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『ハイスクールD×D』ステージレポ【ファンタジア文庫大感謝祭】

ヒロインズのスリーサイズを見ながら「こんなの嘘だからね!」――『ハイスクールD×D』スペシャルステージレポート【ファンタジア文庫大感謝祭】

 2016年10月22日(土)ベルサール秋葉原にて「ファンタジア文庫 大感謝祭2016」が開催され、そのメインステージにて『ハイスクールD×D』スペシャルステージが行われました。

 ステージには著者の石踏一榮さんとリアス・グレモリー役の日笠陽子さんが登場。ファンタジア文庫が誇る大人気作である本作の見所とヒロインたちの秘密をたっぷりと語りました。今回はその模様をお届けします。

設定からスリーサイズまで、『ハイスクールD×D』秘密を大公開
 MCの呼び込みで著者の石踏さんが登場するところから始まったステージ。早速キャラクターについて語っていただこうと思ったところで、突如会場にヒロインであるリアスの声が響きます。そして会場のお客さんたちが“召喚(サモン)おっぱい!”と一切の羞恥を感じさせることなく叫ぶと、日笠さんがステージに登場。演じる立場から今回のヒロイントークを盛り上げます。

 最初のテーマは“ヒロインたちの最初に決める設定はなに?”というもの。石踏さん曰く、当初は悪魔の主人公がシスターを助けに行く物語として考えられていたため、最初に生まれたヒロインはリアスではなくアーシアだったとのこと。そして主人公を悪魔にする存在としてリアスが設定され、(主に胸の)需要を満たすために小猫と朱乃が生まれていったのだと言います。ちなみに主人公の一誠も当初は木場祐斗のような真面目な性格で設定されていたそうですが、“キャラが弱い”という編集の一言で現在のスケベな性格になっていったのだとか。

 続くテーマは“キャラクターの名前の由来”。石踏さんによれば、リアスとアーシアを除くオカルト研究部のメンバーはそれぞれ、兵藤一誠(ポーン:兵)、姫島朱乃(クイーン:女王・姫)、塔城小猫(ルーク:塔)、木場祐斗(ナイト:騎馬)のようにチェスの駒が名前に盛り込まれているのだそうです。リアスの由来は某ゲームに登場するモンスターの名前とその語感から(けっしてリアス式海岸ではない)。アーシアはイタリア人女優の名前を拝借して付けられているとのこと。意外と単純ですが、一発で覚えやすいようにというのを念頭に名付けられているのだと語りました。

 3つ目のテーマは“ヒロインたちのスリーサイズはどうやって決めたか?”という、ここにきて実に『ハイスクールD×D』らしい内容。実はスリーサイズの決定には石踏さんはあまり関わっていないそうで、主に担当編集さんとイラストレーターのみやま零さんが主に決めているのだと話します。リアスも当初は巨乳ではなく、みやま零さんが描いたリアスの胸があまりに気合が入っていたため、次第に巨乳キャラへとシフトしていったのだと言い、その偏移は原作をよく読めばわかるとのこと。ちなみにステージ上のスクリーンにはヒロインズのスリーサイズが映し出されており、それを見た日笠さんが「コレ嘘だからね!? こういうこと書くから男性たちが誤解するんですよ!」とやたら魂のこもった主張を飛ばしていました。

 また、同日16時にメインステージで行われた「ファンタジア文庫新作発表会」にて、『ハイスクールD×D』のTVアニメ新シリーズの制作が発表となりました。「新シリーズが始まるということで、みなさんの期待に応えられるようこれから僕も頑張っていきます。応援をよろしくお願いします」と石踏さん、「リアスを長い間やらせていただきましたが、またTVアニメで演じさせてもらえるのが凄く嬉しいです。続報を楽しみにしていてください!」と日笠さんから、ファンに向けたメッセージが送られました。

 TVアニメ新シリーズも決まり、まだまだ勢いが衰えるところを見せない『ハイスクールD×D』は、原作小説は22巻まで好評発売中です。原作を読みながら、今後発表されるTVアニメの続報を楽しみにお待ち下さい!

[取材・文/原直輝]

>>ファンタジア文庫 公式サイト
>>ファンタジア文庫大感謝祭2016 特設ページ

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