しおりとの出会いでお姉ちゃんになったれんげ。演じる上でもアプローチに変化が!?　冬アニメ『のんのんびよりのんすとっぷ』小岩井ことりさん×久野美咲さんインタビュー【インタビュー連載第11回】

田舎ならではの通学風景に憧れます

――これまでの話数の中で、特に印象的だったシーンを教えて下さい。

久野：私が印象に残っているのは、第7話「ハラハラする秋だった」のさつまいも（まさついも）のシーンです。「なんでボールは転がったあと、ちゃんと止まるの？」ってしおりがれんげに質問する台詞が印象的でした。

大人になると気にならなかったり、当たり前のこととして受け入れていることをれんげとしおりは「何でだろう？、どうしてだろう？」と素直に思うことができて。子供ならではの純粋さや真っ直ぐさが本当に素敵ですよね。

小岩井：あのシーンいいですよね。子供って純粋だからこそ疑問に思うことってあるけれど、れんげとしおりはまたちょっと違う視点だったりして。年齢は1つしか違わないのに、差があるんだっていうのも出ていて、些細だけどとてもいいシーンだなと思いました。

――哲学というか、レベルの高い会話でしたよね。そして、『のんのんびより』といえば田舎の風景があります。久野さんは東京都出身ですが、田舎への憧れや素敵だなと思うところはありますか？

久野：通学路に田んぼがあったり、れんげたちみたいに、みんなで一緒にそれぞれのお家を順々に回って帰るのは、憧れますね。都内だと電車やバスで通学することも多いと思うのですが、自然の中をのんびりお話しながら歩いたり、寄り道したり、遊びながら帰るのも楽しそうですよね。

小岩井：そっか〜。私はすっごく田舎なところと、そこそこ田舎なところに住んでいましたけど、電車に乗って学校に行くことはなかったです。でも、確かに東京だと電車で（通学している）小さい子を見かけますよね。それだとお家を回っていけないなって。『のんのんびより』の世界みたいに、みんなのお家を回っていくのは素敵ですね。

久野：そうなんです!!憧れます!!。

小岩井：改めて田舎の素敵さを思い知りました（笑）。

【後編に続く】

[取材・文／千葉研一]

バックナンバー

□第1回　宮内れんげ役・小岩井ことり【前編】

□第2回　宮内れんげ役・小岩井ことり【後編】

□第3回　富士宮このみ役・新谷良子×篠田あかね役・田中あいみ【前編】

□第4回　富士宮このみ役・新谷良子×篠田あかね役・田中あいみ【後編】

□第5回　一条蛍役・村川梨衣

□第6回　越谷小鞠役・阿澄佳奈

□第7回　越谷夏海役・佐倉綾音

□第8回　加賀山楓役・佐藤利奈

□第9回　宮内一穂役・名塚佳織

□第10回　宮内ひかげ役・福圓美里

□第11回　宮内れんげ役・小岩井ことり×しおり役・久野美咲

□第12回　宮内れんげ役・小岩井ことり×しおり役・久野美咲

TVアニメ「のんのんびよりのんすとっぷ」作品情報

イントロダクション

「やっぱりここは田舎なのん。」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
「旭丘分校」の生徒はたった5人。
学年も性格も違うけれど、野菜を作ったり、
虫捕りをしたり、楽器を練習してみたり・・・
春夏秋冬の変わりゆく田舎生活は
ワクワクが止まりません。

のどかでいつも通りだけど、くすっときて、
ちょっぴり沁みて、心がほっこりする。
まったりゆるゆるなメンバーが送る日常が、
またまたはじまります。

放送情報

2021年1月よりTVアニメ放送スタート！
テレビ東京：1月10日より毎週日曜25:35～
テレビ大阪：1月13日より毎週水曜26:35～
テレビ愛知：1月10日より毎週日曜25:35～
BSテレ東：1月11日より毎週月曜24:30～
AT-X：11月14日より毎週木曜21:30～
（リピート放送：毎週月曜9:30～毎週水曜15:30～）

各配信サイトでも配信予定！

※放送日時は変更になる可能性がござます、予めご了承ください。

スタッフ

原作: あっと（月刊コミックアライブ連載/KADOKAWA刊）
監督:川面真也
シリーズ構成:吉田玲子
キャラクターデザイン:大塚舞
総作画監督:大塚舞、古川英樹
色彩設計:重冨英里
美術監督:横山淳史
美術：草薙
撮影監督:佐藤敦
編集：坪根健太郎
音響監督:亀山俊樹
音楽:水谷広美
音楽制作:ランティス
アニメーション制作：SILVER LINK.