梶裕貴さん、雨宮天さんら豪華キャスト9名が勢揃い！　「『七つの大罪』FES 大☆団☆円」詳細レポート

　アニメ放送が終了した今なお、圧倒的な人気を誇る『七つの大罪』。本作のスペシャルイベント「七つの大罪FES」が、2015年7月25日(土)・26日(日)の2日間にわたり舞浜アンフィシアターにて開催された。本稿では、多くのファンが集結した、4回目『大☆団☆円(グランドフィナーレ)』の模様をレポート！

　
【出演者】
梶裕貴さん（メリオダス役）
雨宮天さん（エリザベス役）
久野美咲さん（ホーク役）
悠木碧さん(ディアンヌ役)
鈴木達央さん(バン役)
福山潤さん(キング役)
髙木裕平さん(ゴウセル役)
宮野真守さん(ギルサンダー)
瀧川ありささん(EDテーマアーティスト)


●朗読会からイベントスタート！

　作品史上最大規模を掲げる、「七つの大罪FES」は、アニメイベントで類を見ない2日間の開催！　4回目はクライマックスなだけに、会場のボルテージはMAXに。開演前の諸注意も『災害時緊急時の対応については、火災、地震、“魔人族の襲来”などの災害が発生した場合』と、ファンサービスも抜かりない。

　オープニングムービーとともに、キャストがランナップされると、カウントと同時に舞台中央の奈落から出演者(宮野さんを除く)がせり上がる。沸き上がる歓声とともに、そのまま朗読ドラマへ。ホークが荷物業者に出荷されそうになるエピソードに差し掛かると、会場は和やかな笑いに包まれた。出演者が声を揃えて「グランドフィナーレスタート！」

　司会進行は梶さんが担当。出演者たちが、自己紹介と意気込みを語る。雨宮さんは「気合入っています」、久野さんは「全力で頑張りたい」、悠木さんは「グランドフィナーレを飾りたい」と、熱い気持ちを口にした。「髪型をフォーマルにしました。最後まで見逃さないでください」という鈴木さんが、スクリーンに映し出されると黄色い歓声が。福山さんも負けじとオールバックで「素晴らしい気持ちで締めたい」と挑む。髙木さんは「骨を埋める覚悟できました(笑)」と、出演者たちの並々ならぬ想いが伝わった。


●グランドフィナーレは“七つのタイザイー賞”開催！

　4回目の夜の部は、グランドフィナーレに相応しく、第1回『7つのタイザイー賞』を開催！　プレゼンターは宮野さん。奈落からせり上がると、おちゃめな回転ダンスで会場を盛り上げる。「彼は『エンターテイナー』ではなく、彼自身が『エンターテイメント』なんです！」梶さんが煽ると、会場は爆笑と拍手が湧き上がった。「主役は(出演者の)皆さん！　盛り上げるように、控えめに頑張ります」と宮野さん。“罪”という名の功績を称える、7つのタイザイー賞の幕を開けた。ちなみに、受賞者にはホーク像が送られる。

　まずは、作中で最もビリビリしたキャラに送られる「ベストビリビリ賞」！　受賞者はギルサンダー(代理人：宮野さん)。口に手を当て、信じられないといった表情を浮かべる宮野さんに、出演者から「お前かい！」と激しいツッコミが。ひるまず「おめでとうございます、ありがとうございます」と続ける宮野さんに、「オンステージ始まったぞ」と、再び出演者からツッコミが入った。

　次は、最もおシャンティなキャラに送られる『ベストファッション賞』。受賞者はエリザベス(代理人：雨宮さん)。「衣装チェンジが多いキャラなので、エリザベスも喜んでいると思います」とコメント。ちなみに、雨宮さんのファッションのこだわりは、ブルーと(ボトムの)パンツ。「(下着の)パンツ……？」宮野さんのベタなボケに、会場は再び笑いに包まれた。ネイティブなキャラに送られる『ベストネイティブ賞』を、受賞したのはゴウセル(代理人：髙木さん)。発言がKY。天然ゆえにネイティブとのこと。「ゴウセルの専売特許なので嬉しいです」と髙木さん。


●予想通り、予想外？の受賞が続々！

　次に発表されたのは、ギャップを感じさせるキャラに送られる『ベストギャップ賞』。「ギャップといえば……」の宮野さんの振りに、福山さんが身だしなみを整える。が、ジェリコが受賞。井上麻里奈さんから、喜びのメッセージVTRが届いた。さらに、愛でたくなるキャラに送られる『ベストキャラクター賞』では、チキンマタンゴが受賞。「“もしかして？”って、思っちゃいますよね～……」と、久野さんが寂しく微笑んだ。

　予想外の受賞が続く中、リーダーシップを発揮したキャラに送られる『ベストリーダー賞』を受賞したのは、主人公・メリオダス(代理人：梶さん)。宮野さんの「いまの気持ちを2文字で表してください」という無茶振りに、「よし！」と答えた後、「大罪のリーダーですから！」と、誇らしく微笑んだ。その後、どこよりも早い情報として『ベスト先出し賞』。8月12日発売の限定版「七つの大罪」コミックス16巻に同梱されるOADの映像が流れた。「ベスト歌唱賞」は、瀧川ありささんが受賞。エンディングテーマ「Season」の歌声が響くと、観客はルミカを振って大盛り上がり。瀧川さんは「七つの大罪があってこそ、私がいます」と喜びのコメントをした。

　授賞式はまだまだ続く。笑顔が輝くキャラに送られる「ベストスマイル賞」は、ディアンヌ(代理人：悠木さん)が受賞。「よし！」とボケると、会場は爆笑と拍手に包まれた。最も痛い思いをしたキャラに送られる『ベスト痛いで賞』を受賞したのはホーク(代理人：久野さん)。「痛みが伝わったなら、思い残すことはありません」と歓喜の声を上げた。

　セクシーが爆発したキャラに送られる「ベストセクシー賞」は、バン(代理人：鈴木さん)が受賞。「胸がいっぱいです。ありがとう」とセクシーにコメント。宮野さんの「吐息を聞かせてください」の要求に応え、甘い吐息をつくと、会場は黄色い絶叫が飛び交った。熱い友情を見せたキャラに送られる、「ベストフレンド賞」はキング＆ヘルブラムが受賞。代理人の福山さんは「キャラ＆中の人含めて4人でもらった賞。重く受け止めたい」と答えた。


●ファン2000人が選んだ！　最優秀賞はあの人に決定！

　ラストは「ベスト罪（シン）賞」！　視聴者に“七つの大罪で、最も罪深いキャラは？”アンケートを実施。2000通を超えるファン投票により、最優秀賞が決定した。栄えある授賞者は、バン(代理人：鈴木さん)！　「皆さんに選んで頂いた賞。ありがたく大切にします。そして、この賞の受賞者はもうひとりいます。俺のエレインです！」と、ホーク像を掲げると、会場は割れんばかりの歓声と拍手に包まれた。

　タイザイー賞のボルテージをそのまま朗読ドラマへ。“海”をテーマに、キャラクターたちのドタバタ劇を披露。会場は穏やかな微笑みに包まれた。

　そして、イベントはエンディングへ。宮野さん「また、皆さんの前に立てる日を楽しみにしています」。鈴木さん「また、罪なひとときを作っていきたい」。悠木さん「会場の皆様はベストサポーター賞！」と、出演者たちが、ファンに感謝にメッセージを伝えた。

　今回のイベント映像は12月16日、Blu-ray/DVD『七つの大罪FES』に収録される。全貌を観たいファンはぜひチェックを。アニメは終わっても、七つの大罪はこれから盛り上がっていく。今後どのような展開が起こるのか、大いに期待したい。

　
>>TVアニメ『七つの大罪』公式サイト