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春アニメ『ブラック★★ロックシューター』石川由依、早見沙織、潘めぐみら登壇の先行上映レポート

「ブラック★ロックシューター」を暴れさせたかった──アニメ『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』先行上映会に石川由依さん、早見沙織さん、潘めぐみさん、深見真さん(脚本)、篠原宏康さん(プロデューサー)が登壇【レポート】

2007年にイラストレーターのhuke氏によってデザインされたキャラクターからスタートし、映像化・コミカライズ・グッズ・フィギュア化など様々な展開が行われてきた『ブラック★ロックシューター』。

2021年9月には世界観を全てを一新した新アニメプロジェクト『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』の始動が発表されました!

2022年4月3日のTVアニメ放送とディズニープラスでの配信を控える今作。2月25日には第1話をひと足早く楽しめる先行上映会が開催! 上映後にはスタッフ・キャストが集結したトークが実施され、作品の魅力がふんだんに語られました。

登壇者

シリーズ構成・脚本 深見真
プロデューサー 篠原宏康(トムス・エンタテインメント)

エンプレス[ブラックロックシューター]役 石川由依
デッドマスター役 早見沙織
ストレングス役 潘めぐみ

『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』誕生秘話が明かされる!

huke氏のイラスト「ブラック★ロックシューター」からスタートした今作。これまでの物語とは別世界のストーリーが展開することが明かされると、なぜ今アニメ化したのかという率直な疑問に篠原さんと深見さんが答えます。

2016年に深見さんと篠原さんが一緒に仕事をした際、深見さんが「ブラック★ロックシューター」を新しい形で手掛けたいと話したそう。篠原さん自身、「ブラック★ロックシューター」の造形美に惹かれていたそうで、そこから各界隈の協力を得てプロジェクトが進行したと経緯を明かしました。

もともと、huke氏のイラストが好きだったという深見さん。思春期の高校生の葛藤を描いた前アニメのファンでもあるそうですが、深見さんの中ではもっと別の形の「ブラック★ロックシューター」を見たかったという思いがあったとのこと。加えて、アクション要素を盛り込み、「ブラック★ロックシューター」を暴れさせたかったと熱弁しました。

そんな今作は『ミッション・インポッシブル2』のような作品であり、別の形で今後に繋げられる作品になっているとふたりは語りました。

目指したのは「ブラック★ロックシューター」が暴れてもおかしくない世界

まだまだ謎の多い世界観ですが、その設定付けについて深見さんは、原作の「ブラック★ロックシューター」が暴れてもおかしくない世界を目指したそう。ネタバレに配慮しつつ、今後の注目ポイントとして「悪役の描写」を挙げていました。

今作を指揮する天衝監督についての話になると、制作段階で天衝監督は「もっと激しく」と良く話しているそうで、ブレーキを掛ける側の篠原さんは、放送できる範囲に収まるのか少しだけ不安もあったと苦笑いしました。

天衝監督はキャストにとっても印象深いそう。潘さんはアフレコ中の監督について、ストッパーを外すことを許してくれる人だとコメントしました。

ちなみに、アフレコはすでに終了しているとのこと。ご時世柄、全員一緒で収録することは難しかったものの、何度か一緒に録ることができたよう。早見さんは3人揃った時は感慨深かったと当時を振り返りました。

1話600カットの大ボリューム!作画と3Dのハイブリッド作に期待

まだまだキャラクターについて語れることが少ない中、エンプレスの演技について石川さんは、記憶喪失であるが故に力を抜くことを求められたんだとか。エンプレスについては、記憶喪失が故に純粋であるものの、仲間を見捨てない強い意志も持っていると魅力をアピール。また深見さんは、今後、エンプレスに酷いことが起きると意味深な言葉を残しました。

同じくメインキャラクターであるデッドマスター、ストレングスについては、早見さん、潘さんの振り切った演技を楽しめると一同期待を煽ります。キャラクターの魅力については、戦いを経て、エンプレスと関わることでどんどんキャラクター性が広がると語りました。

会場では第1話を楽しんだ後だからこそ楽しめるトークの数々が展開。

そんな中、天衝監督からのコメントが紹介されると、今作は1話で600カットという大ボリュームで長編映画を作っているような作品であることが明かされました。天衝監督はスタッフ・キャストを絶賛しつつ、作画と3Dのハイブリッドである今作の仕上がりに自信があるとメッセージを残しました。

そのほかにも、印象深いキャラクターやそのキャストについてのトーク、どんでん返しが待っているという今後の見どころについても少し語られた今回の先行上映会。最後に石川さんは集まったファンに感謝しつつ、今回のイベントを通して改めて「ブラック★ロックシューター」が長く愛されていることが伝わったと感慨深い様子を見せました。そして、今後は視聴者とともにオンエアを楽しみにしたいと締めくくりました。

[文・MoA]

『ブラック★★ロックシューター DAWN FALL』作品情報

2022年4月3日 地上波TVアニメ放送、ディズニープラスにて見放題独占配信決定!

メインスタッフ

原作:ブラック★ロックシューター
監督:天衝
シリーズ構成・脚本:深見真
シリーズ構成協力・脚本:吉上亮
キャラクター原案:huke
コンセプトデザイン:友野るい 石渡マコト(ニトロプラス) 太田幼女(ニトロプラス)
キャラクターデザイン/総作画監督:野中正幸 中川耀
アニメーション制作:バイブリーアニメーションスタジオ バイブリーアニメーションCG
製作:ブラック★★ロックシューター DAWN FALL 製作委員会 UNLIMITED PRODUCE by TMS

公式サイト
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公式ポータル

原作「ブラック★ロックシューター」について

「ブラック★ロックシューター」は、イラストレーターhuke氏がデザインし、2007年12月26日にイラスト投稿サイトpixivや自身のブログで発表したオリジナルキャラクター。

このイラストに着想を得て、supercellのryo氏が楽曲を作り、huke氏が映像を付けて、2008年6月13日に動画投稿サイトのニコニコ動画に投稿された動画「ブラック★ロックシューター」は、750万再生を超えている(2021年9月現在)。

これまでも、映像化・コミカライズ・グッズ・フィギュア化など様々な展開がされており、海外のファンも多い。
2017年12月26日に、huke氏描きおろしの10周年記念イラストが公開され、大きな反響を呼んだ。
更にそのイラストをもとにしたスケールフィギュアも2020年12月に発表され話題となっている。

(C)B★RS/ブラック★★ロックシューター DAWN FALL製作委員会
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