『鬼滅の刃』人喰いの鬼に変えられたヒロイン・竈門禰豆子（かまどねずこ）解説＆情報まとめ！

竈門禰豆子は、『鬼滅の刃』のヒロインであり、主人公・竈門炭治郎の妹のひとり。炭治郎と禰豆子 以外の家族は鬼舞辻無惨の手によって惨殺され、彼女自身も人喰いの鬼に変えられてしまいます。

『鬼滅の刃』は、禰豆子を人間に戻すための方法を見つける旅と、家族の仇である鬼舞辻無惨を討滅するまでの物語。そんな物語の幕が上がるきっかけとなった竈門禰豆子の情報をまとめてご紹介します。

基本情報

誕生日：12月28日
年齢：12歳（物語開始時）→ 14歳（最終選別後）
身長：150cm（物語開始時）→ 153cm（最終選別後）
体重：39kg（物語開始時）→ 45kg（最終選別後）
出身地：東京府 奥多摩郡 雲取山（西多摩郡 雲取山 辺り）
趣味：裁縫
好きなもの：金平糖
CV（アニメ）：鬼頭明里
演（舞台）：髙石あかり

　
竈門家六人兄妹の長女。額を出すような形で結われた長髪と、市松柄の帯で締められた麻の葉文様の着物が印象的な少女。物語開始時ではまだ12歳だったにもかかわらず容姿端麗、町でも評判になるほどの美人さんだったというのが兄・炭治郎の談。家族思いの明るい性格で、母親と共に弟妹たちの面倒をみながら慎ましくも幸せな生活を送っていた。

高い身体能力

他の鬼たちと同様に不死性を発現しており、基本的に日光を浴びるか日輪刀で頸を撥ねられることがなければ、四肢をもがれるようなことがあっても短時間で回復してしまう。ただし、人を喰っていない影響から回復速度は他の鬼たちに劣っている。

鬼化の際、鬼舞辻無惨に与えられた“鬼の血”の量が多たった影響で、鬼になってから間もないにもかかわらず高い運動能力を備えている。炭治郎との共闘時には、剛健や裂脚、鋭爪を駆使した素早い立ち回りと、死地で発現させた後述の“血鬼術 爆血”で彼をサポートしている。

体格変化

鬼の基本的な特性のひとつ、自身の体格をある程度まで自由に操作できる。移動中は炭治郎の背負う箱に収まるように幼児化、それ以外の場では本来の大きさに戻って生活している。

中盤、遊郭戦にて自身を“成長”させる力を発現。手足の長いより戦闘に適した成人の体格に変化させ、四肢の欠損からでも即座に回復できる再生能力を獲得した。

本来の人喰いの鬼に近づいた姿のため、右側頭部には角、肌に枝葉のような模様が浮かび上がるなど異形感が増している。発現当初こそ闘争本能に飲まれ暴走してしまいかけたが、以降の戦いにて制御が可能となり、兄を力強くサポートした。

血鬼術 爆血

那田蜘蛛山での戦いの最中に発現。内を流れるエネルギーや血を媒介として発動させる、鬼が持つ超常的な異能の力で、禰豆子の場合は自らの血を爆熱させ、血が付着した対象をまたたく間に滅却することができる。

最大の特徴は、禰豆子の意思が反映されているかのように鬼の細胞のみを焼却すること。人体や衣類が焼けることはなく、炎で包み込むことで鬼由来の毒だけを体内から取り除くことが可能。

また、爆血で焼かれた鬼は再生能力が大幅に低下。四肢の欠損すら瞬時に回復してしまう上弦の月にも高い効果を発揮し、足止めや反撃の糸口となる活躍をいくつもみせた。

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睡眠によるエネルギー補充

人間の血肉を欲し、常に飢餓に苦しんでいる他の鬼たちと異なり、禰豆子は睡眠によってエネルギーを補充できるように体質が変化している。人を喰らわないで済んでいるのもこのため。このように体質を変化させる禰豆子の素質が、鬼から人間に戻るための糸口になるのではないかと、可能性が誇示されている。

鬼に変えられてからの動向

直後に現れた炭治郎を襲ってしまうが、彼の呼びかけで僅かながら理性を取り戻し、人喰いの衝動を抑え込むことに成功。自身を討滅しようと冨岡義勇が現れた際にも、怪我を負った炭治郎を庇うため威嚇する素振りはみせたが、冨岡義勇に襲いかかるようなことはなかった。

　
以降、人を喰わない保険として竹製の口枷を嵌めるようになり、これか彼女のトレードマークとなる。感情が希薄で簡単なコミュニケーションしか取れないが、炭治郎の師となった鱗滝左近次に「人間は皆お前の家族だ。人を守れ、人を傷つける鬼を許すな」という暗示を与えられたことで、人間＝家族を守るために力を振るうことができるようになった。

　
那田蜘蛛山での戦いの後、蟲柱・胡蝶しのぶに見つかり拘束されてしまう。柱合裁判に突き出され、殆どの柱から殺処分を求められてしまうが、冨岡義勇や鱗滝左近次の尽力、鬼殺隊の最高管理者・産屋敷耀哉の指令に庇われる。禰豆子が人を襲わない限りは処分を見送るということが決まり、炭治郎と禰豆子は柱や他の鬼殺隊たちの信頼を得るために戦うことになる。

　
「無限列車編」では炎柱・煉獄杏寿郎、「遊郭編」では音柱・音柱・宇髄天元、「刀鍛冶の里編」では霞柱・時透無一郎や恋柱・甘露寺蜜璃と共に戦いに参加。強敵との共闘や交流を経て一歩ずつ柱たちの信頼を勝ち取っていく。終盤では柱の誰もが彼女を驚異とは考えておらず、鬼殺隊のひとりとして扱われるようになっていた。

　
「刀鍛冶の里編」の最終決戦後、禰豆子は鬼でありながら太陽の光を完全に克服することに成功。人間に戻る大きな足がかりとなるが、同じく太陽の光の克服を目指していた鬼舞辻無惨に狙われることになってしまう。「無限城編」では 鱗滝左近次のもとに匿われ、珠世が開発した“鬼を人間に戻す薬”を投与された状態で終盤まで眠りについていた。

　
炭治郎たちと鬼舞辻無惨の死闘の最中に覚醒。記憶の混濁がなくなり、完全に人間へと回帰を果たす。そして、鬼舞辻無惨の最後の策略で鬼と成ったしまった炭治郎に、かつて自分がされたように必死で呼びかけ正気に戻すことに成功。人喰い鬼のいなくなった世界で仲間たちと勝利を喜びあった後、炭治郎とふたりで家族との思い出が残る家に帰っていった。

アニメで演じているのは鬼頭明里さん

――鬼頭明里さんの詳細な情報はこちら！

　
声優の鬼頭明里（きとう あかり）さんは1994年10月16日生まれ、愛知県出身。

『鬼滅の刃』の竈門禰豆子役のほか、『ラブライブ！虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の近江彼方役、『安達としまむら』の安達桜 役、『ウマ娘 プリティーダービー』のセイウンスカイ役など、人気作品のキャラクターを多く演じています。

　
[文/原直輝]

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メインキャラクター解説

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