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朗読すらもミュージカルに変えた『ダンデビ』スペシャルイベントレポ

初歌唱・初解禁情報盛りだくさん!朗読すらもミュージカルに変えた「『Dance with Devils』スペシャルイベント“あなたも私もホントはアクマ!?”」をレポート

 2015年秋に放送され、斬新なミュージカル描写を取り入れた演出で世間を沸かせたTVアニメ『Dance with Devils』。斉藤壮馬さん、羽多野渉さんら声優陣が演じるキャラクターたちが歌う姿は多くのファンを虜にしました。今年3月には舞台化やゲーム化なども行われ、放送終了後も話題に事欠きません。そんな“ダンデビ”の声優陣が織りなす「『Dance with Devils』スペシャルイベント“あなたも私もホントはアクマ!?”」が、2016年5月1日に大宮ソニックシティ大ホールで行われました!

 公演は昼会と夜会の2回に分けて開催され、声優陣のトークや朗読劇をはじめ、ライブパフォーマンスを取り入れた「朗読ミュージカル」のような形式で展開していきます。今回は、熱気あふれる昼会の様子をレポートでお届けします!

【出演キャスト】
・斉藤壮馬さん(鉤貫レム 役)
・羽多野渉さん(立華リンド 役)
・近藤隆さん(楚神ウリエ 役)
・木村昴さん(南那城メィジ 役)
・平川大輔さん(棗坂シキ 役)
・茜屋日海夏さん(立華リツカ 役)
・松田利冴さん(葛葉アズナ 役)


■ リンドのリツカ愛は相変わらず?

 イベントがスタートすると、早速、声優陣が登壇。客席からは大歓声が巻き起こります。トークを始める前に木村さんが立ち位置を間違えるというプチハプニングが起こりつつも、まずは挨拶とキャラクター紹介から始まります。「TV放送終了後もゲーム化やコミカライズ化が続いていて素晴らしいですね!」と茜屋さんが感動していると、ミュージカル版ではオリジナルキャラクターであるホランド役のWキャストとしても出演している木村さんが「舞台でも“ダンデビ”を盛り上げさせていただきました!!」と気勢を上げました。「もう汗かいてるし!」と突っ込まれると、「緊張して……」とはにかむ木村さん。

 一方、今回のイベントが初登場となる松田さんは、アズナのイメージカラーである緑のサイリウムが振られると、「森林浴みたい!」と大喜び。非常に和やかな雰囲気でイベントの幕開けとなりました。

 そして、雰囲気は一転。リンドのナレーションから、朗読ミュージカル「追憶と夢想のチャールストン」が始まります。TVアニメのその後が描かれ、アクマ達が去った後の四皇學園を少し寂しく感じるリンド。とはいえ妹に対する過剰すぎる愛情は何一つ変わりないようで、リツカの笑顔を「最高に愛らしい」と褒め称える度に客席から笑いが漏れます。また、アニメ本編でリツカから借り受けていたフリフリのエプロンを正式に譲ってもらったことも明かされ、ファンからは祝福の声が上がりました。

 平和な立華家をよそに、魔界では、レムの父が魔界のアクマ達の心をつかむため、新たな使命をレム・ウリエ・メィジ・シキの4人に与えます。それはなんと「深夜のラジオ放送」! とんでもない展開にウリエやメィジは「遠慮する」と呆れますが、シキの「場合によっては人間界まで届くんだって。ああ、ゾクゾクするね~、オレの声をあの子も聞くかもしれないだなんて」という言葉に、面白いように掌を返します。

 下心が垣間見えるものの、とりあえずはラジオ放送に向けて一致団結する4人。まずは番組名を決めなくてはなりません。「『オールナイト魔界』……とか?」と、何だかどこかで聞き覚えのあるようなタイトル案を出したシキに他の3人が一様に首を傾げます。全員が聞いたことがあるなんて、「……デジャヴュというものか」と言うレムに、ウリエは「別の時間線……あるいは、パラレルワールド」で聞いたのではないかと答えます。

 「パラレルワールド!? 日本語使ってくれよ」とごねるメィジにシキが「ドイツ語じゃなくていいの?」と“中の人いじり”をするシーンも交えつつ、禁断のグリモワールが発動した影響で、最近、他の時間線が混ざり合っていると聞いているとウリエは説明。納得した一同は、番組の内容を決めようと頭を捻ります。悩む4人は、webラジオ「四皇學園第三放送室」をお手本にすることに……!


■ 四皇學園第三放送室 in 大宮ソニックシティ!

 そして、“ダンデビ”ファンにはおなじみ「四皇學園第三放送室」が、オールキャストで舞台上に再現されました! ゲストとしては初めての登場となる茜屋さん、松田さんは「おじゃまします!」と非常に低姿勢。ラジオのオンエア中、女性からのアンケートも多かったので、是非出演してみたかったと口を揃えます。

 アンケートに書かれている体験談を読み上げ、“ヒトか? アクマか? それとも小悪魔か?”を判定する「四皇學園第三放送室」の人気コーナーが間近で繰り広げられるとあって、居並ぶファンの目も釘付けです。

 中でも盛り上がったのは「セーラーエリー」さんから届いた「『男性が喜ぶさしすせそ』を駆使して、職場のオジさま方を上手く扱っています」というエピソード。「さすがですね!」「知りませんでした!」「すごーい!」「センスいいですね!」「そうなんですか?」というキラーフレーズの数々に、「スゴい!」と男性陣は驚嘆。近藤さんは「『扱っている』というのがいいですね」としみじみコメントしました。

 「こういうことを言われると嬉しいですか?」という女性陣の質問に、羽多野さんは「壮馬もね、よく『僕の○○は羽多野さんが初めてです!』って言うんですよ!」と仲良しぶりをアピール。平川さんは「本当は知ってるのに『知りませんでした』っていう訳ですよね? 怖いな!」と容赦なく突っ込みます。女子の「小悪魔エピソード」に対する反応は、まさに七者七様でした。

■ 朗読ミュージカルもお馴染みのテイストに!

 ステージは再び朗読ミュージカルへ。「第三放送室」を参考にして各々の担当コーナーを決めた4人のアクマ達は、「オレ様のことが好きか!」と客席にいるリスナーを煽るわ、リツカと一緒に長野へ向かった時、重箱の中に入っていたしいたけについて言及するわ、「すぐに使えるアモる講座」を投げキッスとともに披露するわ、あらゆるシチュエーションでの「ゾクゾクするねぇ」をリスナーに練習させるわ、それぞれの個性を活かしてやりたい放題。

 その甲斐あってか、『オールナイト魔界』の聴取率は魔界で90%以上を記録します。「人間界で、彼女も聴いてくれている」と確信するレム。ところが、その後のリンドのナレーションで、『オールナイト魔界』を楽しみに聴いているのは、リツカではなくリンドであることが判明するのでした……。

 朗読ミュージカルでは、劇中で歌われるミュージカルソングも見どころのひとつでした! 寂しがるリンドを尻目にアズナの家に泊まりに行ったリツカは、「怖い夢見たんだ。アズナがね、私を守って死んじゃうの……。本当に、辛くて……」と不安を吐露します。「別の時
間線の出来事、なのかもしれないね……。
たとえそうだったとしてもね、その世界の私は、絶対に後悔なんかしていない」と慰めるアズナとリツカは、互いの友情を確かめ合いながら、アニメ本編で歌われるリツカのミュージカルソング「風の予感」を澄みきった歌声でデュエットで届けます。このイベント限定の歌詞の特別バージョンです!

 ここで、物語は急展開を迎えます。次の満月の夜に、魔界と人間界を繋ぐ「禁断の扉」が開くという話を聞き、「リツカに会いたい」とざわつくアクマ達。しかし、一番会いたいはずのレムは、「今更会っても意味がない」と呟くのでした。「自分の気持ち、ちゃんと見つめてみなよ」と背中を押すウリエ達。そこには、4人のアクマ達の、普段は表に出さないリツカへの強い想いが見え隠れしていました。

 「もしも僕が、レムより先に君に出会っていたとしたら、君は僕に恋をしてくれただろうか?」と語るウリエ。

 「もしもあの時……お前を教室から連れ出して、世界中を回った時に……。もっとお前の気持ちをわかってやれてたら、……お前はオレ様だけを見つめてくれただろうか?
」と語るメィジ。

 「もしもオレの方が、レムより早く会ってたら、可哀想なキミは、オレだけに微笑んでくれた?」と語るシキ。

 「選んだ道に後悔はないけれど、別の時間、別の世界。選ばなかった道の先には、もしかしたら俺とお前が寄り添い、愛し合って生きている世界があるかもしれないと……」と語るリンド。

 そして、「もしもあの時、もっと強引に君を連れ去っていれば。あるいは、アクマとして共に生きてほしいと、君にひざまずいて懇願していたならば……」と語るレム。

 5人による「マドモ★アゼルOrchestra ver.」が絶妙なタイミングで流れ、あったかも知れない可能性を思うレムらの台詞に、会場からはすすり泣きが聞こえました。

 自分の想いに向き合ったレムは、とうとうリツカに直接会うことを決めます。しかし、満月の夜はちょうど『オールナイト魔界』のオンエア日。レムの父も聴いている中、どうやって見つからずに本番を抜け出すか……。

 悩む一同に、ウリエが「番組の内容を先に収録しておいて、生放送のふりをして流すんだ」と提案するのでした。そしていよいよ決行の日、開きかけた「禁断の扉」の向こうから聞こえてきたのは、懐かしい第三図書館の音楽だったのです! 高揚する4人の気持ちを象徴するかのように、「我ら四皇學園生徒会」のライブパフォーマンスが続きます。

 場所は変わって第三図書館。アクマの気配を感じて駆けつけたリンドとアズナ、そして「いつも通り勝手についてきた」リツカが見守る中で、禁断の扉からレム、ウリエ、メィジ、シキが現れます。

 リツカ&レムのデュエットで「Dance with Destinies mini ver.」が歌われた後、「私達は決して離れるべきではなかった」と訴えるレム。しかし、そうは問屋が卸さないとばかりに、レムの父が登場します。「儂の目を欺けると思うのか」という言葉とともに、4人のアクマ達は魔界へ連れ戻されてしまいます。

 「私に、父と真っ向から立ち向かうだけの強さがあれば」と嘆くレム。しかし、リツカのためにレムは強くなることを誓い、リツカは再びレムと巡り会えることを願うのでした。


■ 初歌唱の2曲を含む、怒涛のライブパフォーマンス!

 朗読ミュージカルがしっとりとした余韻を残して終演を迎えた後、羽多野さんが「運命のCoda short size」を歌い上げ、今回のイベントが初歌唱となる、PENTACLE★渾身の「BL(U)CK BASIS short size」「覚醒のAir starring PENTACLE★」が歌われました。ノリのいい楽曲とともに互いにハイタッチし、大サビ前、5人全員の投げキッスで、客席は大興奮のるつぼになりました。

 ライブ後、茜屋さんと松田さんが可愛らしいアクマ風カチューシャやTシャツを身に付けてステージに登場。グッズ情報が次々紹介されていく中で、イベント当日に初めて解禁される情報として、『Dance with Devils』ユニットシングルシリーズが今年8月31日から順次発売されること、ミュージカル『Dance with Devils ~D.C.(ダ・カーポ)~』が2016年12月に公演決定したことが発表されると、ファンの間から物凄い歓声が起こりました。

 まだまだこれからも世間を沸かせそうな“ダンデビ”に、羽多野さんは「またアニメもやりたいね! この中に石油王がいたら、どうぞよろしくお願いします(笑)」とニッコリ。

 そして、驚いたことに、昼会のみの企画として声優陣と客席にいる全員との写真撮影が行われました! 「皆と一緒に写真を撮るのは初めてです!」とワクワクを隠し切れない斉藤さん。

 イベントの最後には、「マドモ★アゼル」を出演者全員で客席に捧げました。茜屋さんが情熱的なダンスでファンを魅了し、クライマックスではキャラクターのイメージカラーを集めたカラーテープが会場全体に降りそそぎます。まさに「スペシャルイベント」の幕に相応しい演出に、最後まで惜しみない拍手が送られていました。

 まだまだこれからも、“ダンデビ”から目が離せません!


[文・小泉ちはる]


■ Dance with Devils ユニットシングルシリーズ

ユニットシングルシリーズ1 鉤貫レム(CV.斉藤壮馬) vs 楚神ウリエ(CV.近藤隆)
発売日:2016年8月31日
ユニットシングルシリーズ2 立華リンド(CV.羽多野渉) vs ジェキ(CV.鈴木裕斗)
発売日:2016年9月21日
ユニットシングルシリーズ3 南那城メィジ(CV.木村昴) vs 棗坂シキ(CV.平川大輔)
発売日:2016年10月19日
ユニットシングルシリーズ4 マキシス(CV.中田譲治) with ローエン(CV.鈴木達央)
発売日:2016年11月23日

収録内容:キャラクターソング、ミニドラマを予定
価格:各¥2,000(税抜)


■ ミュージカル「Dance with Devils ~D.C.(ダ・カーポ)~」

2016年12月
AiiA 2.5 Theater Tokyoにて公演!


>>アニメ「Dance with Devils」公式サイト
>>アニメ「Dance with Devils」公式Twitter
>>ミュージカル「Dance with Devils」公式サイト
>>ミュージカル「Dance with Devils」公式Twitter

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(C)グリモワール編纂室/Dance with Devils製作委員会
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