『ブルーロック』糸師 凛(いとし りん)の情報を一挙ご紹介! 兄・糸師 冴との仲やコミックスでの印象的なシーンなど解説します
史上最もアツく、最もイカれたサッカー漫画『ブルーロック』。今回ご紹介する糸師 凛は、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトに参加する高校生。なかでも、凛は「サッカーは殺し合い」とまで言い放つエゴイストです。初回から常にトップに君臨する凛ですが、その原動力の元には兄・糸師冴の存在がちらつきます。
本記事ではそんな糸師 凛の情報をご紹介! 主なプロフィールやプレースタイル、コミックスの印象的なシーンをまとめました。なお、本記事は糸師 冴の紹介記事と併せて読むことをおすすめします!
※本記事にはコミックのネタバレが含まれております。ご注意ください。
糸師 凛の基本情報
BL(ブルーロック)ランキング:1位
現時点での〝ブルーロック(青い監獄)〟のトッププレイヤーで、高い得点力を誇る。クールな雰囲気を纏っているが強気なプレーや言動が目立つ超エゴイスト。その一方で洞察力にも優れ、他選手の能力を見極めた上でそれを支配したコンビネーションプレーも行える。糸師 冴は実の兄であり、2人の間には深い確執がある様子。
誕生日は9月9日!
本日9月9日は、
— サッカー漫画ブルーロック【公式】 (@BLUELOCK_WM) 2022年9月8日
BLランキング1位の天才ストライカー
糸師凛の誕生日✨🎂✨
新世代世界11傑・糸師冴の弟で、
兄への復讐のためサッカーを追求し、
「サッカーは殺し合い」と言い放つ
エゴイスト🎉🎉🎉
美しいキック精度を磨き上げ活躍中⚽️‼️#ブルーロック#糸師凛誕生日おめでとう#糸師凛生誕祭2022 pic.twitter.com/Bv7w66pfNL
(ちなみに兄の冴は10月10日生まれです)
糸師 凛に一問一答
Q.好きな色
【『ブルーロック』キャラクターに1問1答!】
— サッカー漫画ブルーロック【公式】 (@BLUELOCK_WM) 2019年12月27日
Q.好きな色
糸師 凛(いとし りん) pic.twitter.com/kQl0Htk3u7
Q.自分が思う自分の短所
【#ブルーロックキャラクターに1問1答!】
— サッカー漫画ブルーロック【公式】 (@BLUELOCK_WM) 2021年3月17日
Q.自分が思う自分の短所
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Q.好きな動物
【#ブルーロックキャラクターに1問1答!】
— サッカー漫画ブルーロック【公式】 (@BLUELOCK_WM) 2022年12月10日
Q.好きな動物
糸師 凛(いとし りん) pic.twitter.com/px0mkOvnYD
Q.地球最後の日に何をするか
【#ブルーロックキャラクターに1問1答!】
— サッカー漫画ブルーロック【公式】 (@BLUELOCK_WM) 2021年9月1日
Q.地球最後の日に何をするか
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Q.2021年のバレンタインチョコ数
【#ブルーロックキャラクターに1問1答!】
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Q.昨年のバレンタインチョコ数
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コミックスでの印象的なシーン ※ネタバレあり
「糸師冴を潰すことが俺のサッカーの全てだ」(コミックス6巻 44話)
このセリフ自体は6巻ですが、この言葉の真相は15巻123話で明らかとなります。
天才・糸師 冴の弟として昔から扱われてきた凛、凛は兄を誇らしく思っていました。サッカーを始めたきっかけも兄の影響で、「俺は兄ちゃんと世界一(ストライカー)になるんだ」と幼いながらも心に秘めていました。2人でサッカーを始めて数年、高みを目指すべく冴は13歳にしてスペインにある名門クラブチーム「レ・アール」に入団します。その後凛と4年ぶりに再会を果たしますが、ここから2人の関係は大きく変化します。
再会で冴は凛に「世界一のストライカーじゃなく 世界一のミッドフィルダーになる」と話しました。これに対し、凛は「嫌だ」と「俺が一緒に夢を見たのはそんな兄ちゃんじゃない…!!」と反論。
そんな凛の様子を見て、冴は呆れたように「ぬるいな」と言います。そして、「この1on1でお前が勝ったら俺はもう一度お前と夢を見てやる でも俺が勝ったら俺たちの夢はここで終わりだ」と提案をしたのです。提案に乗った凛は冴と1on1をしますが、世界レベルを経験した冴に手も足も出ず2人の夢は儚くも散りました。
負けた後、凛は兄と夢が追えないならサッカーをする意味がないと正直に話したのですが冴からは「だったら辞めろ」「ぬりぃんだよ 慰めてもらえるとでも思ったか?欠落品が」「もう二度と俺を理由にサッカーなんかすんじゃねぇよ」と辛辣な言葉が返ってきました。幼い自分にサッカーを教えたのは兄で、そんな憧れの兄とのサッカーしていた大切な思い出まで否定された気持ちになり、徐々に凛の中に「自分の人生を狂わせた糸師冴を潰す」という感情が沸々と湧きあがったのです。
しかしこの怒りや憎しみの根源にあるのは、憧れていた兄に“認められたい”という弟の健気な気持ちなのかもしれません。17巻の終盤、冴との会話の中に凛の弟心が伺えるシーンがあります。
「俺はひとりで戦いたいのに…潔が…いや“青い監獄(アイツら)”が俺のサッカーに喰らいついてきやがる――“青い監獄”が俺をひとりにさせてくれない…!?ひとりじゃない…何だよこれ――気持ち悪い…!!!ぐちゃぐちゃにしてやる」(コミックス17巻 143話)
U-20日本代表vsブルーロック選抜チームにて。今まで単独プレーを好んでいた凛が、コート上で自身のプレーについてくるメンバー全員に不快感を覚え「FLOW(物事に集中し、脳がワクワクとしている状態)」に入った時の心情です。
元々メンバーに対して友好的では無い性格の上、自身の不可侵な領域に入られたため本来の凛の性質が現れます。その性質とは、兄である冴が魅せる相手を「美しく壊す」サッカーとは反対に、相手が最も強みとする武器をわざと出させ、相手よりも上のパフォーマンスでその自信を踏みにじる「醜く壊す」サッカーを好むこと。
今までの凛の洗練されたプレーを見ていた他のメンバーからしたら、コート上の破壊者(エゴイスト)としての覚醒はかなり驚くことです。絵心からは「狂ってんなぁ」、対戦相手の愛空からは「歪んだ性癖してんなぁ 天才の弟ちゃん」との言葉も上がっています。
その後の「もう理解(わか)ったろ凛 お前は世界一にはなれない 俺の影として生きていくカス弟だ」と煽られ始まる糸師兄弟の数ページにも及ぶセリフのない1on1のシーンには息を呑んでしまいます。
声優は内山昂輝さん
声優の内山昂輝(うちやまこうき)さんは1990年8月16日生まれ、埼玉県出身。
『機動戦士ガンダムUC』のバナージ・リンクス役をはじめ、『ハイキュー!!』の月島蛍役、『僕のヒーローアカデミア』死柄木弔役など人気作品のキャラクターを多く演じています。
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画像をクリックすると、関連記事にとびます。1998年生まれのフリーライター。アニメ文化とアンティーク雑貨と絵を見ることが好きです。物語だと西洋ファンタジーやバトル系が好き。おすすめされたらオールジャンルなんでも見ます。