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ドラマCD『ゾンビ・ハイド・セックス』白井悠介他インタビュー公開

エッチなゾンBL(ビーエル)で新境地を開拓しているコミックス『ゾンビ・ハイド・セックス1』のドラマCD(3月25日発売)より、白井悠介さん、笠間淳さん、小松昌平さんのオフィシャルインタビューをお届け!

淀川ゆお先生原作による話題のエッチなゾンBL(ビーエル)コミックス、『ゾンビ・ハイド・セックス1』のドラマCDが、2022年3月25日に発売されます!

突然現れたゾンビから逃げることになったコンビニ店員・三柴晴臣役を白井悠介さん、三柴を守るイケメン自衛官・千ヶ崎一馬役を笠間淳さん、立花孝太役を小松昌平さん、葛西天達役を鈴木崚汰さん、依岡閃役を益山武明さんが演じます。

今回、白井さん、笠間さん、小松さんのオフィシャルインタビューが到着! 収録の感想や作品の印象などをたっぷりとお伺いしました!!

白井悠介さん(三柴晴臣役)、笠間 淳さん(千ヶ崎一馬役)、小松昌平さん(立花孝太役)オフィシャルインタビュー

△左から、笠間さん、白井さん、小松さん
 

――収録のご感想をお願いします。

白井:僕はゾンビ世界のお話が好きなので、今回はいつもより楽しみながら、収録させていただきました。笠間さんとは初めてのBLでの絡みだったんですが、キャラクター達のように徐々に徐々に息があっていく感じがして楽しかったです。そして、作品の続きが気になる……。タイトルにも「1」とありますしね。

笠間:一馬は、性格というかああいうキャラクター性故に、本当に朴訥としていて、でもなんか頼り甲斐があるみたいなイメージですよね。その部分を表現する調整が難しかったです。先生が絵のタッチをコミカルに描かれているところもあるので、そこをどう言う風に一馬として、あの朴訥としたキャラとして、演技するのかという課題もありました。無限のやり方があるので、どの芝居でいくか演出家の方と、お話しさせていただきながら作っていきました。僕自身も白井くんと同じく次回作がとっても楽しみです。一馬の心がもっと動いたりだとか、朴訥とした喋りじゃなくなっていくところをみてみたいなという想いですね。

小松:僕は途中から収録に参加させていただいたんですけど、もう半分くらい進んでいたこともあって、あの二人が喋り出した時に、「あ! もう結構ゾンビ世界で生きてる。二人の空気感出来てるな」って思いました。

一同:(笑)。

小松:なので結構ピリッとしてる空気を感じて、「あ! すごいな」と思いました。僕もその世界に浸かれるように、そこから調整して合わせさせていただきました。聞いていただけたら分かるのですがゾンビ作品において今回やりたかった役をやらせていただけるのが嬉しかったです。だから色々と考えてました。どういう風にやろうかなっていうのを……。でもそのシーンはリテイクがほぼほぼなかったです。

一同:(笑)。

小松:なので、僕の作ってきたイメージで良かったんだと思いました。それは嬉しかったです。僕としては皆さんが次回作を期待とおっしゃってるんですけど、僕の希望としては孝太と晴臣の過去編が気になるのでやってくれないかなって(笑)。

白井:あー、なるほど! スピンオフみたいなね?

小松:そうですねぇ。

白井:それもなんかいいよねぇ~。

小松:どういう風に2人が日常を送ってたかとか。

笠間:うん。うん。

小松:やっぱ孝太がどんな風に過ごしていたのかなとかが気になります。
 

――お話とキャラについてのご感想をお願いします。

白井:晴臣くんは、ゾンビ世界においても基本的には明るい感じなんですけど、やっぱり家族のことを思うとネガティブになっちゃったり……。どうやって安否確認しようとかを考えて不安になっちゃうのは、実際こんなことが起きたらそうなるよねと共感します。あと晴臣くんがお母さんのことはよく考えるんですけど、お父さんのことはあんま触れてないっていうのがちょっと気になって…。

一同:(笑)。

白井:あ、お母さんの方が好きなんだって。

一同:(笑)。

笠間:男の子は、お母さんが好きだよ。

白井:まあねー、そんなもんですかねー!!

一同:(笑)。

白井:今後の晴臣くんの家族の安否が気になります。そして晴臣くんは感情移入しやすくて、演じやすいキャラクターだったと思います。結構感情の起伏もあって、千ヶ崎さんとの対比が面白いですね。千ヶ崎さんが本当に朴訥と喋ってる中、晴臣くんはモノローグで結構ツッコミを入れていたり、演じてて楽しかったです。あと、小松くんが演じた孝太のあの咳は一回ゾンビになったことがある人が出せる咳だなと思いました。

一同:(笑)。

小松:なんですか!? それ!(笑)

白井:小松くん、なってるもんね。他作品でゾンビに。

笠間:それを生かしてね。

白井:なんかすごく「あ! 良いなぁ~」って思いながら聞いてました。

小松:嬉しいです。

白井:俺もゾンビ役やりたかったなぁーーーー!!!!

一同:(笑)。

白井:そう、モブでも良いからゾンビーー!

小松:あはは(笑)。

白井:ワンチャン! 次回あったらゾンビ役もやらせてもらっても良い?

一同:(笑)。

白井:次回あったら是非。

笠間:この作品はいろんな人の視点からいろんなドラマが広がっていくっていうのが本当に面白い部分だと思います。それこそさっきの孝太のスピンオフ話なんかも、本当にドラマが広がる。そして一馬もそうだし、晴臣くんもそうなんですけど、各々持っていた日常が、この状況になって壊れていくという中で、人はどういう風に動いたりだとか、どんな精神状況で生きていくのかっていう。その時の精神状況の違いによって、喋り方やテンションも変わってくると思います。だから本当に、より人間が生身な状態で臨まないといけない世界だと思うので、一役者としても、繊細にやるべきものだなという風に感じました。もしかしたら今はこういうキャラクターだった一馬が、こういう状況の中で、今後壊れてしまうかもしれない。まぁ、彼は自衛官なのでその辺の精神鍛錬みたいなものはあるかもしれないですけど。本当に人であるということの全部を総動員して演じたストーリーでした。とってもやりがいがあったなと思います。この次も色々できるなという思いが自分の中にあるので、本当に何度も言うようですが、次が楽しみです。

小松:もうまさにお二人が語っていただいたことそのままなんですけど、このお話はいつもの日常が壊れたところから始まります。孝太も多分こういう状況にならなかったら、自分の想いを出すことはなかっただろうなと思います。悲しい話ですけど、こういう世界になったからこそ、最後に自分の気持ちが出たのかもしれません。孝太が晴臣達について行くという選択をしたのは、少しでも長く晴臣と一緒に居たかったのかな、と。あんなことになるとは孝太も思ってなかったと思うんですけど……。感情の昂りとかが色々重なった結果だったのかなと。でも、ぽっと出の千ヶ崎さんに奪われた感じが…。

一同:(笑)。

笠間:でも、孝太としてはそういう思いだよねぇ。

白井:そうですよね。

小松:現実の世界に置き換えても、本当にいつどこで何が起こるかわからないし、そういう風にこの作品を見ると、やっぱり今の情勢だったりとかそういうものに当てはめて考えちゃうところもあります。でも日常が変化した時に、晴臣と千ヶ崎さんのような巡り合わせがあったということを前向きに捉えていきたいですね。二人が良い関係を作れたっていうのは、悲しい世界の中でも幸せが生まれた瞬間なのかなと思います。なので、運命は皮肉だけどそういう儚さの中に幸せがあるという部分が表現されていて、なんとも言えない気持ちになりましたね。
 

――このCDの聞きどころをお願いします。

白井:もう聞きどころしかないです。全体的にめちゃくちゃ聞き入ってしまうというか魅入ってしまうし、すごく展開もめちゃくちゃ次が気になります。

笠間:シリアスとコミカルのバランスが良いですよね。状況は切迫してるんだけど、その中でキャラクターたちが8頭身から3頭身とかに変わって思わず笑っちゃうようなツッコミどころのあることを言ってるっていうシリアスとコミカルのこのバランスが聞きどころだろうなって思います。

小松:僕は、途中からしか収録に参加させていただいていないですけど、やっぱりお二人の作ってる空気感が終始あって。その流れの中で生まれるコミカルな場面だったりとかシリアスな場面だったりとかを流れで聞いて欲しいなって思います。後、欲を言えば孝太が出ている所を聞いて欲しいです。

笠間:あとは、現場に入る時に入れ替わりでゾンビ役をやっていただけた方々が、終わって出て行かれたんですけど、皆さん声を潰していたので……(笑)。

一同:(笑)。

白井:そんなにハードなゾンビ!!

笠間:本気のゾンビも聞きどころですね。女性もいたから、女性のゾンビもいます。

白井:そうなんですよ。我々、ゾンビ役の方たちと一緒に録れなかったので、どういうゾンビを皆さんが演じられていたのか気になりますね。

笠間:あははは(笑) 確かに。

小松:僕も他のゾンビ知らないので……。

一同:(笑)。

白井:ゾンビたちがこの作品を彩ってくれていることは間違いないと思います。

笠間:是非危機迫るゾンビ達のお芝居も聞いていただければと思いますね。
 

――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

白井:この作品はゾンBLということでゾンビが出てくる内容にはなっておりますが、笠間さんがおっしゃってくださった通り、シリアスとコミカルのバランスがとても絶妙で、ホラーがあまり得意じゃない方もすごく入りやすい作品だと思います。この終末世界になった時に、彼らがどういう行動を起こしてどう成長していくのかっていう人間ドラマがちゃんと組み込まれています。晴臣くんが結構こういう状況の中でも前向きにいられるのは、やっぱり千ヶ崎さんがそばに居て支えてくれているからという所がすごく大きいと思います。そういう二人のどんどん絆が深まっていく所なんかはぜひ聞いていただきたいですね。コミックスはこのCDの続きのお話も出ていますので、併せて楽しんでいただければと思います。よろしくお願いします。

笠間:一馬と一緒にいることによって、晴臣くんもちゃんと前を向いて歩いているというのがあったんですけど、それって多分一馬も一緒だと思います。晴臣くんから、いち人間としてちゃんと生きて行くっていう力みたいなものをすごいもらってると思うので。それによって、一馬がどんどん変わっていくんですよね、いち自衛官から一人の男に。そして最終的には、最愛の人を守りたい男として変わっていくので、その辺りの所を是非聞いていただきたいですね。たとえば自分だったらこの状況でどうするかというのを照らし合わせて考えながら聞いていただけると、色んな意味で楽しめるんじゃないかなっていう風に思います。皆さんだったら生きることを諦めてしまうのか、そこでパートナーを見つけたらどういう風な想いを自分が抱くのだろうか等も含めて、ハラハラドキドキする展開を楽しんでいただきたいです。我々もキャラクターを演じている役者ではありますが、僕らもある意味ファンの方々と共にこの世界やこのストーリーがどういう風に進んで行くのかを見届けたいと思ってます。是非とも楽しんでお聞きいただければと思います。

小松:本当にお二人が素晴らしい空気感を作ってくださっていたので、それを少しでも支えられたらいいなと思いながら演じました。そして孝太として全身全霊演じさせていただいたので、ぜひ聞いていただきたいです。本当に笠間さんがおっしゃったように、僕もこういう映画を観ると、自分だったらどうするかとか考えながら観ています。この作品はそういった意味でも色んな層に刺さるんじゃないかなと思います。それこそゾンビ作品好きの方はゾンビものあるあるで、「あー、コレコレ!」みたいな製薬会社が出てきた時とか……。

一同:(笑)。

白井:あるある~! みたいなね。

小松:ツボを押さえてるというか。

一同:(笑)。

小松:いや、「変な薬作んなよ!」と思いますね。

一同:(笑)。

小松:毎回製薬会社が暗躍してる……。展開的にもとてもワクワクできると思いますし、それこそ、1の終わりとかはもうここからどうなるんだみたいな感じで終わるので。

笠間:うん。確かに! あの二人怪しすぎるもんね!

白井:確かに……。

小松:本当に続きが気になりますし、いつか孝太が救われてくれる日が来ると願って。僕も続きを待ち望んでおります。ありがとうございました。

CD情報

BLCDコレクション『ゾンビ・ハイド・セックス1』

※画像はイメージです
 
発売日:2022年3月25日予定
価格:3,300円(税込)
原作:淀川ゆお(花音コミックス/芳文社刊行)
品番記号:MOBL-1053
JANコード:4549743634333
 
<出演>
三柴晴臣:白井悠介、千ヶ崎一馬:笠間淳、立花孝太:小松昌平、葛西天達:鈴木崚汰、依岡閃:益山武明 ほか
 
<あらすじ>
「君のことは俺が守るから――」
 
突然街に溢れ出したゾンビから逃げることになったコンビニ店員・三柴。イケメン自衛官・千ヶ崎に間一髪のところを助けられるが、守ってもらう代わりに何故か素股を強要されて…!? 生存本能でフル勃起!!
 
自衛官・千ヶ崎×コンビニ店員・三柴、絶望する世界で、運命の相手と出会う。
果たして愛する人を守り抜くことはできるのか!?
 
アニメイトオリジナル特典:
おしゃべりCD(白井悠介&笠間淳)
 
(C)淀川ゆお/芳文社
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