アニメ
『ハリポタ 秘密の部屋』トムの吹き替え声優・石田彰の演じたアニメキャラ紹介【金曜ロードショー放送】

「金曜ロードSHOW!」『ハリー・ポッターと秘密の部屋』でトム・リドルの吹き替え声優を務めた石田彰さんがこれまでに演じたキャラは? 主人公の名相棒から裏切りキャラ、劇場版『鬼滅の刃』では強敵を演じる!

『新世紀エヴァンゲリオン』渚カヲル

渚カヲルは、『新世紀エヴァンゲリオン』をはじめ、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』などに登場するキャラクター。シリーズでも高い知名度を誇る人気キャラクターですが、実はTV版では第24話にのみ登場(OPを除く)。TV版では新たな適合者としてNERVにやってきますが、その正体は、シンジたちにとっての敵である“使徒”です。

「君に会うために生まれてきたのかもしれない」など、主人公・シンジに対して特別な想いを抱いているように描かれたカヲル。しかし、アニメ版ではその正体を明かすと共に、EVA弐号機を操り、アダムに迫りました。これにシンジは「裏切られた」と怒り、最後は自身の手にかけてしまい、彼の心には大きな傷が残ります。

 

 

カヲル君は、ミステリアスな言動の裏にある複雑な設定、敵だけれどそうは感じさせないシンジへの態度、またその人間離れした美しい容姿を含め、たった1話で視聴者に大きなインパクトを与えました。優しさやミステリアスさ、そして裏切りといった、「これぞ石田さんの演じるキャラクター」というキャラクターです。

 

 

『はたらく細胞』一般細胞 / がん細胞

人間の体内で働く細胞たちの姿が描かれた細胞擬人化アニメ『はたらく細胞』。本作で石田さんは一般細胞を演じました。

この一般細胞は、序盤の登場ではセリフもほぼなく、ただのモブキャラという扱い。しかし、ファンの間では、モブ役を石田さんが演じるのか?なにか重要な役割のキャラなのでは?といった予想が飛び交いました。そして、そんなファンの予想は的中! アニメ第7話にて、我々にとってもっと恐ろしい存在であり、作中でも脅威的な敵・がん細胞であることが明らかになりました。

体内に潜みながらも、どこかでひっそりとサインを出しているがん細胞。アニメにおいては、これまでに多数の敵キャラを演じ、アニメファンの間でそのイメージを定着させた石田さんが演じていることがサインとなっていたのかもしれません。

 

 

『Fate/Zero』雨生龍之介

『Fate/staynight』の前日譚である第四次聖杯戦争を描いたアニメ『Fate/Zero』。本作で石田さんは、キャスターのマスター・雨生龍之介を演じています。

この龍之介も主人公たちの敵として登場しますが、石田さんがこれまで演じた心のうちの読めないミステリアスなキャラクターたちとは異なり、非常にわかりやすい人物という点が大きな特徴。殺人をこよなく愛する快楽殺人者で、同じく残虐な一面を持ち合わせる相方のキャスターとのやりとりは見ていて清々しいほど。

 

 

作中では並々ならぬ目的を持って戦いに参加したほかのマスターたちとは異なり、偶然が重なり聖杯戦争に参加した龍之介。ほかのマスターとは立ち位置の全く異なる彼の“クール”な天性のサイコパスぶりを石田さんが表現しています。

『機動戦士ガンダムSEED』アスラン・ザラ

『機動戦士ガンダムSEED』の主人公 キラ・ヤマトの親友であり、序盤の主人公サイドの組織・地球連合軍の敵組織・ザフト軍の兵士として登場。最初は、本来いるべきところにいないキラを戦いながらも引き戻そうとしますが、仲間の死をきっかけに一度は彼を倒すことを決意しました。しかし、本来は平和を望む心優しい人物。終盤には、軍内での立場を捨て、父とも決別するなど、苦しい決断をします。最終的には平和に向かって戦うキラたちとともに戦争終結のため、組織を離れました。

 

 

続編となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、再びザフトのパイロットとして復帰。しかし、組織への不信感、なにかと衝突を繰り返す部下のシン・アスカ、キラとの再会……彼はまたしても組織を裏切ることを選択しました。

高い能力、心優しく誠実な性格を持ち合わせたアスラン。苦悩と決断に悩まされ続け、その人間性は完璧とは言えない描かれ方もしましたが、キラをはじめとした周囲の人と足りないところを補い合い、成長していく姿も魅力のひとつ。たくさんのキャラクターが登場する作品だけあり、それぞれのキャラクターごとに多彩な一面を覗かせるアスラン、そして彼を演じる石田さんの演技は必見です。

 

『鬼滅の刃』猗窩座

石田さんは、最近世間を賑わす『劇場版「鬼滅の刃」 無限列車編』にも出演! その役どころは上弦の参の鬼・猗窩座です。

猗窩座は、柱である煉?獄杏寿郎との熱い熱い死闘を繰り広げます。人間と鬼の信念がぶつかるこの激闘で、煉?獄を演じる日野聡さんと石田さんの掛け合いは迫力満点の映像とあわせて見逃せないポイントです。

原作ファンの間で誰が演じるのか話題となった猗窩座。上弦の鬼の強さが石田さんの演技によって遺憾なく発揮されていますので、ぜひ劇場で確かめてみてください。

石田さんの演技をもっと楽しみたいならこちら!

敵キャラを中心に石田さんの演じたキャラクターを紹介しましたが、石田さんの演技の幅はとても広いことでも知られます。

お次に、本格的な落語芝居を披露した『昭和元禄落語心中』をはじめ、『最遊記』『銀魂』で演じたキャラクターについても紹介します。

『昭和元禄落語心中』有楽亭八雲/菊比古

落語の隆盛と衰退の歴史が戦前から平成にかけて描かれたアニメ『昭和元禄落語心中』。TVアニメでは石田さんをはじめ、関智一さん、山寺宏一さんら声優陣による本格的な落語が話題を呼びました。

本作で石田さんが演じたのは昭和最後の大名人と呼ばれる落語家・有楽亭八雲(菊比古)。作中では戦前から落語に関わり続けた八雲の生涯が描かれているため、青年から高齢まで、各年代の八雲というキャラを熱演。また、鬼気迫る語り口や色っぽい喋り方など、噺によって異なる様々な演技を楽しめます。

 

 

『最遊記』猪八戒

中国の『西遊記』をモチーフとした漫画『最遊記』。『西遊記』でお馴染みの三蔵法師とそのお供たちの旅が、峰倉かずや先生による独自の世界観で紡がれました。

そんな本作で石田さんはお供のひとり・猪八戒を演じています。八戒はこれまで石田さんが演じられた二枚目キャラの印象にぴったりなキャラクター。ファンの間では三蔵一行の“お母さん”と評されるほど! 時折見せる怖い一面や毒舌、その暗い過去など、ただの優男ではない重厚なキャラクターを石田さんが演じています。

 

 

『銀魂』桂小太郎

最後に紹介するのはアニメ『銀魂』より桂小太郎。彼は攘夷志士であり革命家としてアニメ初期から登場。「ヅラじゃない桂だ」のセリフでお馴染みのキャラクターです。

桂は、石田さんが「50年後もあのまんま」と評するほど完成されたキャラクター。時にクール、時にシュールな姿が描かれますが、基本的にはギャグ担当。パロディギャグ満載の本作において、ボケとツッコミ、時にはラップ(カツラップ)を披露したり、時にオネェキャラ(ヅラ子)になりきったりと、銀時を中心に周りを困惑させる存在でもあります。

やや品に欠ける言葉やネタ発言など、これまで紹介したキャラクターとは一味異なる石田さんの演技が楽しめますよ!

 

おすすめタグ
あわせて読みたい

ハリー・ポッターの関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2024年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2024春アニメ何観る
2024年春アニメ最速放送日
2024春アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング