声優
とにかく保志総一朗さんの声と人柄が好き!【推し声優語らせてください・連載第5回】

カッコよさと可愛さを兼ね備えた声優・保志総一朗さん。演技幅の広さと素のギャップがたまらない!【推し声優語らせてください・連載第5回】

いつの間にか魅了されるキャラクターたち

『最遊記』孫悟空

 
私にとって保志さんを知るきっかけとなった『最遊記』はやっぱり外せません! 『最遊記』で保志さんが演じている孫悟空は、食いしん坊で天真爛漫な男の子。裏表がなく、いつもまっすぐで純粋なキャラクター性が、保志総一朗さんの声でますます輝いています。

そんな孫悟空は玄奘三蔵(CV:関俊彦)、沙悟浄(CV:平田広明)、猪八戒(CV:石田彰)と共に天竺を目指して旅をする仲間。また、この仲間たちのやり取りが大好きなんです。

孫悟空と沙悟浄がわちゃわちゃしていると玄奘三蔵が2人にうるさいと怒り、その様子を温かく見守る猪八戒……表では素直になれなくても仲間がピンチに陥った時にはしっかりと駆けつけ寄り添う、本当に強い絆で結ばれた4人だと感じます。

そんな『最遊記』にはたくさんの名シーンがありますが、特に私が好きなのは『最遊記外伝』。悟空(CV:保志総一朗)が「金蝉!金蝉!」と嬉しそうに名前を呼ぶ声が大好きで、あの無邪気さが本当に可愛いんです。また、最後のシーンはいつ何回見ても号泣してしまいます……。

過去2回実施された「最遊記朗読劇」では、保志さんを始め、声優さんの生の演技に圧倒されました。声の表現だけでこんなに伝わってくるものがあるんだと改めて実感させられたものです。

保志さんの声のイメージというのは人それぞれお持ちかと思いますが、私自身は孫悟空の元気で純粋でまっすぐで天真爛漫な高めの声のイメージがとても強く残っています。皆さんは“保志総一朗さん”と聞くと、どのような声が1番に浮かんできますか?

ちなみに、『最遊記』は大人気エピソード「EVEN A WORM編」のTVアニメ化が決定しています。TVアニメ『最遊記RELOAD -ZEROIN-』の新情報をお楽しみに!
 

『機動戦士ガンダムSEED』キラ・ヤマト

 
『最遊記』と並んでもう1つ、保志総一朗さんを語るにあたって絶対に外せないのが『機動戦士ガンダムSEED』です。おそらく、この作品でガンダムというジャンルにハマった女性は多いはず。私もその1人であり、オタクの道に進んだきっかけの作品でもあります。

幼馴染だったアスラン・ザラ(CV:石田彰)と戦争によって敵同士になってしまったキラ・ヤマト(CV:保志総一郎)。戦うことに意味はあるのか自問自答しながらも、自分がいなきゃ大切な人は守れないとストライクガンダムのパイロットとして戦います。

保志さんが演じているキラ・ヤマトは誰よりも心が優しい人物。自分のことよりも他人のことを優先してしまう自己犠牲的な精神を持っているからこそ、戦争で苦しむことになるのですが……。

このキラ・ヤマトの心の動き、苦悩を保志さんが繊細に表現されていて、キラの苦しみが本当に伝わってきては胸が苦しくなります。幼馴染で親友でもあるアスランと戦うシーンも見ていて辛くなるほど、保志さんの表現力が光っているシーンです。また、アスランを演じている石田彰さんの表現力とぶつかり合って生まれる相乗効果が本当にたまりません。

この作品をきっかけに、保志総一朗さんと石田彰さんのコンビも“推し”になりました。(現在、アニメイトタイムズでは「あなたの好きな声優コンビ」アンケートを実施中ですので、こちらもぜひチェックしてくださいね!)

ほかにも第1話でキラとアスランが再会した後でEDに入る流れは何度見ても神シーンですし、キラ・ヤマトといえば、第2話でストライクガンダムに初めて搭乗しOSを書き換える際の早口言葉が有名です。あの早口言葉をあんなにスラスラと、それも聞き取りやすく言えることに驚愕したことを覚えています。

保志さんの魅力を語る際に、『機動戦士ガンダム』キラ・ヤマトは外せませんね!
 

『プリンセス・プリンセス』坂本秋良


 
あまり知られていないかもしれませんが、『プリンセス・プリンセス』の坂本秋良(漫画『ファミリー・コンプレックスの主人公)も保志さんが演じているキャラクター。筆者にとってはイチ推しのキャラクターでもあります。

本作は男子校が舞台ですが、ただの男子校ではありません。男ばかりの生活に潤いと活気を与えるため、見目麗しい男子が女装するという「姫」制度が設けられている男子校。

姫に選ばれた時期外れの転校生・河野亨(CV:福山潤)、“東の姫”と呼ばれている四方谷裕史郎(CV:朴璐美)、“西の姫”と呼ばれている豊実琴(CV:柿原徹也)を中心に物語は進んでいきます。

保志さん演じる坂本秋良は姫の3人と同級生で学年を問わずに「坂本様」と呼ばれており、心優しく文武両道で統率力もあるキャラクターです。穏やかで包容力があり、多くの人を癒す人柄が保志さんの声にぴったりマッチしています。

何も悩みがないように感じるキャラクターですが、実は家族に対するコンプレックスを持っており、本人は「坂本様」と呼ばれることに好ましく思っていないところもあったりと話が進むたびに坂本秋良というキャラクターに惹かれていきました。(坂本様の秘密がわかる第6話は本当に可愛いので必見です!)

『スクライド』のカズマのように熱血なキャラクターを演じる保志さんも好きですが、『プリンセス・プリンセス』の坂本秋良や『機動戦士ガンダムSEED』のキラ・ヤマト、『裏切りは僕の名前を知っている』の祇王夕月といった癒し系キャラも保志さんの魅力が詰まっています。

ストーリーもすごく面白い作品ですので、気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!
 

『マクロスF』ブレラ・スターン

 
最初に声を聞いて「えっ本当に保志さん!?」と驚いたのが『マクロスF』のブレラ・スターンです。

筆者自身の保志さんの声のイメージとは真逆の低音ボイスでしたので、本当にびっくりしましたが、またこの艶のある低音ボイスもカッコいい……。いつの間にか保志さん演じるブレラに惹かれていき、登場シーンを楽しみにしていました。

そしてブレラのまっすぐで一途な面も素敵なところ。あくまで自分が感じたことではありますが、保志さんが演じるキャラクターは強い意志と優しさを持つキャラクターが多いような気がします。

声音はもちろん、クールでミステリアスなキャラクターを保志さんが演じることがとても新鮮だったこともあり、『マクロスF』のブレラ・スターンは印象に残っているキャラクター。

また、同時期に放送された『ヴァンパイア騎士』の支葵千里もミステリアスなキャラクターで低音ボイス寄りでしたので、保志さんの低音ボイスに魅了されていた時期だったのかもしれません。

声優さんが推しになると、次はどのような声が聞けるのか、どのようなキャラクターを担当するのか、楽しみが増えてすごくワクワクしますよね♩
 

『ブレイク・ブレイド』ライガット・アロー

 
個人的に、保志さんが担当したキャラクターで1番に思い浮かんできたのが『ブレイク・ブレイド』の主人公であるライガット・アローでした。ライガット・アローというキャラクター性が保志さんの声と調和していたんです。

魔力持ちが当たり前の世界で魔力を持っていない主人公。「能無し」と呼ばれる自分の人生に半ば諦めつつも、国王かつ親友のホズル(CV:中村悠一)に召喚された矢先で敵の襲撃に巻き込まれ、古代人が作った古代ゴゥレムを操縦することになります。

魔力を持っていないライガットだからこそ動かせる古代ゴゥレム。その力は魔力持ちの人が動かすゴゥレムよりも凄まじく、ライガットは仲間を守るために操縦し戦わざるを得なくなります。

また、このライガットも自分より他人を優先する優しい人柄。普段は温厚で仲間思いな一面を見せつつも、戦闘になると周りが見えなくなるほど頭に血がのぼるシーンもあります。

戦争が終わってからも仲間の死を悔やみ続けるライガットの心情がひしひしと伝わってくるほど、保志さんの表現力がピカイチに光っている作品と言っても過言ではありません。

特に、敵国の将軍・ボルキュス(CV:中井和哉)と戦闘を繰り広げる最後のシーンは必見。最後に見せるライガットの泣き笑いに何度鳥肌が立ったことか、その保志さんの演技にライガットの普段見せない感情が全部詰まっているように感じます。

まだご覧になっていない方は、ぜひ見てほしい作品です!
 

『アイドリッシュセブン』百

 
そして最後に紹介するのは『アイドリッシュセブン』の百です。『アイドリッシュセブン』のファン層は若い方が多いと思いますが、この作品を通して保志総一朗さんという人物を深く知った方が多いのではないでしょうか。

何と言っても百は元気で可愛らしい魅力がありますよね!常にハッピーオーラで包まれている百の姿を見るだけで、どれだけ励まされ救われてきたか……。

周りをいつの間にか笑顔にさせるムードメーカーで頼りになる存在ですが、甘え上手なところもあって、相方の千(CV:立花慎之介)のことになるといっぱいいっぱいになってしまう。そんなところも本当に可愛くて推せるポイントです。

「歌って踊って」がマストになりつつある今の声優業界、若い世代の声優さんたちがたくさん活躍されている中で保志さんといった“ベテラン声優”と言われる方々が「アイドル」を演られていること自体、本当にすごいの一言ですし尊敬の念を抱きます。

ありがたいことに1st、2ndライブを生で拝見させていただきましたが、保志さんのパフォーマンスは本当に百らしさが溢れていて、その場の空気を明るく和やかにさせてはその様子に自然と涙が込み上げてきました。

なかなか生のライブを楽しむことができない今でも、ライブBlu-rayでそのときの感情を何度も蘇らせて感じています。大好きな声優さんの、大好きなキャラクターだからこそ、その一瞬一瞬を見逃したくないですよね。

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