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『WUG新章』山本希望さん、加藤英美里さん、津田美波さんが行ったアフレコへの準備

『Wake Up, Girls!新章』山本希望さん、加藤英美里さん、津田美波さんが行ったアフレコへの準備と『I-1club』の未来【WUG新章・バックステージ#6】

2017年10月より放送中のTVアニメ『Wake Up, Girls!新章(WUG新章)』。

2014年1月からスタートした同アニメシリーズ。劇場アニメ『Wake Up, Girls! 七人のアイドル』、TVアニメ『Wake Up, Girls!』、続・劇場版前編『Wake Up, Girls! 青春の影』、続・劇場版後編『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』など約3年以上の歴史を刻んできた『Wake Up, Girls!』の最新作も中盤を迎えようとしている。

今回の【WUG新章・バックステージ#6】では#5に引き続き、『I-1club』から鈴木萌歌役の山本希望さん、近藤麻衣役の加藤英美里さん、吉川愛役の津田美波さんが登場。

アフレコ裏話や『I-1club』の中の人とキャラの類似点について。そして、3人が語る新章の見どころなど、これまで語られなかった『I-1club』を演じてきた彼女たちの胸中が明かされる。

『I-1club』それぞれの準備

――今回の『WUG新章』でそれぞれのキャラクターを演じるのは続・劇場版後編『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』以来となります。久しぶりのキャラクターを演じる中で感じたことはありますか?

加藤英美里さん(以下、加藤):まいまいはアイドルに誇り持っていると思うんです。そういった誇りを胸に抱えて、とにかくアイドルとして堂々と前に出るところを、私は意識しなければいけないと思ってました。ですが、『WUG新章』の初アフレコでは、私の堂々とした気持ちが少し足りなかったのか、「まいまいって、もうちょっと堂々としてるよ?」ってアドバイスを頂いたんです。『WUG新章』でのセリフは、まだインタビューに答えるシーンの分量くらいなんですけど、そうしたちょっとしたセリフでも『I-1club』の誇りを持って自信に満ちた答え方ができたらいいなと心がけていますね。

――麻衣って物語が始まった当初ってまだ20歳なんですよね。こんなに落ち着いている20歳ってなかなかいないなって思いました。

加藤:ですよね。まいまいは、真面目というか他のメンバーに比べて白木さんが言うことに関して忠実に守っている娘だなって思います。白木さんのことは絶対というか。それが正しい道なんだって思っている娘なのかなって。本当は自分の中に葛藤はあると思うんですけど、真面目に取り組み続ける娘です。

――津田さんはいかがですか?

津田美波さん(以下、津田):基本のところは変わっていないんですけど、私自身は愛は可愛い娘だなって思っている部分があったんです。その気持ちのまま今回の『WUG新章』のアフレコが始まったときに、音響監督の菊田さん(菊田浩巳さん)から、「もう少し、おっとりした娘じゃなかった?」って指導をいただいたんです。

もしかしたら、最後に演じた時の可愛いというイメージが「可愛いという演技に寄っていた」のかもしれないと思って、当時の演技を思い返したんです。以前は素朴で純粋、もっと素の声で愛を演じていたなって。改めて愛のことを考えてアフレコをすると、OKが出ました。それ以外で大きく変わったところはないのですが、『WUG新章』の愛は“これから”なので…!愛はギラギラした野心がない娘なのですが、私としては「もっとがっついてもいいのよ?」って思いますね。もしかしたら、これからストーリーが進むに連れて彼女にもそういった部分が出てくるのかもしれないなと思っていたり。でも、素の部分は変わらないで居てほしいですね。

――愛ってすごくいい娘ですよね。第1話の「私たち、Wake Up, Girls!でーす!」でも、萌歌が『WUG』の7人に厳しく当たったシーンでフォローしていたりとか。

津田:そうなんですよ!そこが個性って言ってもいいくらい。清純派って感じですね。

――ありがとうございます。では、山本さんは改めてセンターになった萌歌を演じる上でどんな準備をしましたか?

山本希望さん(以下、山本):続・劇場版後編『Wake Up, Girls! Beyond the Bottom』から萌歌が『I-1club』のセンターになりました。ですので、まずはセンターの気持ちを研究しましたね。「センターはこう人じゃないとなれないんだ」とか、「こういう人だからセンターに相応しいんだな」というところを見つけるというか。

例えば、ユニットによってもセンターの色って違ったりしますよね?真ん中にいるから安定するっていうタイプと、真ん中にいるから全体がまとまって見えるタイプとか。じゃあ、萌歌はどんなタイプなんだろうって考えたりしましたね。

アニメ『WUG新章』もそうですけど、『WUG』のライブがあったら私が萌歌の立ち位置にいるので、センターとしてできることはなんだろう?来るべき時に備えなければ!とか色々と考えて臨みましたね。

――センターに対しての答えみたいなものは、山本さんの中で見つかりましたか?

山本:答えに近いところですと、萌歌と私は全く別のセンターになると思っています。萌歌は一生懸命に『I-1club』を引っ張っていっているように見せているかもしれないけど、実際に引っ張っているのは、まいまいだと思うし。一生懸命メンバーをまとめようとしているけど、本当は自分のことで一杯一杯という感じ。私が『I-1club』としてステージに立つ時はもっと周りのことを見えるようにしなくちゃなって思いますし。「私がセンター!というよりも、立たせていただいています。頑張ります!」みたいな(笑)。そんな差があるからこそ、萌歌と別のタイプだと吹っ切って演じることができていますね。

――少し話が逸れるのですが、今日『I-1club』の「止まらない未来」を聞きながら現場に来たんです。改めて聞いてみると、「極上スマイル」の時と萌歌の歌い方が全然違う印象でした。センターになった萌歌が歌うことについて山本さんがこだわった点などありましたか?

山本:「止まらない未来」は、萌歌が凛としなければいけないって考えながら歌いました。「極上スマイル」を歌っている時は、『I-1club』の次期センターかもしれないと言われていたんですが、天性の才能でアイドル活動をしていたと思っていて。当時の萌歌は「センターなりたい」と考えているものの、センターってどういうものか?というのが身に染みて分かっていなかったんです。志保(岩崎志保 元『I-1club』、現『ネクストストーム』センター CV・大坪由佳さん)を見ていて、「自分でもできるっしょ!」くらいの考えだったというか。だから、センターになる前は、最年少の娘がキラキラ輝いて「今、楽しい!」という気持ちで演じたり、「極上スマイル」を歌ったりしたんですね。

でも、センターになってからは憧れていた存在だったからこそ、自分がしっかりしなくちゃってことに気づいた。段々、志保がやってきたことが自分にのしかかって来たことで、責任やプレッシャーをより現実的に捉えていったと思うんです。

センターに立つ中で萌歌は「大人にならなきゃ。私」って気持ちが芽生えたんだと思います。そういった気持ちで「止まらない未来」は歌いましたね。

『I-1club』の3次元と2次元の共通点は?

――少し話題を変えまして、『Wake Up, Girls!』といえば中の人とキャラの共通点も見逃せないポイントです。『I-1club』でもキャラと似ていると感じるところはありますか?

津田:キャラクターと私たちの誕生日は一緒ですね。

加藤:そうだねぇ。キャラクターの性格とかは似てないかな?

山本:私、大坪由佳ちゃんと志保って似てないようで似てるって思うんです。

加藤:あー!それは思う。

津田:なるほど。

山本:ぱっと見は似てないんですけどね。ゆかちんは笑顔でほがらかで、皆に好かれるタイプなんですけど、志保となんだかリンクするところがあって。ちょっと言葉では表現しにくいんですけど、細かいところが志保っぽいというか。

津田:なるほどぉ。

加藤:私は共通する部分として、存在感というかセンターに向いている感じがリンクしてると思うの。スター性が共通しているというか。

山本:存在感、立ち位置というか。

津田:なるほどぉぉ。いやー、、ごめんなさい(笑)。

一同:

加藤:付き合い長いもんね(笑)。


津田:私はゆかちん歴が長いもので(笑)。私の中でのゆかちんは、癒し系寄りなんですよ。志保は癒し系じゃないよなって。キレイでカッコイイお姉さんなので。

加藤:全然違うところは違うんだけどね。人を惹き付ける魅力が共通している感じ。志保は『I-1club』でもセンターを務めて、『ネクストストーム』でもセンターとして輝いてて。

山本:空気を含めて引っ張っていってくれるじゃないですか?「ゆかちんいれば大丈夫!」みたいな空気感があったりするので。だから、志保も「志保がいれば大丈夫!」みたいなところがあるから。そんなところかなぁ。

加藤:内面的になんか出ているものが共通しているのかな。私も同じ風に思ってた。

津田:私は『I-1club』の志保よりも『ネクストストーム』だったり、里佳ちゃん(『I-1club』高科里佳 CV・上田麗奈さん』)に接している時の雰囲気がゆかちんって感じがしますね。『I-1club』の志保ってすごく気を張っているから。まゆしぃ(島田真夢 CV・吉岡茉祐さん)には冷たく当たってるけど、後輩に接しているときはすごく優しいんです。で、ゆかちんもすごく面倒見がいいんです。昔から『WUG』ちゃんたちにアドバイスしてる姿もよく見てましたし。なんて頼りがいのある娘なんだろうなぁって見てた部分は、志保に似てるなって思いますね。そうだ!私、英美里さんがまいを演じてくれて、すごく頼りがいがあるなって思います。

加藤:えー!本当?

山本:分かる。分かります!

加藤:全然、そんなことないよ?

津田:ライブの時とかに掛け声してくれるじゃないですか?その瞬間に麻衣が居るって安心感すごいです!

『WUG新章』これからどうなる!?

――それでは最後の質問です。今後の『WUG新章』への意気込みをお願いします。

津田:『WUG新章』になって『ランガ(Run Girls, Run!)が出てきて、『WUG』ちゃんたちもこれから色々あってということなんですが、『I-1club』もそれぞれストーリーがあって、事件が巻き起こります。愛にとっても、すごい出来事があるので、期待して見ていただきたいですね。




加藤:『WUG新章』ではメンバーが増えたので、そこがどうやってつながるのか?に注目して欲しいです。そして、『I-1club』に関しては、売上が失速するという事態が起きています。これから『I-1club』どうしていくのか?白木さんの考えにどうやってしがみついていくのかが、『I-1club』としての大きなテーマになってくると思いますね。まいまいも大きな変化に巻き込まれていくことになりますので、今後『I-1club』の近藤麻衣として、どんな形でステージに立つことになるのか?私も気になっています。

各グループで色々な出来事がある中で、それぞれのグループを注視してもらえたら嬉しいなって思います。

――では、最後に山本さんお願いします。

山本:萌歌の視点でも大事件が起こります。

加藤:だよね。

津田:本当に『I-1club』は波乱だよね。

山本:まわりが笑顔で「がんばっぺ!」ってやっている中、『I-1club』は笑顔のシーンがあんまりなくって。作中のテレビに映っているシーンは笑顔なんですけど、その裏では・・というシーンが多いんです。


――なるほど。

山本:『Wake Up, Girls!』という作品には、色々なタイプのアイドルがいるじゃないですか?それぞれが可能性を広げようとして、挑戦をしています。『WUG』ちゃんは個人での活動を頑張ったりとか。『ランガ』ちゃんは『WUG』ちゃんに憧れてアイドルになることを頑張っているし。今後の『WUG新章』では、アイドルの力が試される展開が待っています。ぜひ、応援していただければと思います。

――貴重なお話をありがとうございました!

[取材・文/川野優希]

 

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(C) Green Leaves / Wake Up, Girls!3製作委員会
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