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アニメ『さんかく窓の外側は夜』放送後イベント【夜の部】レポ

心温まるオリジナル朗読劇、アフレコ時のエピソードや裏話もたくさん飛び出したTVアニメ『さんかく窓の外側は夜』放送後イベントの夜の部をレポート!

2022年4月2日(土)にTVアニメ『さんかく窓の外側は夜』の放送後イベント『TVアニメ「さんかく窓の外側は夜」スペシャルイベント その後」が開催されました。

イベントには、声優の島﨑信長さん(三角康介役)、羽多野 渉さん(冷川理人役)、斉藤壮馬さん(迎 系多役)、安済知佳さん(非浦英莉可役)、三上 哲さん(半澤日路輝役)が登壇。

アニメの振り返りトーク、シリーズ構成・関根アユミさん書き下ろしのオリジナルエピソードの朗読劇、謎解き企画で盛り上がった【夜の部】の模様をお届けします。

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さんかく窓の外側は夜
「わたしの運命だ、君が。」除霊師&助手による史上最強の心霊探偵バディが誕生! 昔から不気味なモノを「視て」しまう体質の三角康介は、偶然出会った除霊師・冷川理人にその才能を見い出され、心霊探偵コンビを無理やり組まされてしまう。「これは運命の出会いですよ」三角に執着する冷川と、危うげな冷川を放っておけない三角。数々の事件を解決していくなか、浮かび上がる“運命”の真実とは──。ヤマシタトモコによる漫画『さんかく窓の外側は夜』(クロフネコミックス/リブレ刊)。累計発行部数170万部を突破したベストセラーコミックスが、実写映画化に続きTVアニメ化!「ホラー×ミステリー×バディ愛」の三拍子そろった新感覚“霊感エンターテインメント”がこの秋、幕を開ける!作品名さんかく窓の外側は夜放送形態TVアニメスケジュール2021年10月3日(日)~12月19日(日)TOKYOMXほか話数全12話キャスト三角康介:島﨑信長冷川理人:羽多野渉迎系多:斉藤壮馬非浦英莉可:安済知佳半澤日路輝:三上哲逆木一臣:諏訪部順一先生:平田広明スタッフ原作:ヤマシタトモコ『さんかく窓の外側は夜』(クロフネコミックス/リブレ刊にて全10巻発売中)監督・キャラクターデザイン:安田好孝チーフデ...

それぞれが演じる際に1番こだわったシーンとは?

さんかくモチーフのライトがステージを照らし、流れているBGMも相まって、TVアニメ『さんかく窓の外側は夜』の雰囲気に包まれている場内。大橋隆昌さんの司会進行によってイベントがスタートし、声優陣が登場します。

島﨑さんはピンクのシャツと靴下、羽多野さんはホワイト系のジャケットに水色のネクタイというアニメのロゴにちなんだ素敵な衣装でした。

ステージ画面に映し出されたキャラクターイラストは、今回のイベントのために描き下ろされたもので声優陣たちも大絶賛。ちなみに、今回のイベントは配信も映像化もないということで、昼の部から声が枯れるほど盛り上がったそうです。

最初の挨拶を済ませた後、まずはQ&Aの形式でアニメを振り返ります。

最初の質問は「キャラクターを演じる上で1番苦労した、こだわったシーン」について。島﨑さんが選んだのは、第12話の幼い冷川に言葉をかける三角のシーン。

このシーンの最後に羽多野さんが歌唱するEDテーマが流れたことにちなみ、島﨑さんは「Breakers」のシーンと呼んでいるとか。

このシーンを選んだ理由として、スタッフの皆さんが苦労したシーンだと感じたからと話す島﨑さん。最初に用意してもらっていた映像ではセリフを言う尺が足りないと感じつつも、思ったように演じてみた結果、スタッフの皆さんが演者の呼吸に合わせて尺を調整してくださったそうです。

島﨑さん曰く、これはなかなかないことだそうで、1箇所でも直しが入るだけでもどれだけ大変なことなのか、作業が増えるにもかかわらず「合わせるので自由に演じていただいて大丈夫ですよ」とスタッフが言ってくださったことに熱量を感じたと感謝の気持ちを述べていました。

監督が「(島﨑さんの)間がすごく良かったから画のほうを変えます」と言っていたよねと羽多野さん。収録の段階では音が何も入っていなかったので、実際にオンエアで見たときは「ここでBreakers!?」とびっくりしたそうです。

そんな羽多野さんが“苦労した、こだわったシーン”として選んだのは第1話の横たわった三角を挟んで店長と冷川が話しているシーン。

この第1話は羽多野さん自身、まだ冷川をどう演じればいいのか掴みきれていなかったこともあり、監督から「会話しているんだけど会話していないように演じて」と言われ、パニック状態の中で演じたシーンとのこと。

特に、店長との掛け合いのシーンが印象に残っているそうで、「三角くんを私にください!」と感覚だけで演じた際は隣にいた島﨑さんも恐怖を感じたそうです。でも、そんな得体のしれなさに冷川らしさを感じたと島﨑さんは笑いながら話していました。

続いて、斉藤さんが選んだシーンは第2話の迎系多の初登場シーン。ここでは、三角の中に入った冷川が出てきますが、この冷川Ver.の三角に色っぽさを感じたそうです。

また、言葉ですべてを説明しないところが本作の魅力でありつつも、「迎くんの場合は早口で長いセリフが要所要所にあって、それが彼の対話に繋がっているかなと思います」と迎系多の印象づけができればと思って演じたシーンだったと話します。

第7話で英莉可が暴走したシーンを選んだのは安済さん。この前のシーンから情緒が不安定な状態が続いていたこともあり、演者の安済さんも影響されて情緒が不安定になってしまったのだそう。

そんな中、島﨑さんが三角を通してグイグイ引っ張り上げてくれたおかげで、あの短時間で「生きていたいよ」というセリフに辿り着けたと話します。

その話を聞いていた島﨑さんは、「安済さんと掛け合いをするときは、あまり考えないようにしている」とのこと。安済さんがセリフにのせてくる感情にあわせて、島﨑さんも感情をのせて演じることが多いそうです。こういう演者のお話を聞くだけでも、もう一度アニメを見返したくなりますね。

最後は三上さんが選んだシーンを紹介。三上さんが選んだのは、第7話で妻に呪いをかけた英莉可に言葉をかけるシーンでした。

ディレクターから「このシーンは彼女が変わるきっかけの1つ」と言われていた三上さんは、声を荒げるのではなく1つ1つの言葉で諭していく様を想いを込めて演じたと話します。

三角が幼い冷川に言葉をかける様子とは真逆の“大人な対応”だからこそ、説得力があると話す島﨑さん。半澤と奥さんの関係性も素敵だと安済さんも頷いていました。

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