努力をすれば報われるということを伝えたいです――『プロジェクト東京ドールズ』発表会開催！　声優陣が作中の衣装を身に纏って登場！

　2017年6月19日（月）、スパイラルホールにて、スクエア・エニックスがスマートフォン向け新作ゲームとして開発を進め、6月22日（木）に配信を予定している『プロジェクト東京ドールズ』の発表会「～ドールハウス緊急招集MTG～」が開催されました。

　イベントでは本作に出演が決まっている豪華キャスト陣を招集してのトークショーもおこなわれました。MCを務めた明坂聡美さんに加え、本渡楓さん、Lynnさん、石原夏織さん、久保ユリカさん、鈴木絵理さん、竹達彩奈さん、遠藤ゆりかさんら7人が、劇中に登場するキャラクターの衣装を身に纏い、『プロジェクト東京ドールズ』についてのトークを繰り広げました。本稿ではその模様をお届けします。

出演声優たちが作中の衣装で登場
　イベントが始まると、『プロジェクト東京ドールズ』の公式サイトで公開されている3本のアニメPVが上映されます。何気ない日常から一変、異形の生命体“ピグマリオン”との戦闘に巻き込まれるメインヒロインのサクラ。華やかなアイドルとしての姿と、過酷な戦いに身を投じる“ドール”の姿。本作を象徴するテーマがふんだんに盛り込まれていて、作品の魅力に引きずり込まれるような印象を感じられる内容になっています。

『プロジェクト東京ドールズ』アニメPV「エピソード0」1/3話

『プロジェクト東京ドールズ』アニメPV「エピソード0」2/3話

『プロジェクト東京ドールズ』アニメPV「エピソード0」3/3話

　PVの上映後、今回のイベントでMCを務める明坂さんが登壇しました。明坂さんは『プロジェクト東京ドールズ』にて演じた斑目セツナをイメージしたスーツに身を包んでおり、キャラクターを意識したキャリアウーマン感溢れる硬い口調がとても様になっていました。

▲斑目セツナ役明坂聡美さん

　続いて本作のプロデューサー・塩見卓也さんが登壇。明坂さんと共に、アイドルという華やかな存在にダークな世界観を混ぜ合わせた、本作の特徴を解説していきます。

▲塩見卓也プロデューサー

　『プロジェクト東京ドールズ』は、異界から感情と記憶を手に入れるために現れる謎の生命体“ピグマリオン”に対抗するため、死を経験した少女たちが感情と記憶を代償として人知れず戦いを繰り広げるという、なかなかにハートフルな設定になっています。

本作では、異形との戦いだけではなく「DOLLS(ドールズ)」たちの失われた記憶や感情を取り戻していくストーリーが、重要なテーマとして描かれていきます。https://t.co/rcJXnljwFE #東京ドールズ #スクエニ #SQEX pic.twitter.com/7m79nN8b8F
— プロジェクト東京ドールズ公式 (@pj_tokyodolls) 2017年6月15日

　戦闘では3Dの“ドール”たちをタップするだけのシンプルな操作と、ソード、ガン、ハンマーといった3タイプの武器を使い分ける戦略が鍵となります。また“ドール”たちが身に纏う衣装ごとに超火力やバフデバフといった効果を発揮する必殺技が設定されており、これらを駆使した一筋縄ではいかない戦いを体験するとのこと。

最終話の3/3話目では、覚醒した「サクラ」が強大な敵に「DOLLS(ドールズ)」と共に立ち向かいます。必殺技「エモーショナルバースト」で戦いに幕を下ろすシーンは必見、そして物語はゲーム本編へとつながっていきます。https://t.co/rcJXnljwFE #東京ドールズ pic.twitter.com/FnEev5Mk5M
— プロジェクト東京ドールズ公式 (@pj_tokyodolls) 2017年6月9日

　“ピグマリオン”を倒して手に入れた感情（フィール）によって“ドール”たちの性格が変化したり、秘められた記憶を奪還することで少女たちの過去が明らかになるなど、『プロジェクト東京ドールズ』だけの要素にも期待が膨らみます。

本作における特徴的なシステム「フィールの注入」や「記憶の奪還」や、シナリオ、着せ替え、バトルの映像が盛りだくさんとなっております！ぜひご覧ください。https://t.co/rcJXnljwFE #東京ドールズ #スクエニ #SQEX pic.twitter.com/Rb8uWuP78G
— プロジェクト東京ドールズ公式 (@pj_tokyodolls) 2017年6月17日

　イベントが中盤に差し掛かった頃、明坂さんの呼び込みにより本作の出演キャストである本渡さん、Lynnさん、石原さん、久保さん、鈴木さん、竹達さん、遠藤さんら7人が登壇。それぞれ作中の衣装を身に纏い、キャラクターになりきった挨拶をおこないます。

▲サクラ役本渡楓さん

▲ミサキ役 Lynnさん

▲シオリ役石原夏織さん

▲レイナ役久保ユリカさん

▲ヒヨ役鈴木絵理さん

▲アヤ役竹達彩奈さん

▲ヤマダ役遠藤ゆりかさん

　さらに本作の出演キャストの中で惜しくも会場に来られなかった佐倉綾音さん、内田真礼さんから、会場のメンバーへ向けたエールが収められたビデオメッセージが上映。映像のおふたりもしっかりと衣装を身に纏っていました。

▲ナオミ役佐倉綾音さん

▲ユミ役内田真礼さん

　総勢9人が揃い、ステージ上は一層賑やかになり、オーディションや本編の収録などについてみなさんでトークに花を咲かせていきます。そんな中で気になるのは、やはりこのイベントのために用意された衣装について。

　みなさん衣装を着られたことに喜んでいる様子だったのですが、プロデューサーの塩見さんから、「“ドール”は殺戮人形という設定になっている」という物騒な話が飛び出し一時ステージ上は騒然となります。実際に収録を終えており、死んだ少女たちが戦うというハードな設定だったこともあって薄々感づいていたのかもしれませんが、黒を基調とした衣装が“死”と“拘束具”という直球すぎるイメージでデザインされていたと知り、みなさんとても複雑そうな表情を浮かべて会場の笑いを誘います。

　流石に不憫だと考えていたらしい塩見さんは、今後のイベントにて作中の他の衣装も用意する可能性や、キャスト陣の要望に答える形で衣装を実装していきたいという考えを明かします。これに「ウエディングドレスとか？」と明坂さん乗っかると、塩見さんが「作ったら着てくれるんですか!?」と若干前のめりにコメント。まだなにも決まっていない段階ですが、いつかのイベントで9人のウエディングドレス姿を拝める機会がくるかもしれません。

　最後に本渡さん、Lynnさん、石原さん、久保さん、鈴木さん、竹達さん、遠藤さんの7人から、リリースを楽しみに待つファンのみなさんへ向けてのメッセージをいただき、『プロジェクト東京ドールズ』発表会「～ドールハウス緊急招集MTG～」は幕を下ろしました。本作のリリースを楽しみにお待ち下さい！

本渡さん：ゲームキャラクターでの初めてのメインヒロインということで、とても緊張しながらの収録をさせていただきました。サクラちゃんをとおして、頑張れば、努力をすれば報われるというような、そんな明るい気持ちを伝えることができたらいいなと思っています。もう間もなくリリースされる『プロジェクト東京ドールズ』を楽しみにしていてください！

Lynnさん：カッコよく凛々しいミサキちゃんを演じさせていただきました。アイドルのキラキラした部分と、“ドール”としてのちょっとダークな部分が混ざりあった、斬新で新しい作品をたくさんの方に楽しんでいただきたいと思います！

石原さん：大人っぽくて包容力がある、シオリちゃんのような役はこれまで演じたことがなかったのですが、演じていくうちに妙にしっくりときて、毎回とても楽しみながら収録をすることができました。キャラクターもみんな魅力的で、一度プレイしていただければ『プロジェクト東京ドールズ』の面白さが必ず伝わると思っています。よろしくお願いします！

久保さん：キャストの私たちもリリースを心待ちにしていました！『プロジェクト東京ドールズ』に携わられていただいてもうかなり経ちましたが、ようやくこの日が来たんだという気持ちを噛み締めています。ご家族やお友だち、会社の方にもオススメしていただいて、ネットでも良い感じに書いていただいて！　ぜひこの作品を応援してください！

鈴木さん：『プロジェクト東京ドールズ』はなによりもストーリーが素晴らしいと私は思っています。一度ダウンロードしてプレイしたら、続きが気になって止められなくなってしまう作品です。それだけじゃなくてキャラクターも歌も魅力に溢れています。どの年代の方たちにも楽しんでいただけると思っているので、これからもよろしくお願いします！

竹達さん：『プロジェクト東京ドールズ』はメインヒロインのサクラちゃんが死ぬところから始めるという、かなり衝撃的なゲームになっています。ストーリーが進むにつれていろんなことが明らかになっていく作品なので、ぜひプレイして遊んでいただけたらと思いますゲームだけじゃなくて歌や漫画など、これからどんどんいろんな展開をしていくであろう、『プロジェクト東京ドールズ』を応援してください！

遠藤さん：楽曲の収録で、上手に歌えたのにNGをもらうという初めての経験をさせていただきました（笑）。今日のお仕事に疲れたみなさま、明日を頑張る元気が沸かないみなさま、ぜひ私の演じるヤマダから生きる希望をもらって、毎日を楽しんでいただければと思います。とてもしっかりと世界観が作り込まれていて、いろんな角度から楽しんでいただけるゲームだと思います。キャラクターともども、応援よろしくお願いします！