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『THE IDOLM@STER』シリーズ15周年記念曲「なんどでも笑おう」発売記念 今井麻美&仲村宗悟インタビュー

『THE IDOLM@STER』シリーズ15周年記念曲「なんどでも笑おう」発売記念 如月千早役・今井麻美さん&天道輝役・仲村宗悟さんインタビュー

15周年、こんなこともありました

――これまでで思い出深かったライブやイベントについても伺いたいと思います。

仲村:今井さんは15年も演じられてて、いっぱいステージがあるから迷うんじゃないですか?

今井:いや実は、それも日に日に違うの。聞かれたときの状態というか、体調だったり、朝か昼か夜かでも違う。

その日ごとに「ああ、あれかな」っていうのがあるんですけど、今ハッと思い出したのは、今日このインタビューを受けてるこの場所(日本コロムビア本社)。ここに来るのがホントに久しぶりなんです。

以前、我那覇響役の沼倉愛美さんと四条貴音役の原由実さんの3人でラジオを日本コロムビアさんでやらせていただいたときがあって。そのイベントをここでやったんですよね。

その頃ちょうど原由実さんがわたしにぶりっ子の衣装を着せるという謎の野心を持っていて。すごくキラキラした目で「麻美さん買ってきました。罰ゲームで着てください」って渡された衣装がペラっペラの薄々などうしていいか分からないようなやつで(笑)。

一同:(笑)。

仲村:え、どうしたんすか?

今井:「いや無理でしょ!」スカートも短くて。

「無理だよ!」って言ったら由実さんが「大丈夫です! 麻美さんは可愛いです!」キラキラキラ~って。「キラキラキラじゃねーわ!」と(笑)。

でも、私もこういう性格だから、出された課題はクリアしたいって思っちゃって。

「とりあえず着てみてください!」と言われて、トイレに行って衣装をじ~~っと見ながら、「……着るのか、着ないのか」と考えた思い出を、今日思い出しました(笑)。

一同:(笑)。

――結局どうなったんですか!?

今井:結局、別の機会に着たんです。

仲村:おお! プロデューサー的には絶対に嬉しい。

今井:一度は断ったけど家に帰ってから「あれを着ないままでいいのだろうか?」となって。

――真面目!(笑)

仲村:何落ち込みなんですか、それは!(笑)

今井:だいぶ前のことなので、私の思い違いが沢山ありそうで、詳しいことはまた機会があったら原さんか沼倉さんに聞いてもらったほうがいいと思います(笑)。

とにかく、ここの玄関入ったときに思い出しました。「ウワーっ!(頭を抱える)」って(笑)。

その後、似たような服を来た千早のカードにもなりました(笑)。

仲村:うおお! すごい。

今井:千早巻き込んでゴメン! 思い出深いですね〜。

――強烈なエピソードでしたが、仲村さんはいかがですか? ハードルは考えなくて大丈夫ですので(笑)。

仲村:面白い話しなきゃ、面白い話しなきゃ、と思いながら聞いていましたよ(笑)。

今井:ゴメンゴメン!

仲村:いや、大丈夫です! 真面目な話としては、僕はやっぱり一番最初のリリースイベントですかね。

『SideM』がスタートしたとき、『アイマス』全体は10周年くらいなので、昔から応援してくださっているプロデューサーさんたちのことを考えると、最初からもうちょっと大きいところでもできるようなイメージを持ってたんです。

でも、『アイマス』はちゃんと階段を昇っていくコンテンツなんです。やっぱりあの最初のライブの感覚は今でも思い出せますね。

Jupiterの伊集院北斗役・神原大地さんがMCをやってくださったんですけど、ステージで最初に見る先輩というか、すごい背中で魅せてくれて。僕らに対してもめちゃくちゃ余裕を持ってくれているというか。

僕も雄馬(桜庭薫役・内田雄馬さん)も拓(柏木翼役・八代拓さん)も緊張してたんですけど、「大丈夫」って言ってくださって、4人で円陣組んでステージに出ていきました。

あのときの“最初のスタートライン”みたいなものはずっと覚えていますね。印象が強いです。

今井:ステージに出た最初の瞬間ってどんな感じだった?

仲村:ペンライトの光を自分に対して振ってもらえているのを見て、「なんて綺麗な海が広がってるんだろう」って思いましたね。光の海でした。めちゃくちゃ感動しましたね。

今井:ステージに立つと客席って暗くなってるから余計にね。

でも、ペンライトを持ってくれてると、そこに確実に人がいるんだよね。

仲村:そうなんですよ。

今井:それがすごく実感できるというか。

仲村:すごかったですね。

今井:一生忘れないよね。

仲村:一生忘れません。あの最初のことは、ずーっと。

今井:私も一番最初のころに天海春香役の中村繪里子ちゃんと、『アイマス』のロケテストもやってなかったころに、プロデューサーさんの前で歌を3曲ほど披露したことがあって。プロデューサーさんも50人くらいしかいなかったんですけど、そのときの景色は未だに覚えていますね。

どうしても他のライブは数を重ねていくたびに、映像が残らないものに関してはちょっとずつ忘れていってるんです。「前は全部覚えてたのに」とか思ったり、「そんなこともあったね」っていうのが増えるんですけど、やっぱり一番最初のときの不思議な感覚は一生忘れないなって思います。

――いきなり50人の前で歌うプレッシャーなんて僕らには想像もつきません。

今井:今では、応援しに来てくれてる味方だって分かるけど、最初は分からないしね。

仲村:そうですね。挑戦だったし、不思議な感覚でした。あの感覚は忘れません。

今井:スタッフさんからは何か言われていたの?

仲村:当時は、とにかくリハーサルを重ねてたんですよ。リハーサルが無い日とかも個人的に3人で集まってダンスレッスンとかを一緒にしたりして。

スタッフさんからは「失敗はみんなするけど、それを“やってしまった”と捉えないように、とにかく思いっきりやってほしい」と言われましたね。思いっきりステージを楽しんで、と。

僕らは最初からプロンプ(曲に合わせて歌詞が表示される機械)がない状態でやると言われていて、「お客さんの目を見てやって」と言われましたね。

今井:私たちも最初の4年くらいはなかったなあ。緊張感が全然違うよね。

仲村:ライブ感がありますよね。でも、ライブって間違えたことが失敗につながらないのがいいなって思います。間違えたことも一生懸命やってたら味になって、そのときの思い出になるというか。

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