2.5次元
舞台『華Doll*』メインキャストがその意気込みを語る

考察要素満載の知的興奮型”コンテンツ『華Doll*』の舞台がアニメイト池袋本店の“アニメイトシアター”でこけら落とし公演として開幕「僕らも大きな花を咲かせていきたい」ゲネプロ&囲み取材レポート

3月16日(木)から舞台『華Doll* THE STAGE-Another Universe-』(通称: 華ST)の幕が開けた。

『華Doll* 』は体内に特殊な花の種を埋め込まれ、「完璧なアイドル」を人工的に作り出すプロジェクト:通称【華人形プロジェクト】に人生を捧げる少年たちの成長と人生を描いたSFディストピア作品。原作ドラマCDや、キャラクターボイスを務めるキャスト陣によるイベントなど、多彩な展開をしてきた本作が待望の舞台化。

グランドオープンした「アニメイト池袋本店」の新たなオープンエリア「アニメイトシアター」の“こけら落とし公演”として上演される。

メインキャストは、結城眞紘役・北出流星さん、影河凌駕役・三島 涼さん、チセ役・徳井太一さん、灯堂理人役・丸山ナオさん、如月薫役・中島優斗さん、清瀬陽汰役・水瀬裕也さん。アンサンブルに久野⽊貴⼠さん、森⽥陽⼤さん、佐藤慧一さん、⾚間頼依さんが名を連ねる。本稿では、公開ゲネプロの様子と、開幕直前に行われた囲み取材の様子をお伝えする。なお、ゲネプロレポートにネタバレはないので安心して読んでもらいたい。

ゲネプロレポート

舞台『華Doll* THE STAGE-Another Universe-』は、芸能事務所「天霧プロダクション」のオーディションの場面から始まる。

オーディションに見事合格した結城眞紘、影河凌駕、チセ、灯堂理人、如月薫、清瀬陽汰の6人は、Anthos(アントス)としてプレデビュークラスに入ることとなった。集まったメンバーを紹介する。

まず結城眞紘は笑顔担当の18歳。担当カラーは赤、趣味は時代劇を見ること。「ファンのみんなが自然と笑顔になれるような、そんなアイドルを目指したいと思います!」

筋肉担当の影河凌駕は、最年長の24歳。担当カラーは緑で頼もしい存在。

ビジュアル担当のチセ。担当カラーはイエロー。マイペースな雰囲気が特徴だ。

歌声担当の灯堂理人は、元モデルのキャリアを持つ。担当カラーはパープルで、どこか冷たい雰囲気が漂う。

マイナスイオン担当の如月薫。18歳。担当カラーはブルー。趣味は絵を描くこと。

ムード担当の清瀬陽汰は最年少。担当カラーはオレンジ。自他共に認めるムードメーカーだ。

六者六様の彼らではあるが「アイドルになる」という目標は全員一緒。「完璧なアイドル」になってデビューするために、プロダクションが用意した寮に入ることに。

しかし他のメンバーと一線を引く冷静沈着な理人。紆余曲折ありながらも、真剣に練習をする5人の姿を見て練習に加わり、6人全員でパフォーマンス力を高めていく。体内に埋め込まれた特殊な花の種を咲かせたいと願いながら……。

6人がエネルギッシュにパフォーマンスする姿はとにかく華やかだ。しかしその一方で、常に横たわるのは不穏な気配。物語の中ではそれぞれが抱えた「過去」「想い」も少しずつ明らかになる。

映像と音楽が、複雑な心情、世界観を鮮明に表現していく。逆に無音の時間には、想像力がたっぷりと乗る。五感を刺激される舞台となっているのが、本作の特色のひとつと言えるのではないだろうか。また、Anthosの寮にいるマスコットアンドロイド・PLANTs(プランツ)のかわいらしい姿や、クスりと笑ってしまうアドリブも見どころだ。

なお原作のドラマCDを知らなくてもその世界に入り込めるように丁寧に作り込まれている。公式HPにもある通り「彼らのファンとして、本作品が提供するコンテンツをそのままお楽しみいただく」のも「作品の奥深いテーマまで辿り着くために考察する」のも自由だ。

本作で描かれるAnthosの物語を見守ってもらいたい。

 

(C)HANA-ST.AU
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