影がはじまって最初に行われたのはそのドラマパートの収録からだ。声優陣、ゲーム制作スタッフと関係者であふれるスタジオで「念のため、キャラクターボイスの確認をしていきます」と声をかけたのはドラマパートの収録を担当するディレクター。

 キャラクターごとに自己紹介のボイスやヒロインにささやくセリフなどを再生。狭いスタジオ内に淡々と流れるお互いの声にどこか照れくさそうな6人。次第に恥ずかしくなってきたのか、ボイスが流れた瞬間に「大丈夫です!」と止める人も。

 キャラクターのボイス確認が終わったところで、いよいよドラマパートの収録へ。とはいえ、単純にドラマを収録するわけではなく、今回のために作られたオリジナル版のゲームを裏でスタッフがプレイし、それにあわせて6人がドラマを演じるというおそらく業界初の試みを行いながらのアフレコなのだ。本番前のテストでは、ゲームをプレイするスタッフと6人のボイススピードがあわず何度もチャレンジ。どのくらいの速度がベストなのか調整し、本番がスタート。「NGになってもそのままいきますので」という指示もあったおかげか、非常にリラックスした雰囲気のなかで収録をしていた。

 ドラマの話自体は、学内イベントに向けて6人が力をあわせるというゲームの本編とは関係のない、ごくごく普通の学園生活を描いたもので、それぞれの意外な特技や関係性が明らかになるストーリー。話のおもしろさもポイントだが、声優陣が2本のマイクを前に入れかわり立ち替わりを繰り返しながら演じる姿は、特殊な収録ではありながらもアフレコ現場のリアルな様子も垣間見ることができるので、そちらにも注目して見てほしい。


●雰囲気は男子校!? ノリのいい6人が送る特別企画

 続いて収録されたのは座談会パート。前野さんが司会進行役として場を仕切りつつ、まずは自己紹介&キャラクター紹介から。奏はヒロインと幼なじみでしかも同居をしているため、前野さんは他の5人に向けて挑発的な発言。周りからはブーイングが相次いだが、奏と同じく幼なじみでクラスも一緒という草太役の斉藤さんからもまさかの言葉が飛び出し、現場は騒然としていた。小野さんは大財閥の御曹司・蘇の気持ちを理解するため、意外な行動をとったことを語り、全員を驚かせていた。

 また、甘い言葉を乗せてのセリフ実演部分では、石川さんがなぜかヒロイン役として演技を披露。小野さんに「僕にはできない」とまで言わしめるほどのすばらしい演技を全力で見せてくれているので、この映像ならではの石川さんのヒロイン役?も堪能してほしい。

 「シチュエーションゲーム」と題したコーナーでは、“自分が彼氏にしたいキャラは?”と“即興組み合わせキャラ演技”の2つの企画を実施。“自分が彼氏にしたいキャラは?”では、自分のキャラクターを彼氏にしたらどんな特典があるのか、何が魅力なのかをお互いに語りあい、とてもいい雰囲気だったものの、しまいにはマイナス面を暴きだす暴露大会へと発展、現場は笑いに包まれていた。

 “即興組み合わせキャラ演技”では、各キャラクターに与えられている設定(例:奔放王子×居候幼なじみ)をシャッフルして新キャラクターを作成、そのキャラクターでひとことを言うというアドリブドラマを披露。トップバッターの前野さんは、これぞという設定を引き当て、「告白をする」というシチュエーションでアクション。しかし、誰もが想像しない新キャラクターで迷セリフを披露し、全員が思わず「今のセリフは……!?」とビックリしていた。

 増田さんは「お父さんへのひとこと」というシチュエーションで、全員大爆笑のセリフを連発。岡本さんは引き当てたキャラクター設定のせいか、ギャグのような状態に。小野さんは設定を上手く活かしたアドリブを見せ、全員から拍手を送られていた。斉藤さんは「乙女ならこれが聞きたかった!」と思う、キュンとするセリフを披露し、他の5人から感嘆の声が漏れ聞こえるほどだった。

 ちなみに本コーナーでも石川さんが大活躍を見せた。本来、キャラクター設定は2つまでしか使用できないはずだったのだが、石川さんにはいくつかの追加設定が与えられたうえ、シチュエーションも突拍子もないものを指定。先輩たちからフォローという名の無理難題をつきつけられ、パニックに陥った石川さんが口走ったアドリブセリフは聞き逃せない。最後はゲームの見どころや力を入れて演じた箇所などを六者六様に語り、座談会は大盛り上がりのなか、撮影終了となった。

<アニメイト限定版特典「座談会DVD」ダイジェストムービー>



●前野さん、斉藤さん、増田さん、石川さん、小野さん、岡本さん独占インタビュー

――まずは、撮影を終えての率直なご感想をお聞かせください。

小野さん:ドラマパートも座談会パートも、どちらも楽しみながら撮影させていただきました。このメンバーが揃っている以上、絶対に楽しくなるだろうなというのは最初からわかってはいましたけど、実際にやってみると思ったよりも楽しくて。この楽しさがみなさんにも届くといいなと思います。

岡本さん:ドラマパートではゲーム画面に対してアフレコをするというものだったので、僕たちが普段どのようにアフレコをしているかという姿を見ていただくことができます。とはいえ、本当のアフレコというよりも、ちょっとおちゃらけた要素が含まれたアフレコなので、あの姿がすべてではありません。「放課後の教室」みたいな感じの雰囲気が僕たちの狙いなので、それが見てくださる方々に伝わったらいいなと思います。また座談会は、前野さんに仕切っていただきつつ、界人くんが率先して汗をかいてくれるというとてもバランスのいい座談会でした。こちらでも放課後の教室の雰囲気、というのが重要だと思っていたので、それは出し切れたかなと思います。

石川さん:信彦さんもおっしゃっていますが、本当に放課後感、学生感が出ていた撮影だったなと思いますね。作品自体もそうなんですけど、高校を舞台にしているので、全員が高校時代に戻ってワイワイしているというような感覚でアフレコをやらせていただきましたし、座談会も昼休みに男子高校生6人がしゃべっているような雰囲気でやらせていただけたので、とても楽しかったです。

前野さん:ゲーム本編は割とシリアスなお話に展開していくので、特典DVDではみんなでワイワイしている楽しい感じが出せたらいいなと思っていたので、その通りに行ってよかったなと思いました。

増田さん:ゲーム収録のときから1人で収録しているのがさみしくて……。6人全員がそろった状態での掛けあいがすごくやりたかったので、今回、少しではありましたけど叶えられてうれしかったです。こういった掛けあいはもちろん、座談会みたいなこともまたできたらいいなと思いました。

斉藤さん:この6人が集まるのは今日がはじめてだったので、撮影前の時点からすでに楽しかったです。ドラマパートではお互いにはじめてキャラクターを演じながら掛けあいましたし、座談会でもあれやこれやと踏み込んで話したのもはじめてだったので、本当に楽しかったです。これきりで終わらせるのではなく、またこれから先々、いろいろなものにつながっていけばいいなと思いました。


――この特典の注目ポイントや見どころを教えていただけますか?

増田さん:やっぱり小野さんの“ターン”じゃないですか?

小野さん:僕が普段からマイク前でやっているあのターンのこと?

増田さん:そうそう(笑)。

小野さん:僕が何回、マイク前でターンをしているのか数えながら見てほしいですね。

岡本さん:小野友樹はハートが強いよね。だってスタジオが狭かったじゃない? だから1回、ターンしてもうやめるだろうなぁと思ったら何回もやるから。すごいね、小野友樹は。

小野さん:やり続けることに意味があると思ったから(笑)。

岡本さん:あと“即興組み合わせキャラ演技”の、設定の組み合わせがすばらしかったんですよ。とてもいい流れがあったので、ぜひ注目して見てほしいです。非常に美しい流れだったので。

斉藤さん:偶然が生み出した流れを、ぜひ楽しんでほしいですよね。

石川さん:ただ完全アドリブだったから、僕らの負担が尋常じゃなかった(苦笑)。

斉藤さん:確かに大変だったよね(笑)。

増田さん:あのコーナーでは、僕の伊達メガネがかなり働いてくれたので、そこも見てほしいです。

石川さん:間違いなく増田さんのメガネも見どころの1つですね。

小野さん:とにかく、みんなの知恵と勇気で乗り切ったコーナーなので、かじりついて見てほしいです。

前野さん:僕は司会ということもあって、みなさんのがんばりを見守る立場だったので、どこと言わず全体的に見どころ満載だと思います。全員が素晴らしく身を削ってくださっているので、おもしろい座談会になっていると思います。


――本作は、冒頭に事件が起こることで物語が展開していきますが、最近、みなさんの身の回りで起きた「事件」のようなことはありますか? 例えばお財布を落としてしまったとか、太ったとか、軽めの事件で構わないのですが……。

石川さん:太るのは重大な事件ですね(苦笑)。

小野さん:そうですよ! 僕にとっても太るのは大事件なので、事件解決のために今、ジムに通っています。

岡本さん:靴下が片方、見つかりません。最近というより結構前からなんですけど、気付くと片方だけどこかにいっちゃうので、片方だけの靴下がいくつもあります。

増田さん:僕はお財布からどんどんお金が減っていくんですよね……。

岡本さん:大事件じゃん。1ヶ月のうちに相当、減るよね?

増田さん:そうなんです。なんでかなと思って。これは事件だと思います。

前野さん:1週間くらい郵便ポストを開けていない時期があったんですけど、その間にどうやら新規のキャッシュカードが送られてきたみたいで。でも、郵便局での保存期間が切れてしまって、カード会社に戻されてしまったんですよ。だからいろいろなところに電話をして、もう1度送ってもらうというかなり大変な事件がありました。

岡本さん:僕は本気の事件がありましたよ?

前野さん:何?

岡本さん:ネットショッピングで購入したものが届いていないという出来事がありました。

斉藤さん:それはマジなやつじゃないですか!

岡本さん:マジなやつだよ! あと、足つぼマットを買いました。テレビ番組で見たからなんですけど、意外と平気そうだなと思って、買ってみてマットのうえを歩いたら、一往復で足がダメになりました(苦笑)。これはぜひ小野友樹にやってもらいたい。

小野さん:いや~無理だよ。一往復どころか乗っただけでダメそう。

石川さん:穴があきそうですね。

岡本さん:そうそう。穴が開いた! と思うくらい痛いよ。

斉藤さん:穴が開くといえば、僕、部屋の壁に穴が開いちゃって。

前野さん:え、それはかなりな事件じゃない?

岡本さん:部屋の壁に穴が開いたってことは、隣の部屋がのぞけるってこと?

斉藤さん:違いますよ!(笑) 洗濯機置き場の壁に穴が開いたんです。というのも、僕の部屋の下の階で漏水があったらしくて、配管をチェックするために、壁に穴を開けて点検してもらっていたんですよ。最近、全部ふさいでもらいましたけどね。

石川さん:僕はかなり平穏な日々を送っているので、みなさんみたいに事件らしい事件はないのですが、最近、お腹の調子が悪いですね……。

前野さん:ここまで来て言うのもなんですが、今日の座談会とこの取材が一番の事件だと思います。

一同:(笑)

――ゲームはこれから発売されますが、今後『POSSESSION MAGENTA』を通じてやりたいことはありますか?

石川さん:アニメです。

斉藤さん:そうですね、絶対にアニメがやりたいです。

岡本さん:4クールくらいかけてじっくりと描いてほしいです。

前野さん:1人1人のキャラクターやストーリーを深く追求していって、1年かけてやってほしいですね。

小野さん:キャラクターごとにいろいろな事件も起こりますしね。軸になる事件はもちろん、周りで起きている事件から何からすべて集めて、がっつりやってほしいです。

斉藤さん:『POSSESSION MAGENTA』はエンディングもいろいろなパターンがあるので、1度、誰かでエンディングを迎えたあとにストーリーが最初に巻き戻って、また違うルートでの話を描くみたいな手法でアニメがあったらおもしろいかなと思います。

石川さん:そこからのトゥルーエンドみたいな?

斉藤さん:そうそう。

小野さん:あと「あのときにこうしていたら……!」みたいな感じで、自分が決断する直前に戻って、また繰り返すとかね。1年かけてやれるとしたら、いろいろなことが考えられるので、想像するだけで楽しいです。

――ありがとうございました。最後にゲームの発売、そして特典DVDの視聴を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。

小野さん:ゲームの収録から少し間があいて、今日の特典収録となっていますが、それでもキャストのみんなが集まってこれだけ盛り上がることのできる作品なので、みなさんにもきっと楽しんでいただけると思います。ぜひ何度もプレイしていただいて、近い将来のアニメを楽しみにしていてください!!

岡本さん:じつに個性豊かなキャラクターがたくさんいますし、話もとてもおもしろかったのでゲームの収録はすぐに終わったような気がしました。ですので、今日、桃井というキャラクターを久々に演じることができてうれしかったです。座談会も楽しかったですしね。話は変わりますが、個人的には蘇先輩の人気が出ると思っていますが、現時点では草太が人気のようなので、ゲームが発売されて蘇先輩の人気が出たら、僕は先見の明があるなと思います(笑)。もしよろしかったら、桃井もぜひお願いします。

石川さん:台本をいただいたときから、ストーリーがおもしろくてさくさく読めると、みなさんと話していたのですが、それだけ練りこまれたお話なのでいつどんな状況でプレイしても楽しめると思います。ぜひお手に取ってみてください。

前野さん:攻めの姿勢を最後まで貫いたお話だなと台本を読みながら思いましたし、僕たちもやりがいのある収録だったなと実感しています。ゲームをプレイしながら、ぜひスタッフさんの全力ぶりを感じとっていただけたら何よりです。

増田さん:作品のキーワードでもある「ポゼる」というのは、「ギャップがある」という言葉で括れるような甘いものではありません。二面性が好きという方はぜひともプレイして、ポゼったキャラクターたちを感じとってください。

斉藤さん:信彦さんが、どうやら草太が人気らしいとおっしゃってくださいましたが、実際に彼がどういうキャラクターなのか、ゲームをプレイして確かめていただきたいなと思います。他のキャラクターもゲームをプレイすることで見えてくるものがたくさんありますので。また、謎がいくつも散りばめられているストーリーですので、キャラクターとの恋愛はもちろん、謎解きも楽しみながらプレイしていただければうれしいです。

■『POSSESSION MAGENTA』
ジャンル:愛と狂気のミステリー恋愛AVG
プラットフォーム:PlayStation(R)Vita
発売日:2015年5月28日予定
価格:
[通常版] 6,800円(税抜)
[初回限定版] 8,800円(税抜)
[アニメイト限定版] 9,800円(税抜)
CERO[C](15歳以上対象)

[スタッフ]
原画・キャラクターデザイン:さらちよみ
シナリオ:ウサギリス
サウンド:フレアウエイブ
企画原案:さらちよみ・HuneX
発売元:COMFORT

[アニメイト限定版特典]
特典1.メインキャスト座談会DVD
   出演:前野智昭、斉藤壮馬、増田俊樹、石川界人、小野友樹、岡本信彦(敬称略)

特典2.特製イラストブックレット

特典3.「PlayStation(R)Vita用カスタムテーマ」プロダクトコード


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>>『POSSESSION MAGENTA』公式サイト
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>>COMFORT公式Twitter

(C)HuneX/COMFORT
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