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日高里菜ら登壇『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』完成披露試写会レポ

日高里菜さんら声優陣の注目キャラクターも……抜群の存在感を放つ内山夕実さん演じる“アーネリア(犬)”!? アニメ『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』完成披露試写会レポ

監督を『ご注文はうさぎですか?』などの橋本裕之さん、脚本を『結城友奈は勇者である』などの上江洲誠さん、そしてキャラクター原案を『刀剣乱舞』一部キャラクターデザインを担当する漫画家・イラストレーターの鈴木次郎さんが担当するアニメ『LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-』。本作の完成披露試写会が、先日2019年3月28日(木)に丸の内ピカデリーで行われました。

本作は“平成最後の劇場オリジナルアニメ”と銘打たれており、2019年4月5日(金)より全国の劇場で公開となります。そして“逆異世界転生”がテーマで、殺伐としたファンタジー世界から勇者や魔王たちが現代にやってきて日常を過ごしています。

本作を最速で見られたこのイベントには多数のファンが駆けつけ、上映後には声優陣&監督登壇の舞台挨拶が行われました。以下よりその模様をお届けします。

【登壇者】
日高里菜さん(三乃ハラミ役)
大地葉さん(草薙・K役)
内山夕実さん(アーネリア役)
長縄まりあさん(らん役)
橋本裕之監督

MC:
藤田咲さん(鷺ノ宮優子役)
 


 

抜群の存在感で話題を攫う内山さん演じる“アーネリア(犬)”

MCを担当した藤田さんの呼びこみで、声優陣&監督が登場するとまずは自己紹介。日高さんは最初に作品を見終わったばかりの会場に、楽しかったかどうかを尋ねました。すると温かい拍手に包まれ、続いて大地さんへバトンタッチ。

ネタバレ有りで話したかったという大地さんに、“わん!”と犬の鳴き声で挨拶しこの意味がようやく分かる時が来たとコメントした内山さんと会場を盛り上げていくと、まずは監督に本作がどんな作品を目指していたかを伺いました。
 


 
監督は終わりを考えておらず、道具だけを作ったつもりだと明かしました。なんでもこの作品を使って、スタッフやキャスト、そしてファンのみなさんと遊んでいければと考えているそう。加えて変な設定や、今回の映画で明かされなかった裏側もしっかり用意されているようです。

そして声優陣に感想を聞いていくと、日高さんは内山さん演じるアーネリアが大画面で真剣な話をしているシーンをピックアップ。内山さん演じるアーネリアは姫騎士(解放軍リーダー)という勇ましい役柄ですが、何と現代への転生後は“犬”になってしまったキャラクター。
 


 
日高さんはそんなキャラクターが大画面、かつドアップでシリアスな内容を話すというギャップが気に入っている様子でした。そんなある意味美味しい役を演じている内山さん自身も笑えてしまうとして、なかなか無い経験だったと振り返っていました。
 

 
このほかにもアフレコ現場では気づかなかった細かいポイントとして、アーネリアの足音が可愛いという点に言及。なかなか可愛らしい足音がしているそうで、その点は映画の視聴の際に注目を。
 

声優陣の注目キャラクターは? ここでもやっぱりアーネリア(犬)!?

そんな目立ちまくっているアーネリアですが、声優陣もかなり印象に残っている模様。ですが他のキャラクターたちにも注目して欲しいということで、ここから見どころを語っていくことに。
 


 
早速日高さんから挙がったのが、藤田さん演じる優子の乱れ具合。大地さんも同意しており、優子とらんが一緒にいるだけで尊さを感じると話していました。続いて橋本監督にもコメントを求めると、優子はらんを飼っているようなイメージだそうで、洋服を着せ替えたりして楽しんでいるのではと語っていました。
 

 
また、内山さんはそんな優子と友達になりたくてしょうがないと話しており、冷蔵庫にビールがたくさん冷やしてあったことや、いつまででも話していられるとも。

福山潤さん演じるロンと小西克幸さん演じるレナードのうさん臭さなどにも触れられると、今度は自分の演じたキャラクター以外の気になる人物が話題に。日高さんは舞坂舞(CV:茜屋日海夏さん)の生活感や人間味に言及すると、彼女の気持ちがわかるところがあるとコメント。
 


 
長縄さんからはハラミのお兄ちゃんっぽさがピックアップ。押しつけがましくないサバサバとしたところがカッコいいとなったところで、再び話題はアーネリアに。彼女は犬なので通常時は四足歩行なのですが、なんと二足歩行で移動した方が早いのだとか。劇中でもそういったシーンがありますので、映画館でお確かめあれ。
 

聖地“京都”での舞台挨拶が決定!

そして転生前の魔王を演じる声優さんについても言及。長縄さん本人にも試しに演じてもらったそうですが、実際には別の方となっています。とても凄味のある演技で魅せてくれますので、お楽しみに!

そこから転生前のキャラクターたちを掘り下げていき、主題歌「Precious Piece」を歌う“キズナアイからのスペシャルメッセージを紹介。彼女もアーネリアの可愛さに触れると、会場から笑いが漏れる一幕がありました。

告知コーナーではキャラクターソングCDの情報や、この会場で初出しとなった公開二週目の舞台挨拶情報が明らかに。4月13日(土)は、名古屋と大阪、そして本作の聖地“京都”で舞台挨拶が行われます。こちらの詳細は公式サイトや公式Twitter(@obakeya_lb)をご確認ください。
 


 
最後に登壇者がひとりずつコメントしていくと、トリを飾ったのは日高さん。公開は5日からとなりますが、これからこの作品を知って貰えたらとコメント。

また、作品を気に入ったら周りの人に勧めて欲しいと訪れたファンに話すと、キャスト・スタッフ含め、ポジティブで前向きな雰囲気が大好きで、そんな作品に関われて嬉しいと結びました。

いよいよ4月5日(金)より公開となる本作。先に観たみなさんは周囲の人たちにお勧めして、ガンガン作品を盛り上げていきましょう! 

[取材・文/胃の上心臓]

 

拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ガンダムシリーズをはじめとするロボットアニメやTYPE-MOONを主に追いかけている。そして、10代からゲームセンター通いを続ける「機動戦士ガンダム vs.シリーズ」おじ勢。 ライトノベル原作や美少女ゲーム、格闘ゲームなども大好物。最近だと『ダイの大冒険』、『うたわれるもの』、劇場版『G-レコ』、劇場版『ピンドラ』がイチオシです。

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胃の上心臓
拗らせ系アニメ・ゲームオタクのライター。ロボットアニメ作品やTYPE-MOONの作品を主に追いかけている。

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スタッフ

監督:橋本裕之
脚本:上江洲誠
キャラクター原案:鈴木次郎
チーフディレクター :佐藤清光
キャラクターデザイン・総作画監督:土屋圭
音楽:kz(livetune)
音響監督:山口貴之
アニメ―ション制作:Studio五組
配給:クロックワークス
製作:LAIDBACKERS製作委員会
 

キャスト

三乃ハラミ:日高里菜
舞坂舞:茜屋日海夏
草薙・K:大地葉
アーネリア:内山夕実
らん:長縄まりあ
本天沼久美:花守ゆみり
鷺ノ宮優子:藤田咲
ロン:福山潤
レナード:小西克幸ほか
 

舞台挨拶情報

4月6日(土)

【実施劇場】MOVIXさいたま
【実施時間】11:10回上映前【559-772】
【登壇者】日高里菜・大地葉・茜屋日海夏・内山夕実・長縄まりあ(予定・敬称略)

【実施劇場】新宿ピカデリー
【実施時間】12:40の回上映後【559-773】
【登壇者】日高里菜・大地葉・茜屋日海夏・内山夕実・長縄まりあ・橋本裕之監督(予定・敬称略)

【実施劇場】イオンシネマ港北ニュータウン
【実施時間】15:15の回上映後【559-774】
【登壇者】日高里菜・大地葉・茜屋日海夏・内山夕実・長縄まりあ(予定・敬称略)
 

4月7日(日)

【実施劇場】立川シネマシティ
【実施時間】11:00の回上映後【559-761】
【登壇者】日高里菜・花守ゆみり・藤田咲(予定・敬称略)

【実施劇場】シネマサンシャイン池袋
【実施時間】15:00の回上映前【559-762】
【登壇者】日高里菜・花守ゆみり・藤田咲・福山潤・橋本裕之監督(予定・敬称略)

【実施劇場】川崎チネチッタ
【実施時間】16:20の回上映後【559-763】
【登壇者】日高里菜・花守ゆみり・藤田咲(予定・敬称略)
 

4月13日(土)

【実施劇場】MOVIX京都
【実施時間】10:20の回 上映後(Pコード:559-801)
【登壇者】日高里菜、内山夕実 (予定)

【実施劇場】なんばパークスシネマ
【実施時間】13:50の回 上映後 (Pコード:559-802)
【登壇者】日高里菜、内山夕実 (予定)

【実施劇場】ミッドランドスクエア シネマ
【実施時間】17:05の回 上映後(Pコード:559-803)
【登壇者】日高里菜、内山夕実 (予定)
 
■チケット販売
「チケットぴあ」にて販売
チケット価格:2,000円(全公演)
特設ページ

 

イントロダクション

京都に“逆”転生した勇者たちと魔王の、過酷な闘いが今、始まる・・・!?

祖母の駄菓子屋を継ぐため、京都に引っ越してきた美大生・本天沼久美。だが、空き家だったはずの駄菓子屋には、ハラミ・K・舞の三人の少女と犬一匹が住み着いていた!

なんと、ハラミたちは魔王を追って、剣と魔法の世界からこちらの世界へ転生してきた勇者達だったのだ! しかし、転生の影響で力を失った彼女たちは普通の人となり、しかもリーダーの姫騎士アーネリアは犬の姿に変わり果てていた・・・。

身寄りも常識もない彼女たちを追いだすこともできず、久美はおかしな仲間たちと同居をすることに。

元の世界での使命感からも解放され、平和な世界にも馴染みはじめ、それぞれが自由気ままに暮らしていたある日。力を失い、小学生となった、元魔王・らんが彼女たちの前に現れ、こう告げた。

「私と一緒に、魔王の欠片を集めてもらえませんか?」
 
公式サイト
公式Twitter(@obakeya_lb)

(C)おばけ屋/LAIDBACKERS製作委員会
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