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夏アニメ『AYAKA ‐あやか‐』連載インタビュー:梶原岳人(福分茶太郎 役)×榊原優希(天乃夜胡 役)【第4回】

夏アニメ『AYAKA ‐あやか‐』連載 第4回:梶原岳人(福分茶太郎 役)×榊原優希(天乃夜胡 役)|温泉で裸の付き合いをして友情を深めた3人の今後にも注目!

7月1日よりスタートしたオリジナルTVアニメ『AYAKA ‐あやか‐』。作家集団GoRAとキングレコードがタッグを組んだこの作品は、相棒×師弟×好敵手×兄弟という関係性と、それぞれに宿命を背負った男たちの絆の物語を描いていく。緻密なストーリー、深く広い設定、魅力的なキャラクターたち……。『K』を手掛けたGoRA作品の魅力が、ここにも詰まっている。

連載第4回は、鞍馬春秋の弟子コンビ対談。福分茶太郎役の梶原岳人さん、天乃夜胡役の榊原優希さんに作品について語ってもらいました。

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AYAKA ‐あやか‐
八凪幸人は、本土の児童養護施設で育った少年だったが、ある時亡き父の弟子であるという傍若無人な青年・沙川尽義がやってきて、幸人を故郷である綾ヵ島に連れ出してしまう。七つの島が連なる綾ヵ島は、火と水の龍の伝説が色濃く伝えられ、「ミタマ」と呼ばれる不思議な存在が当たり前のように生息する奇妙な島だった。幸人は、綾ヵ島の調和を守る仙人であったという父の三人の弟子たちと関わりながら綾ヵ島で暮らし始める。だが尽義の二人の兄弟子である鞍馬春秋と伊吹朱の間には深い確執があった。調和の崩れ始めた「あやかい」島で、幸人が直面する真実とは——作品名AYAKA‐あやか‐放送形態TVアニメスケジュール2023年7月1日(土)~2023年9月17日(土)TOKYOMXほか話数全12話キャスト八凪幸人:上村祐翔沙川尽義:寺島拓篤鞍馬春秋:鳥海浩輔伊吹朱:梅原裕一郎福分茶太郎:梶原岳人天乃夜胡:榊原優希一条いばら:花澤香菜八凪真人:津田健次郎尼宮百々子:早見沙織稲生三次:飛田展男薪田太平:福山潤ミタマ:椎名へきるスタッフ原作:GoRA・KINGRECORDS監督:長山延好シリーズ構成・脚本:GoRAアクション監修:柴田裕介キャラクター原案:redjuiceキャラクターデザイン:金子美咲モンスターデ...

思ったよりも、まだまだ未熟? テープオーディションの思い出

――作品のどんなところが面白そうだと思いましたか?

梶原岳人さん(以下、梶原):日常は日常でちゃんと現実世界とリンクしている部分があるんですけど、そこにいい具合に異世界感があるんですよね。そのバランスがいいなと思っていました。日常を過ごしている、住んでいる家とか、田舎の風景、島の雰囲気がある端々に、ちょっと不思議なことが紛れ込んでいるというのが、想像力が掻き立てられるので、僕の好きな感じだなと。

榊原優希さん(以下、榊原):最初はもっと非日常が中心なのかなと思っていたんです。それこそ、ずっと戦っているのかな?って想像していたんですけど、実際に台本を読んでいくと、日常の部分がむしろ大切にされている気がして。それぞれのキャラ同士の関係性が日常の細かな部分に散りばめられているんですよね。温かい日常を見れば見るほど、この先どうなるんだろうとドキドキしている自分がいました。

――お二人は、鞍馬春秋の弟子の2人を演じていますが、テープオーディションの思い出はありますか?

梶原:随分前ですよね?

榊原:だいぶ。

梶原:決まってからも長くて、収録が1年後だったりもしたんですよ。

――そうなると、テープでどう演じたんだろう?ってなるかもしれないですね。

榊原:それで言うと、僕はテープの記憶がすごくあったんです。最初、夜胡のルックスと資料を見たときに、結構クールな感じなのかな?と思っていたんです。なので、自分の中でのクールな感じでやってみて、テープを録って聞いてみたんですね。そしたら、クールには振る舞ってはいるけど、榊原のクールじゃない感じが出てしまっているなとソワソワしちゃって(笑)。

それを「大丈夫かな?」と思って提出したら選ばれたので、それが逆に夜胡くんの、クールっぽく振る舞ってはいるけど、弟子としての未熟な部分を表していたのかな?と思って。

――見た目だけ見ると、かなりクールに見えますもんね。

榊原:そうなんですよ! だから最初は自分の感じで大丈夫だろうかと思っていたんですけど、それが逆にいい方向に転がったのではないかと、なんとなく思っています。

梶原:そういう意味では、最初の印象とはみんな違うのかもね。僕がオーディションのときに感じていたのは、今の茶太郎像とは違うものだったりしたので。そもそも名前が、福分茶太郎だったし、化けたりするのかな?と思っていて(笑)。そういうことがあってもおかしくなさそうな世界観だったし。

あらすじはあったけど詳しいストーリーはいただけていなかったので、自分でなんとなく想像しながら役について考えていたんです。そのときは、もっと茶太郎は、兄貴分なのかなと思っていて。夜胡と一緒にわちゃわちゃはするけど、何だかんだ、幸人に対しても兄ちゃんっぽく振る舞ったりするのかな? 弟子だけどできる弟子なのかな?って思っていたけど……。

榊原:僕も、(夜胡を)もっとできる弟子だと思っていました(笑)。 

梶原:そしたら、まだ全然修行の身だったね(笑)。

――第4話でも、幸人がすごすぎてビビっていましたしね。

梶原:そうそう、いきなり追い越されてるぞ!って思いました。

――キャラクターのビジュアルはいかがでした?

梶原:僕は、キャラデザのredjuiceさんがもともとすごく好きで。アニメ『ギルティクラウン』のキャラクター原案をされていて、その頃からイラスト集を見たり、絵を集めたりしていたんです。だから、カッコいい!と思いながらオーディションを受けていたし、作品に出られたら嬉しいなと思っていました。

榊原:絵がカッコよかったから、キャラクターもカッコいいと思ったのかもしれないです(笑)。

(C) GoRA・KINGRECORDS/Project AYAKA
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