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「幸腹グラフィティ スペシャルイベント」昼の部、詳細レポート

会場全体がぽかぽかの幸せに包まれた! 「幸腹グラフィティ スペシャルイベント~ぽかぽか祭り~」昼の部 詳細レポート

 2015年1月から3月にかけて、TBS系列にて放送されていたTVアニメ『幸腹グラフィティ』。作中で描かれる魅力的な食事シーンや、個性豊かな登場キャラクターの数々は、多くの視聴者の心を掴んだまま離さない。そんな本作のイベント「幸腹グラフィティ スペシャルイベント~ぽかぽか祭り~」が、同年5月31日、東京・一ツ橋ホールにて開催された。イベントでは豪華声優陣が勢揃い し、トークショーやミニゲーム、プレゼント抽選会などを展開。本稿では、大盛況に終わった昼・夜二部公演のうち昼公演について、レポートしていこう。

◇登壇キャスト
・町子リョウ役:佐藤利奈さん
・森野きりん役:大亀あすかさん
・椎名役:小松未可子さん
・内木ユキ役:井口裕香さん
・町子明役:野中藍さん
・椎名の母役:松来未祐さん


●作中のオープニングを忠実に再現!? アフレコ現場の様子は如何に!

 イベント開始と同時に、MCを務める野中さんと松来さんが盛大な拍手に包まれながら登場した。松来さんは作中の椎名の母をイメージした、赤いフリルのエプロンを着用しており、場内には歓声が響いた。そしてメインキャストの佐藤さん、大亀さん、小松さん、井口さんが、各々のキャラクターの台詞を披露しながら登場! その際、佐藤さんは大きなフライパン、大亀さんは特大のスプーン、小松さんは特大のフォークを持っており、まるでオープニングを彷彿とさせるような光景が広がっていた。ちなみに井口さんは、某大手宅配ピザチェーン店のピザカートンを持って他の3人と並び、会場内の笑いを誘う。

 出演者が全て出揃うと放送当時のアフレコ現場の話に。まず出演者全員が揃えて口にしたことは、とにかく色々なものを食べた、とのこと。作中のキャラクターを演じる上で食べ、アフレコ現場でも食べ、収録後にも食べ、まさに本作らしい雰囲気の現場だった模様。また、佐藤さんは「せっかく作中で美味しいものを食べているのに、それっきりだと寂しい」と思い、毎回の話にちなんだ料理を差し入れとして現場に持ち込み、他の出演者やスタッフに振る舞ったというエピソードも。まさに、リョウのような思いやりのある一面が垣間見え、会場のファンも深く感心していた。しかし、話数を重ねるごとに料理のハードルが上がっていき、最終的にはアフレコ現場にいる全員でさんまの梅煮を食べる、といったシチュエーションにまで発展。「こんなの、『幸腹グラフィティ』の現場だけだろうな……(笑)」と、佐藤さんが口にすると出演者全員、首を大きく縦に振って頷いた。


●名場面ベスト5が決定! ファン歓喜の生アフレコも実施!

 今回のイベントのため事前に公式Twitterでアンケートを募り、本作の名場面ベスト5が決定したことを発表。映像と共に各シーンを振り返るコーナーへと移行した。

 第5位の名場面は、リョウときりんの2人による2話の予告シーン。リョウときりんの可愛らしいデュエットをBGMに、お祭りで食べるイカ焼きの話をしている内容の予告だ。ちなみに、メインキャストの4人は身体を左右に揺らし、柔らかな笑みを浮かべながら映像に見入っていた。MCの野中さん曰く、予告を名場面として投票している方は、少なくなかったとのこと。そして佐藤さんと大亀さんは、収録した時点で歌とセリフが同時に流れることを知らなかったため、本放送を目にして大変驚いたそうだ。また、佐藤さんが会場のファンに「歌とセリフ、どっち聴いてた?」と問いかけたところ、歌に気を取られた方が圧倒的に多く、それほどまでに強烈なインパクトの予告だったということが証明された。

 第4位は、8話のリョウとおばあちゃんによる運動会での回想シーンだ。リョウが料理をするきっかけになった、数あるおばあちゃんとのエピソードの中から、運動会でのお弁当シーンをファンはチョイス。このシーンに対し大亀さんは「おばあちゃん、私も金メダル欲しい~」と言ったところ、佐藤さんから「きりんさんは森野さんの家から貰って下さい(笑) いるでしょ? ユニークなお父さんとお母さんが(笑)」と鋭いツッコミを受け、会場からも大きな笑いがこぼれた。

 第3位は、椎名だけがおかしな(?)食べ方をしているわけではないんだ、と椎名の母が安心する5話の場面。そこで松来さんが「普段みかこし(小松さんの愛称)はどんな食べ方をするんだい?」と質問したところ、佐藤さんが「未可子ちゃんは、目で食べるんだよ。目で全ての味を表現するんだよ」と本人の否定を物ともせず暴露。しかし小松さんは「あまりにも食レポが下手すぎたので、ラジオで少し前に練習したんですよ。でも全然上手くならないんです! 最終的に上手くなったのは目で何かを訴える力だけ(笑)」と答え、会場内には大きな笑い声が響いた。

 第2位は、日頃の感謝を述べながら、きりんと椎名がリョウにさんまを渡す7話のシーンだ。すると、大亀さんがバレンタインに手作りのチョコレートをキャストに渡していたエピソードが。「どんなチョコだったの?」と野中さんが訊くと、キャスト陣は「プチプチ?」「美味しかったけどプチプチだった」など怪しげな感想を口にしていたが、大亀さんによると、チョコレートの油分が浮き出た物であり、異物を入れたわけではないと弁明。そして、後に佐藤さんがバレンタインのお返しに大亀さんと、チョコ作りを手伝った大亀さんの友だちに飴をプレゼントしたという後日談もあり、聞いていたファンの心も和やかになるようなエピソードだった。

 そして栄えある第1位は、リョウが卒業祝いでおばあちゃんから貰ったエプロンについて語るシーンだ。特にきりんの「思い出って振り返るものでもあるけど、増やしていくものでもあるでしょ?」というセリフは、キャスト陣からも多くの賛同を得るほどの名シーン。佐藤さんはこのセリフを聞いて「過ごしてきた時をもう一回思い出して、その思い出と共に生きていくと、思い出が増えることになるんだ」と語り、出演者のみならず、会場のファンもその発言に大きく頷いていた。

 その後は、作中の様々な場面を出演者全員がその場でアフレコするコーナーへ。どの出演者も、演じている間はもちろん真面目な表情だ。佐藤さんは、自身とキャラクターの表情を見事にリンクさせ、よりキャラクターになりきろうとしていた。大亀さんは演じている間、身振り手振りをつけ、声だけではなく身体を使ってきりんを表現。小松さんは先述にもあったように、目にキャラクターの感情を乗せ力強い演技を。井口さんは、本当に物を食べているのではないかというくらい、口をパクパクと動かし食事シーンを完璧に演じてみせた。メインキャストである4人の個性溢れる演技を、ファンは息を呑んで見ているばかり。終始、会場内のファンがプロの仕事に圧倒されていた。

 
●叙○園に行くのは誰だ!? 珍回答連発のセリフ当てクイズ勃発!

 ここからは本作にちなんだゲームを、メインキャストの4人が個人戦として行っていくコーナー。正解する度にポイントが与えられ、最終的に最も多くポイントを獲得した方が、某高級焼肉店のお食事券を手にすることができるとのこと。

 最初のゲームは「『幸腹グラフィティ』愛ナンバー1は誰だ。この後、何を言ったグランプリ」。作中の食事シーンを見せ、その後キャラクターが言った感想を思い出し、穴を埋めて正しいセリフにするといった内容のゲームだ。正解者には1ポイント与えられるとのこと。食事シーンが多々ある本作、やはりキャスト陣からも難しいとの声もあがっていた。

 最初は、6話のきりんがお風呂でアイスを食べた際に言い放ったひと言は何か、という問題。「○○○にバニラがスーッと広がっていって、ひんやり気持ちいい」の穴埋めをするのだが、ここで「最初の文字は“あ”」とヒントが言い渡される。しかし、役を演じた大亀さんですら頭を抱えており、各人中々に苦戦していた様子。全員が書き終えたところで、一斉にフリップを表にしたのだが、その時点で会場からは大きな笑い声が。

 説明も兼ねて、佐藤さんから回答を“キャラクターになりきって”読み上げていく。佐藤さんは「“暑さに火照った体”にバニラがスーッと広がっていって、ひんやり気持ちいい」と、あまり自信なさげに回答。一番正解を期待されていた大亀さんは「“あっつあつの私達のハート”にバニラがスーッと広がっていって、ひんやり気持ちいい」と、正解ではなさそうにないものの、きりんが実際に言いそうなセリフをチョイスした。

 「夏ですからね!」と前振りをした小松さんは「“あの蚊に刺されたところに”にバニラがスーッと広がっていって、ひんやり気持ちいい」と回答。アイスを食べる季節にピッタリな夏を意識した回答とのこと。そして期待が高まる井口さんは「“あ~心がぴょんぴょんして口の中”にバニラがスーッと広がっていって、ひんやりするのだ~! 気持ちいいんじゃ~!」と、某人気日常系アニメを見た視聴者のような感想を、きりんとは全くかけ離れた声で読み上げ会場を笑いの渦に包んだ。

 ちなみに正解は「“暑さに火照った口の中”にバニラがスーッと広がっていって、ひんやり気持ちいい」。ここで、正解に限りなく近かったという理由から、MCの2人の独断で佐藤さんに0.5ポイントが付与された。

 次は7話の椎名がさんまを食べて放ったひと言、「このしっかり香るさんまの香りが○○○だね」の穴埋めだ。こちらもヒントが言い渡されたが、前回同様に最初の文字は“あ”とのこと。これに小松さんは大きな声で「分かった!」と言い放った。自らが演じたキャラクターだけあって、やはり覚えているものかもしれない。そして全員が書き終えた頃合いで、フリップを表にして読み上げていった。

 佐藤さんの回答は「このしっかり香るさんまの香りが“あの時の恋の味”だね」と椎名になりきり読み上げ、場内から「おぉ~」と歓声が上がった。大亀さんの回答は、「このしっかり香るさんまの香りが“あ、それロン、32000点”だね」と、プロ雀士として活躍している反面を持つ大亀さんらしい、答えを口にする。「“あ”が気づいた時の声でしかないけどね(笑)」と他のキャストに指摘されつつも、会場内には拍手と笑いが広がっていった。

 そして椎名役の小松さん、正解を期待できると誰しもが思ったが、想像の遥か斜め上の回答が返ってきた。何故なら穴の中に“さんま”で連想される某大物司会者の名前を入れて回答したためだ。小松さん曰く「“あ”から始まるさんまと言ったら、超有名なお笑いの方かなと思って」と、苦し紛れに弁解。最後の井口さんの回答は「このしっかり香るさんまの香りが“あっぱれ”だね」と、椎名を大げさに演じながら読み上げた。今回は「このしっかり香るさんまの香りが“秋のしらせ”だね」が正解だったため、ポイント獲得者は1人もいなかった。

 その後も難問を多くの珍回答で答えていき、最終的にポイントは動かず。最初の問題で0.5ポイントを獲得した佐藤さんがダントツの1位となった。


●不毛な押し付け合いで高得点! キャラクターになりきって食レポせよ!

 次は「答えをシャッフル 食べた感想大喜利」と、本作らしいゲームがスタート。内容としては、お題となる料理を実際に食べ、フリップに食レポを書き込む。その後スタッフが、書いたフリップをシャッフルし、配られたものを読み上げるといったもの。あくまでポイントが貰えるのは、食レポを書いた本人であるため、誰かに言わせたいようなセリフを書き込み、押し付けるのもアリと、野中さんから補足説明もあった。今までの回答から、大亀さんは小松さんと井口さんの方を見て「この2人が怖い!」と、不安をアピールするも、無情ながらゲームが開始される。

 最初のお題は、今回のイベントのパンフレットの表紙にもなっている“オムライス”。一口サイズに分けられたものを各々口にして、フリップに書き込みシャッフルしていった。回答の順は先ほどとは逆になり井口さんから。「どこまで私をとろけさせるのよ……でも好き(ツンデレで)」と書かれたフリップを、ツンデレ風に読み上げ、ファンのボルテージをここで一気に上昇させた。続く小松さんは「オムライス♪(これを面白く言って下さい)」と書かれた無茶ぶりに対し、獣のようなうめき声で「オォォォムラァァイスゥッ!」と見事なアドリブ力を発揮。

 そして大亀さんは、唐突にカメラを探し、目を思い切り見開いて見せた。するとフリップには巨大な目が描かれており、隣には「カッ!」と効果音が。その後カメラにセルフ効果音付きで、大亀さんは何度も目を見開き続けていた。最後の佐藤さんは、某お笑い芸人よろしく、人指し指を立ててひと言「うまし!」と、とても恥ずかしげに読み、回答タイムは終了。

 そしてファンの拍手によって1位を決めることになったのだが、小松さんが書いた「カッ!」が1位に輝き、2ポイントを獲得した。この際、お手本ということで小松さん直々に「カッ!」と目を見開いていただき、再び会場を沸かせた。ちなみに「どこまで私をとろけさせるのよ……でも好き(ツンデレで)」は佐藤さん、「オムライス♪(これを面白く言って下さい)」は大亀さん、「うまし!」は井口さんの回答だったことが明らかに。

 続いてのお題は、作中にも登場した“そうめん”。MCの2人がそうめんについて話をしている間に、各キャストが回答を書き込みシャッフルしていく。渡されたものを、今度は佐藤さんから公開。すると佐藤さんはカメラを探し、声を荒らげてそうめんを食べる演技をしてみせた。

 フリップには極端なタレ目で涎を垂らしながら満面の笑みを浮かべている人の顔が。これを表現するのに様々な葛藤があったのだろう、と思わず同情したくなるような内容だった。大亀さんもまず、そうめんを食べる演技をしてから、「あ~、みかこしこしの麺がたまらな~い! カッ!」という、今までの回答の合わせ技を披露。フリップ通りに読み上げても、非常にインパクトのある回答だった。ちなみに小松さんの愛称である“みかこし”と麺の弾力を表す擬音“こしこし”をかけたそうだ。

 続く小松さんは「んー! おいちっ!」と可愛らしく言った後、フリップを読み上げ「MCに振ってもいいよ!」と、油断していた松来さんにターゲットを定める。すると松来さんはずっとそうめんをすする演技をしたのだが、一向に飲み込むことをせず、周りに止められるまでひたすらに真顔でそうめんをすすり、ひと言「そうめんの一本一本を吸うのに命かけてますから」と言い放った。トリを務めるのはもちろん井口さん。順番が回ってくると突然「1人流しそうめん!」と発して立ち上がり、パントマイムを始めた。まず竹が置いてあることを確認し、その中で水が流れていることを表現、そこから流されないようにそうめんを箸ですくい、めんつゆに入れて食べ、最後に低い声で「うまし!」と言い指を立て、流しそうめんの一連の行程を全身で表した。この1人だけのやりとりに会場全体が大爆笑。井口さんのポテンシャルを最大限発揮させた回答となった。

 結果は、「1人流しそうめん」と書いた大亀さんの回答が1位となり2ポイントを獲得。そして他の回答の犯人探しの結果、「タレ目で満面の笑みを浮かべた顔」は小松さん、「あ~、みかこしこしの麺がたまらな~い! カッ!」は井口さん、「んー! おいちっ!(MCに振ってもいいよ)」は佐藤さんが書いたことが明らかになり、全ての問題が終了した。

【結果発表】
佐藤さん:0.5ポイント
大亀さん:2ポイント
小松さん:2ポイント
井口さん:0ポイント

 上記の結果となったゲームコーナーだが、同率で大亀さんと小松さんが1位となった。本来ならサドンデスとなる予定だったが、ここで野中さんと松来さんの計らいにより、賞品のお食事券は半分こすることになり、目録を2人で仲良く受け取ってゲームコーナーの幕が閉じた。

 その後は、座席番号を利用した抽選会を実施。景品にはキャストのサイン入りバナー2種、原作者サイン入りA4パネル、キャストサイン入りポスター2種と、合計5名にレアアイテムの数々がプレゼントされ、会場のテンションを更に向上させた。

 楽しい時間は束の間、2時間ほどのイベントはあっという間に過ぎていき、終了のお知らせがMCから告げられる。ここでファンへ向けて、イベントの出演者からメッセージが送られた。


■松来さん
 今日はご来場いただききありがとうございました。今回は司会を務めさせていただきましたが、この『幸腹グラフィティ』はとても幸せになれる作品で、私も参加できて楽しかったし、嬉しかったです。また皆さんで集まって、ぽかぽかできたらいいなと思っています。ありがとうございました。

■野中さん
 私は原作がTVで紹介されていたのを、たまたま見たときから「可愛い作品だな~」って思っていたので、まさか自分が明さんで出演できるとは思ってもいませんでした。リョウちゃんには、明さんが激しくからみご迷惑をお掛けしましたが、楽しく賑やかにアフレコで明を演じることができました。これからも、ぜひ『幸腹グラフィティ』の応援をよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

■井口さん
 内木さんとして本編にちょこちょこ登場させていただいたのですが、こうやってイベントにも呼んで頂き『幸腹グラフィティ』を改めて振り返る楽しい時間を過ごすことができて、幸せな気持ちがいっぱいです。公開生アフレコというのも非常に緊張しましたが、楽しんで頂けていたら幸いです。今日は本当にありがとうございました。

■小松さん
 椎名さんとしては、役の中で色々と楽しいことをさせていただきました。本作は日常の些細なことがすごく幸せに感じられる作品です。『幸腹グラフィティ』の本編をもう一度観ながら、こんなに身近な食べ物の中に幸せって見つかるんだなぁって、感じて頂ければなと思います。ありがとうございました。

■大亀さん
 『幸腹グラフィティ』のイベントをするのは、実はまだ二回目だったりするんですが、アニメでは少ししか絡めなかったキャラクターも、いっぱい登場して楽しかったなぁと思いました。この思い出をまた、思い出しながら皆にはもう一回アニメの本編や原作コミックスを見返してもらえたら、より幸せになれるんじゃないかなぁと思いつつ、皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

■佐藤さん
 今回の出演者のみんなを見ていただければ分かると思うんですが、食べることは一番身近で、一番幸せになることなんだなぁと改めて感じました。食べるのも好きで、話すのも好きで、笑うのも好き、という収録はものすごく楽しくて、「こんなに幸せな現場があっていいのかしら」と毎回思っていました。終わってしまって心にポッカリ穴が空いたようなタイミングに、イベントという形で皆と集まれたのがとても嬉しかったです。「思い出す度に思い出が増えていくんだよ」というきりんの言葉のように、『幸腹グラフィティ』を見返して今回のイベントを思い出していただき、次の幸せに繋がったなら素敵だなと思います。本当に来てくださってありがとうございました。

 佐藤さんがメッセージを言い終えたら音楽が流れ出し、いよいよお別れの時刻がやってきた。するとここで、出演者全員が大量のサインボールを客席に向かって投げ込むサプライズ。これよって、場内のしんみりとした空気は一蹴され、場内の全ての人が笑顔に、そして幸せに包まれていった。そして最後に出演者全員が整列をし、声を揃えて挨拶をしたところで、「幸腹グラフィティ スペシャルイベント~ぽかぽか祭り~」の昼の部の幕が閉じた。


◆TVアニメ『幸腹グラフィティ』番組情報

■STAFF -スタッフ-
原作:川井マコト 「まんがタイムきららミラク」(芳文社刊)
総監督:新房昭之
シリーズ構成・脚本:岡田麿里
キャラクターデザイン・総作画監督:潮月一也
監督:龍輪直征
総作画監督:西澤真也・横田拓己
美術監督:内藤健
色彩設計:渡辺康子
撮影監督:会津孝幸
編集:松原理恵
音響監督:亀山俊樹
音楽制作:フライングドッグ
音楽:コトリンゴ
アニメーション制作:シャフト

■CAST -キャスト-
町子リョウ:佐藤利奈
森野きりん:大亀あすか
椎名:小松未可子
内木ユキ:井口裕香
町子明:野中藍
椎名の母:松来未祐 ほか

■-あらすじ-
 一人暮らしをする中学生・町子リョウ。一緒に住んでいた祖母を亡くしたあと、なぜかどんな料理も美味しいと感じられなくなってしまいます。そんなとき、同い年のはとこ・きりんが泊まりにくることに。優しいきりんと一緒に食べるご飯は、美味しくて、とてもとてもあたたかくて…。リョウの友人・椎名も交えて、食事でつながるあたたかな青春が今、はじまります! 寂しい時は、ご飯を食べて一緒にぽかぽかしませんか?


>>TVアニメ『幸腹グラフィティ』公式サイト
>>TVアニメ『幸腹グラフィティ』公式Twitter

(C)川井マコト・芳文社/幸腹グラフィティ製作委員会
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